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トミノの地獄(4) の商品レビュー

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2019/02/23
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つげ義春の目玉の看板だらけの町、が戦争で荒廃していく……丸尾先生にしか作れないマッシュアップ。 悲劇に翻弄されるのは相変わらずだが、しかし悪人は悪人らしく。 そして清く生きようとしたものにはそれなりの。 意外にヒューマニスティックでびっくりした。 長崎での戦争といえば……。

Posted byブクログ

2019/02/13

物心がつく前に母の親類に預けられた二卵性双生児は、 浅草の見世物小屋に売り飛ばされたが、 そこに集まっていたのは疎外された優しい人たちで、 束の間、安らぎを覚えたものの、 悪意ある大人の目論見によって引き裂かれ……。 トミノはカルト教団の巫女として祭り上げられたエリーゼの 付き...

物心がつく前に母の親類に預けられた二卵性双生児は、 浅草の見世物小屋に売り飛ばされたが、 そこに集まっていたのは疎外された優しい人たちで、 束の間、安らぎを覚えたものの、 悪意ある大人の目論見によって引き裂かれ……。 トミノはカルト教団の巫女として祭り上げられたエリーゼの 付き人にされ、 カタンは孤島で身体改造を施されそうになったが、辛くも脱出。 一方、双子の母である元女優・歌川唄子こと松田昌江は、 見世物小屋を焼け出された一同を引き取って、 郊外で平凡な暮らしを始めた。 トミノとカタンがそこに合流できれば ハッピーエンド、だったのだが――。 地獄巡りの果ては空襲。 犠牲になるのは、いつも無垢で非力な者たち。 何しろ“あの”丸尾先生の作品なので(笑) どんなヒドイ結末になるのかとハラハラしていたが、 予想外にヒューマニズムに溢れていて感動した。 昌江ママが時間の経過と共に 穏やかで柔らかい顔つきになっていったのが一層、 悲しみを際立たせる。

Posted byブクログ