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ポーの一族 Premium edition(上巻) の商品レビュー

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2024/02/09

新しい血を、いけにえを手に入れるためにさすらっているバンパネラの一族であるポーの一族。 その一族に育てられポーの一族として生きなければならなくなった兄妹。 兄のエドガーと、妹のメリーベル。 そしてメリーベルの替わりにポーの一族となったエドガーの同級生のアラン。 歳をとらないポ...

新しい血を、いけにえを手に入れるためにさすらっているバンパネラの一族であるポーの一族。 その一族に育てられポーの一族として生きなければならなくなった兄妹。 兄のエドガーと、妹のメリーベル。 そしてメリーベルの替わりにポーの一族となったエドガーの同級生のアラン。 歳をとらないポーの一族。 エドガーは17歳のまま100年生きています。 過去と未来が前後することもある連作短編集です。 このコミックは、昔、小学生だった時に夏休みに従姉のお姉さんの家に泊まりにいくと、お姉さんの部屋に置いてあって、そっと借りて少しだけ読んだことがありました。 お姉さんは東京の自由学園という全寮制の学校に入っていたので家にいませんでした。 ずっと読みたいと思っていたコミックですが、念願かなってやっと読めました。 私がお姉さんの部屋で読んだのは『すきとおった銀の髪』というメリーベルとチャールズという少年の初恋と25年後の再会のお話でした。(読んだらはっきりと思い出しました)チャールズの思い出の中の少女は25年経っても少女のままでした。チャールズはメリーベルをメリーベルの娘と勘違いして、メリーベルは再び去る。という美しくも哀しいお話です。 むかしむかし メリーベルが言ってた 兄さん わたしたちは いつまでも 子どもでいられるの だから いつまでも はるかな国の 花や小鳥の 夢を見ていて いいのね ーって とても幻想的で、なんだか郷愁を誘う懐かしい話だと思いました。

Posted byブクログ

2019/03/19

十三歳の時は十四歳になりたかった 十四歳のときは十五歳になりたくなかった 狂おしいまでに十四歳のままでいたかった エドガーたちの年齢を超えたくなかった

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