非リア王 の商品レビュー
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雑誌連載のコラムを集めたものなので、一つ一つのテーマが軽い。まぁその分読みやすいと言う感じがする。 ただ非リア充の話は面白かったけれど、ITの話はちょっと微妙だった。わからない人がわかりやすく書くというか、語句の説明とそれに対してやいやい言うだけ、のように感じた。 この著者の本は、ネットスラングが多くて、苦手な人は苦手かもしれない。私はTwitterはやっていないしオタクではないけど、Twitterのまとめを見るのは好きなので、そこは楽しめた。というか好き。
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高校生のビブリオバトルで紹介されていた書籍です。 そのタイトルのキャッチ―さから手に取りました。 紹介者の言う通り、「下から目線」でありながらも毒のある数々の文章は、とても読みやすく魅力的でした。 「無職ではない(作家として収入はあるものの会社員として積雇用されているわけではない)」「既婚(「非リア」としては恋愛・結婚は忌避される)」など、いくつかのハンディを負っている筆者ですが、「非リア」としてのマインドを忘れずに世の中のさまざまな事柄を切って捨てていく様子は爽快です。 他者からの承認をいかに得るか、とうことに拘泥する(せざるをえない)社会の中で、どれだけ自分らしく(かつ「ラク」に)生きてゆくのか、筆者の文章を読むことで、ありのままの自分でよいのだ、とも感じることができます。 自らが「非リア(現在では「陰キャ」という言葉もありますが)」だと思っている人も、そうでない人も、どんな人でも楽しめる本だと思います。
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コラム集。 3部構成。 1.非リアについて 非リアがいかに崇高で、リア充やソロ充よりもどれだけ優れているか、どうすれば非リア王になれるかを著者なりに綴っていた。 ほとんど暴論だが、それがまた面白い。 2.IT用語について 小難しいIT用語をどういう意味かを予想して思いを綴る。コラムの半分はIT用語と関係のない話。なんでもありかいッ 3.時事問題について 時事問題について著者なりの分析を交えて解説。 ここのコラムは意外とタメになった。 国の政策を何も考えずに受け入れていたが、もっとよく考えてみればその意図が分かってくる。 コラム集なるものを初めて読んだ。 著者のねじ曲がった(?)性格が存分に表れていて、楽しく読むことができた。 特に度々出てくる秀逸な例えや担当への憎悪は特に面白かった。 カレー沢さんの他の文章も読んでみたい。
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あらゆるネガティブな価値観を無理やり反転させる孤高の革命家、カレー沢薫御大によるエッセイ集。 タイトル通り非リア充こそ勝ち組というアンチ・テーゼを示す「非リア充」は、編集者の力量不足ともいうべきか、あまり面白くなく、ベストなのは御大が見聞きしたこともないIT用語を自己流で解釈し...
あらゆるネガティブな価値観を無理やり反転させる孤高の革命家、カレー沢薫御大によるエッセイ集。 タイトル通り非リア充こそ勝ち組というアンチ・テーゼを示す「非リア充」は、編集者の力量不足ともいうべきか、あまり面白くなく、ベストなのは御大が見聞きしたこともないIT用語を自己流で解釈して説明する「IT用語」のパートである。 これを読むと、IoTを「Internet Of Things」の略語だと思っていた過去の自分を殴りたくなるし(カレー沢薫御大によるIoTの正しい意味は、ぜひ本書を読んでほしい)、クラウドについても「クラウドコンピューティング」の前に「FF7のクラウド」を思い起こすのが正しい気がしてくる(なにせ、FF7のクラウドはあまりに同人誌での人気ぶりに、森が一つ消滅したとされているらしい。AWSの同人誌で森が消滅したか?、いやしていない)。 IT業界の方々には、自らの知見を深める意味でもぜひ読んでいただきたい一冊。
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リア充ではない奴が一番コスパ良く人生を生きていけるという本だったけど、非リア王のコラムより後半に載ってたIT用語をカレー沢さんが解説するコラムの方が面白くて何気に勉強になった。 なんだかそう言う所もカレー沢さんっぽい。
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