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駒音高く の商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2019/06/17

将棋に関わる人たちを温かく描いた連作。第一話「大阪のわたし」が良かったな。じーんとした。将棋のことをあまり知らない人も読みやすい書き方だ。ただその分(かどうか)、わりとあっさりしていて、ちょっともの足りないような気もする。

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2019/06/14

【収録作品】第一話 大阪のわたし/第二話 初めてのライバル/第三話 それでも、将棋が好きだ/第四話 娘のしあわせ/第五話 光速の寄せ/第六話 敗着さん/第七話 最後の一手 

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2019/05/30

「部活動」をテーマとした小説特集の本として読みました。 「部活」がメインの物語ではありませんが「将棋」にかかわる7つの物語が描かれている短編集です。 それぞれの作品は(別の物語での主人公が登場人物として描かれることはありましたが)基本的には独立したもので、将棋の試合の描写が緻密に...

「部活動」をテーマとした小説特集の本として読みました。 「部活」がメインの物語ではありませんが「将棋」にかかわる7つの物語が描かれている短編集です。 それぞれの作品は(別の物語での主人公が登場人物として描かれることはありましたが)基本的には独立したもので、将棋の試合の描写が緻密に描かれているわけではありませんので、気軽に(将棋のルールを知らなくても)読むことができる作品です。 一般に、プロ棋士(奨励会四段)になるということが狭き門であり、そこに挑むも努力が実らない人が多々いるということはよく知られていますが、そういった勝負の機微だけではなく、将棋会館の掃除のおばさんの視点からみたプロキシを目指す子どもたちのがんばりや、研修会に通って夢を追いかける子どもの保護者からみた物語など、多角的な視点で将棋の世界に触れることができます。 どの作品も読後感がさわやかで、将棋だけにかかわらず、「よし、もうひとがんばりするか」と思えるような、元気を与えてくれる作品です。 ひとつのことに打ち込んでいる人の姿は、どんな分野であれ、やはり格好いいものなのだ、ということも再確認できました。

Posted byブクログ

2019/05/25

将棋のことはさっぱりわからないのだけど、緊迫した空気感というのはわかる。 どうなってるんだろうね、棋士の人の頭の中って。先の先、そのまた先まで読んでるのが当たり前なんでしょ。 普段の生活でも先読みして、適切な道を選択できるようになるんだろうか。

Posted byブクログ

2019/05/18

将棋にかかわるそれぞれの人生7編. 掃除婦さんあり,奨励会あり,新聞記者,病に倒れた棋士などそれぞれの編の主人公が違う場面で登場し,その成長も慮れて嬉しかったりする.短編ながらいろいろな思いがぎゅっと凝縮されていてとても面白かった.

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2019/05/02

将棋 連作短編(7編) 将棋でプロを目指すことの大変さ。みたいなものを 伝えたかったのかな? 将棋好きな人に悪い人はいない?的な事を言いたかった のかしら? 判ったこと。 女流棋士 < 女性棋士(まだ誰もいない)

Posted byブクログ

2019/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

将棋。短編連作。人間万事塞翁が馬。 将棋(それもプロ)をめぐる人々。 みんなしっかりしてる。踏み外さない。 そして温かくて安心する。

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