留守の家から犬が降ってきた の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
動物にも当然、心がある。 恐怖や寂しさ、孤独やストレスが長期化することで、 心が保てなくなる動物もいる。 水槽をぐるぐる回るイルカ、激上して暴れる象、自傷行為を続けるボノボ。 動物園に、水族館に、生物の多様性と神秘をみるために、人々が集う。 親子がのぞき込む檻の中には、親兄弟から引き離された命がある。 動物たちは私たちに喜びと慈しむ心を教えてくれる。 そんな動物たちに懸命に寄り添い、自らの生活の一部として、生きる人々もいる。 愛犬を失った経験から、自らの足で世界を回り、 問題を抱えた象やゴリラ、さまざまな動物の症例から改めて思う。 「人間と動物が互いにいっしょにいられるということ、それは信じられないほと 幸運なことだ。」(397)
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動物について理解するのは、人間を理解することと同じ。そして動物や動物の一種である人間を理解することは、自分を理解することに繋がる。
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