重力への挑戦 新版 の商品レビュー
初クレメント。高重力下の惑星での探検もの。探索するのは我々地球人ではなく、現地の宇宙人(メスクリン人)である。ハードSF(同種ならホーガンとかの方が好き)なのだが、酷く魅力に欠ける。個人的にはどこを楽しめば良かったのかわからない…。この作者の作品はもう読まないかな。似たような作品...
初クレメント。高重力下の惑星での探検もの。探索するのは我々地球人ではなく、現地の宇宙人(メスクリン人)である。ハードSF(同種ならホーガンとかの方が好き)なのだが、酷く魅力に欠ける。個人的にはどこを楽しめば良かったのかわからない…。この作者の作品はもう読まないかな。似たような作品ばかりのようだから。星二つ半。
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高速に回転しているため、赤道付近は3Gの重力なのに、北極と南極では700Gになっている惑星メスクリン。極付近のロケットを探すため、地球人とメスクリン人が協力しながら特殊な環境を冒険する。メスクリン人はムカデのような生物でありながら英語を学習して話すという設定。いろいろ突っ込みたく...
高速に回転しているため、赤道付近は3Gの重力なのに、北極と南極では700Gになっている惑星メスクリン。極付近のロケットを探すため、地球人とメスクリン人が協力しながら特殊な環境を冒険する。メスクリン人はムカデのような生物でありながら英語を学習して話すという設定。いろいろ突っ込みたくなる設定ではあるが、それよりも重力が大きな世界で起きる不思議なことが描かれるのが読みどころ。 大きな重力に耐えるために人類はもちろんロボットのような装備の中で過ごすのだが、これって転倒しただけで命が危なそうな気がした。転倒して体が地面に着くまでに、どれくらいの速度になっているのだろうか。計算すれば出るけれども、ものすごい勢いで地面に激突すると思う。手をついてだけで骨折しそう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1965年の作品ですが全く古さを感じませんでした。50年以上前の作品ということは読後に解説を読んで知りました。同著者の「20億の針」と同じく異星人との会話が楽しかったです。惑星の特殊な環境が想像しにくいところもありました。ぜひ映像化してほしいです。難しそうですけど。
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なんか最近やたらと復刊ブーム……。 なんとハル・クレメントの「重力への挑戦」まで出てきた……。 この前から、SFの話ばっかしてるから最近なんかSF読みたくなってきたんで、なんていいタイミング! とは思ったのだけど、これってすんごくSFSFしてるやつなんだよね。 何せ、ものすごい重...
なんか最近やたらと復刊ブーム……。 なんとハル・クレメントの「重力への挑戦」まで出てきた……。 この前から、SFの話ばっかしてるから最近なんかSF読みたくなってきたんで、なんていいタイミング! とは思ったのだけど、これってすんごくSFSFしてるやつなんだよね。 何せ、ものすごい重力の星の話って設定だから。 で、そこの重力に耐えて生きてる人たち(メスクリン人?だっけ?)が地球人の調査に協力してくれるって話なんだけど、なんでそんなことしてくれるのかっていう謎があかされるラストが感動もの! その設定さえ受け入れてしまえば、これは名作中の名作で、読んで損はない話なのですが、誰か挑戦してみますか? SFの話するまでは、みんながそんなにSFに対して抵抗があるなんて夢にも思ってなかったもんで、わりとビックリ! そこまで?! って感じ いや、私のときは現代文学イコールSFみたいなもんだったから、抵抗なんて全然なかったし、当たり前だったんだけどなぁ。 ファンタジーもどんどん読めなくなっていくんだろうなぁ。 2019/02/22 更新
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