中野京子と読み解く 運命の絵 の商品レビュー

中野京子(著者)

2019/04/17

また知らなかった絵画との出会いがありました。
連載はまだ継続中とのことなので、これからもたくさんの新しい出会いを楽しみにしています。
今回のサージェントとモローが好みの絵です。

2019/03/23

登録:2019/1/31
ブクログお知らせより。

読了：2019/3/23

全体的にさらーっと流してしまった。本作が悪いんけではなくおそらく自分の心の状況のせい。

『ブレダ開城』のスピノラ将軍（相手の肩に手を置いてる方）がイタリア人でスペインに裏切られて無念の死、とは知らなかった。
ティツィアーノ『マルシュアスの皮剥ぎ』のマルシュアスの表情が本当に胸が潰れそう。あらぬ一点を見つめて光る黒目が涙に濡れているように見えて、でもそんな感情すら感じるのが辛いから、何も感じないようにしている、そういう顔をしている…。

2018/12/19

【世紀を超えた名作が語るのは、残酷な現実】マネ最晩年の大作に描かれた少女は、なぜ死んだ目をしているのか？ 他、ドラマティックな真実が浮かび上がる、絵画エッセイ十七編。