洋食小川 の商品レビュー
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洋食小川 小川糸 ∞----------------------∞ 小川糸さんのエッセイ。 2016年の年始から年末まで。 小川さんのエッセイはなんだかホッとする。 エッセイって、その人の考え方や過ごし方を垣間みれる感じがして好きだけど、あまりに素敵な過ごし方をされてると、「人生もっと頑張らなきゃ」って思ってしまうんだけど、小川糸さんの場合、ベルリンで過ごされてたりカッコイイなと思う反面、友達みたいに感じてしまうところもあるから不思議。 なんとなく私と似てて喜怒哀楽が激しくない感じが疲れなくていいのかな。それが、普段の作品にも出てる気がする。 ただ、楽しい話ばかりじゃなくて3.11関連のことも結構書かれてあったし、最後はなにか悲しい出来事もあったようだけど、今年もゆりねとペンギンと無事一年を過ごせたという締めくくりで、私も心地よく1冊読めて良かったと思えた。 2024/10/23 読了(図書館)
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小川糸さんと、ペンギンさんの食にまつわるいろいろ。 料理や、おもてなしが丁寧に描かれていて、時間がゆったり流れていく。 小川糸さんのエッセイは1年間を一冊にまとめているから、自分も1年間過ごした気分になってしまう…読書の醍醐味!!
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面白かったし、小川さんの小説をますます読みたくなった、ベルリンの街についても知れたし、アーユルヴェーダも受けてみたいと思った
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私の個人的な事情なんで完全自己中感想 恋人や旦那さんと仲睦まじいエピに嫉妬 柔軟剤大好きだからなんかな…… 後ペットは大切な家族です それは間違いなく でも幼稚園ではないだろ……と思ってしまう私の心の狭さ でも料理美味しそう 信念もって生活してらっしゃるんだろう
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コロッケにかぼちゃのプリンなんて、本当に洋食屋さんみたいだと思う。お料理上手なところがエッセイに出ていて、ほっこりする。カレーもいいなと思う。カレーを作ると家庭の味に落ち着く感じがしてとてもいい。今度また小川糸さんの「食堂かたつむり」を読んでみたいと思った。
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ゆりね(犬)、ペンギン(旦那さん)と一緒に過ごす一年間の日記風エッセイ。 美味しいものを食べること、行きたい場所に行くこと、やりたいことをやること、がたくさん詰まった糸さんの日常生活。読んでいて、優しい気持ちになれます。
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小川糸さんらしい、自由でゆるーいエッセイ。台湾、ラトビア、ベルリン、リトアニアと、どんな国でもマイペースに、夫のペンギンと犬のゆりねと暮らしていくところがよかった。 ベルリンでは、犬とお店にも自由に入れる分、義務としてしっかりしつけが必要とされていたり、日本のドーベルマンの耳は断耳されてあの形になっているので、自然な形だとたれ耳だったり(向こうでは断耳が禁止されている)、外で散歩時にトイレを済ませるのが一般的だからトイレシートはほとんど売ってなかったり、国によって犬との暮らし方って全然違うんだなと思った。 書初めの課題で自由に書いて良いからと、卍と書いてみるところ、書き順が実はあると知ったこと(横横縦縦縦横)、なんだか小川糸さんらしいエピソードで、ほっこりした。
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小川糸さんの日記みたいなもの 生活を垣間見れて楽しい ほんといつかベルリン行きたいな 私も感じてみたいな 居心地のよい生活をするには自分も周りに寛容的でないといけないな 甥っ子にお年玉はあげないんだって 恵まれていて十分豊かだから その分貧しい国の子供たちとかに寄付するんだと
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読みやすいエッセイ。 ところどころに、糸さんの作品の名前が出てきて改めて読みたくなった。 ベルリンの物々交換のように、自分の使わなくなったものを誰かが使ってくれるような世の中になったらいいな。 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 同じ人というのはいないのだから、完全に理解し合えるというのは不...
読みやすいエッセイ。 ところどころに、糸さんの作品の名前が出てきて改めて読みたくなった。 ベルリンの物々交換のように、自分の使わなくなったものを誰かが使ってくれるような世の中になったらいいな。 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 同じ人というのはいないのだから、完全に理解し合えるというのは不可能だと思うのだ。 相手と自分が、理解し合えると錯覚するから、喧嘩したり、戦争したりする。 完全には分かり合えないからこそ、相手を理解する努力を重ねなくちゃいけないし、少しでも共感できたとき、そこに大きな喜びを感じる。
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タイトルとは異なり料理エッセイ本ではない。 小川さんファンにはたまらないのかもしれないが、自分の好まないことに関しての批判が多くて気持ちが萎える。 いっそのことゆりねちゃんメインのエッセイの方が楽しいと思う。 とは言えこの本はいわゆるエッセイとは違いブログをまとめたものらしいので...
タイトルとは異なり料理エッセイ本ではない。 小川さんファンにはたまらないのかもしれないが、自分の好まないことに関しての批判が多くて気持ちが萎える。 いっそのことゆりねちゃんメインのエッセイの方が楽しいと思う。 とは言えこの本はいわゆるエッセイとは違いブログをまとめたものらしいので、人様の日記を読んでいるのだから仕方がない。 それなら読むのをやめれば良いのだが、図書館で一気に借りてきてしまったのだからそれも仕方がない。 印象に残った編は「made in Latvija」 ミントと牡丹の花びらの入ったラトビアのお茶。 ふんわり甘い香りのはちみつ石けん。 はちみつのクリーム、菩提樹のクリーム、バラを使ったクリーム、どれも天然素材。 メイドインラトビア、良いなぁ。 あと、犬のしっぽ、耳について。 プードルのしっぽは日本では見た目の可愛らしさからカットされている。 ドーベルマンは本来、大きな垂れ耳でしっぽも長いのだが、その職務の為わざと怖い印象になる様に断耳、断尾しているとのこと。 ネットで調べてみるとドーベルマンは長い耳やしっぽを掴まれ振り回されない防衛の為でもあるらしい。 断耳、断尾も痛みの感度が著しく低い生後まもなくにするそう。
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