その手がおぼえてる の商品レビュー
"Loving Hands"という原タイトルを、”その手がおぼえている”と訳した 落合恵子さんの表現力に、まずやられました。 次に、出てくるお母さんの佇まい、坊やの育ち方が自分たちのそれと重なって、 とても感傷的になりました。成長はうれしいけれど、巣立ちはさ...
"Loving Hands"という原タイトルを、”その手がおぼえている”と訳した 落合恵子さんの表現力に、まずやられました。 次に、出てくるお母さんの佇まい、坊やの育ち方が自分たちのそれと重なって、 とても感傷的になりました。成長はうれしいけれど、巣立ちはさみしいものですね。 家でひとりで読んでたら、涙腺崩壊しただろうな。 お友だちたちへ、進んでプレゼントしたくなる1冊でした。 ”リズム学園 恵庭幼稚園”さんで読ませていただきました。 こんな良書を置いているのって、素敵な幼稚園ですね。
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大人向けの絵本。 冬のある日、小さなあなたがやってきた…から始まる母と子のつながりを描いた本。 かあさんの手が、あなたをしっかりささえた。 手遊びをし、走ったりころんだり、かあさんの手があなたのよごれた手をあらってくれた。 2人の手でパンをつくった。 学校へ行くようになり、 ...
大人向けの絵本。 冬のある日、小さなあなたがやってきた…から始まる母と子のつながりを描いた本。 かあさんの手が、あなたをしっかりささえた。 手遊びをし、走ったりころんだり、かあさんの手があなたのよごれた手をあらってくれた。 2人の手でパンをつくった。 学校へ行くようになり、 かあさんと手をつながなくてもひとりで通りをわたれるようになった。 大人になった あなたに かあさんの手からたびだつ日がやってきた。 思い出は、砂のようにこぼれおちていった。 けれど たったひとつ しっかりおぼえていたこと。 あなたといっしょにしたすべてのことを あなたといっしょにいたすべての時間を あなたは じぶんの人生を あゆむ あなたは あなたを 生きていくのだ あかちゃんから子どもにそして大人になってもおぼえているのは、かあさんと過ごした日々と手の温もりなんだろう…というのがよくわかる一冊。 大人になった僕と年老いた母の後ろ姿が、すべてを物語っていた。 母から息子、息子から母と途中で語ってるのが変わっていくのに人生を見た。
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母と子の月日の流れを手と手が覚えている。 こんな歌がどこかにあったような。 老いて小さくなった母の手を今度取るのは子どもたち。
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ある番組でお母さんから子供へのプレゼント本の紹介で知って、即、本屋さんに見に行きました。何とも言えない感情が湧いてきて・・・本屋さんで号泣。 あー、忘れかけていた子への感情、思い出される子育ての日々・・・ 素敵な絵本に出会えました。子育て中のお母さん、子育てが終わったお母さん、そ...
ある番組でお母さんから子供へのプレゼント本の紹介で知って、即、本屋さんに見に行きました。何とも言えない感情が湧いてきて・・・本屋さんで号泣。 あー、忘れかけていた子への感情、思い出される子育ての日々・・・ 素敵な絵本に出会えました。子育て中のお母さん、子育てが終わったお母さん、そして愛情いっぱいに育てた子供達へ。是非、手に取って頂きたい一冊です。 我が家では息子二人(成人後の誕生日にプレゼントしました)と自分様に購入しました。
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子どもが産まれて、成長し、やがて親のもとを巣立って、大人になるまでの話。 自分の今までと、まさに今と、そしてこれからが描いてあると思うと最後の方はなんだか涙が出てしまう。 子どもが小さいときのぷっくりした感じとか、手を繋いだときの感触が思い出されるような温かい絵。 どちらかといえ...
子どもが産まれて、成長し、やがて親のもとを巣立って、大人になるまでの話。 自分の今までと、まさに今と、そしてこれからが描いてあると思うと最後の方はなんだか涙が出てしまう。 子どもが小さいときのぷっくりした感じとか、手を繋いだときの感触が思い出されるような温かい絵。 どちらかといえば子どもではなく大人向け。父親ではなく、母親向けかなと。(絵本の中に父親は一切出てこない)
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