進化心理学から考えるホモサピエンス の商品レビュー
この本を読もうと思った理由は恋愛に生かせると思ったからだ。本能的な部分を理解しておくことで、変な期待をせずに適切なアプローチをかけることができると考えた。 この進化心理学は本というより論文を読んでいる気分になった。ある仮説を検証し、意見を述べる形をとっていた。 本能だから不...
この本を読もうと思った理由は恋愛に生かせると思ったからだ。本能的な部分を理解しておくことで、変な期待をせずに適切なアプローチをかけることができると考えた。 この進化心理学は本というより論文を読んでいる気分になった。ある仮説を検証し、意見を述べる形をとっていた。 本能だから不倫をしてしまうし、セクハラが起きる。これで納得してはいけないと思った。せっかく心があり、自分で考えることができる人間なのだからたとえ本能であったとしても倫理的にやってはいけないことはある。本能に抗うように法があり、教育があるのだと感じた。 この進化心理学を理解しておくことは大事だ。人間の本能を理解しておくことは己を知ることと同じだと思う。
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面白い。 男女の性差にまつわる身近な疑問を紐解いてくれる。自分に浮かんだ疑問の答えは、ずっと昔に誰かが唱えてくれていたものでしかなかった。
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全ての人間の行動や考え方はこの進化心理学で説明できてしまうのではないか?そんな風に思えてしまうほど興味深い世界 女性の進化 女性の理想はバービー人形 長髪→髪には年齢が出る 金髪→若年は綺麗な金髪だが年齢を重ねると徐々に赤毛になってくる(赤毛のアンの様に、赤毛はイジメの対象だっ...
全ての人間の行動や考え方はこの進化心理学で説明できてしまうのではないか?そんな風に思えてしまうほど興味深い世界 女性の進化 女性の理想はバービー人形 長髪→髪には年齢が出る 金髪→若年は綺麗な金髪だが年齢を重ねると徐々に赤毛になってくる(赤毛のアンの様に、赤毛はイジメの対象だったことからも無意識に避けられる事がわかる) 青い瞳→男女ともに魅力的とされる。暗い瞳色よりも感情が分かりやすく信頼のバロメーターになっているから? 巨乳→妊娠しやすいホルモンが多い。垂れていない事が若さのアピールとなる ウエストとヒップ比率→くびれがある比率が万国共通で理想系にされている事 身長は、男性が大きくなったのではなく女性が低身長を選択した。初潮を迎えると身長がとまる。 ダイヤモンド好き→非実用的な物。男に実用的なモノ以外を投資させることでパートナーとなるか判断基準とする 男性の進化 全ては自分の種子を多く巻くことだけを目的とした様な進化。お金を手に入れるのも研究するのもスポーツや文学に勤しむのも、全てセックスをするための動機付けと関連する。一夫多妻の社会では、雄同士のなかで競い合うことになるため資産やスキルなどを求めひけらかす傾向に。 自爆テロ→イスラム教 一夫多妻制 72人の処女妻を手に入れられると信じられているために、雌の獲得に敗れた独身若年層 美人からは女の子が産まれる割合が高くなる。美人であることのメリットは女性に大きく、美人遺伝子が女性に偏る傾向。
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動物の進化の結果のひとつ、かつその途上にある人間という種が持っている特徴について特に性別による差異に関しての観点でまとめられており、納得性の高い論考がなされていた。
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ニュースとかで感じていた「男女平等」に関して思っていたことが論理的に説明されていて嬉しくなった。今の世の中でこのような意見は言いにくいひとが多いのかもしれないが、一つの観点では正しいので、世の中に流されないような考えを持ちたいと思った
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個人的に非常に興味深い。 男女のそれぞれの特性や行動についての素朴な疑問に学問的に答えてくれる。ほとんどの疑問の帰着点が「種の保存」に向かう学問が進化心理学なのだと学んだ。 「なぜ男性はブロンドヘアの女性を好むのか」、「なぜ女性は光る宝石に目がないのか」などの疑問に答えてくれるが...
個人的に非常に興味深い。 男女のそれぞれの特性や行動についての素朴な疑問に学問的に答えてくれる。ほとんどの疑問の帰着点が「種の保存」に向かう学問が進化心理学なのだと学んだ。 「なぜ男性はブロンドヘアの女性を好むのか」、「なぜ女性は光る宝石に目がないのか」などの疑問に答えてくれるが、「なぜ男性は普段は炊事をしないが、バーベキューの時になると率先して肉を焼き始めるのか」の疑問には答えが出ていないところも非常に面白く感じた。
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題名と中身のギャップがすごい。 ひたすら「セックス」が登場する。 というと誤解を招くと思うが、進化心理学って 人間の行動、心理について、これらの究極の動機として、おおむね異性間のセックスを通じて達成される繁殖の成功に非常に重きを置き、 男のさが、女のさがに生物進化の視点で迫る学...
題名と中身のギャップがすごい。 ひたすら「セックス」が登場する。 というと誤解を招くと思うが、進化心理学って 人間の行動、心理について、これらの究極の動機として、おおむね異性間のセックスを通じて達成される繁殖の成功に非常に重きを置き、 男のさが、女のさがに生物進化の視点で迫る学問なんだって。 だから、あらゆる根源に繁殖、セックスが登場すると。 すごく新たな視点で大変おもしろかったです。
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進化心理学的に、人間はとにかく子孫繁栄のために生きているということがわかった。 男が、犯罪をしたり、戦争をしたり、セクハラをしやすいのも、全て子孫繁栄のため。とにかくセックスがしたいということ、らしい。ウエストが細く、巨乳で、ブロンドの髪が好きになるのも、子どもが産まれそうな容...
進化心理学的に、人間はとにかく子孫繁栄のために生きているということがわかった。 男が、犯罪をしたり、戦争をしたり、セクハラをしやすいのも、全て子孫繁栄のため。とにかくセックスがしたいということ、らしい。ウエストが細く、巨乳で、ブロンドの髪が好きになるのも、子どもが産まれそうな容姿のため。 女は、子どもを育てるために、経済的に支援してくれる男を選ばなくてはいけない。だから男ほどセックスはせず、交際期間を最低6ヶ月ほど設ける。女が選ぶ男はつまるところ、金や地位がある男。 めちゃくちゃ人間って単純なんだなーって本だった。煩悩の塊!!!!(^ω^)
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自分がイメージしていた題名のイメージと本の内容とのギャップがあったが、とても面白い内容だと思った。書籍の題名が「女が男を厳しく選ぶ理由」を新装改訂したものらしく、そっちの方が自分としてはしっくりくる。基本的にはQ &A方式なので、興味を持った所だけでも読んでも楽しく読める...
自分がイメージしていた題名のイメージと本の内容とのギャップがあったが、とても面白い内容だと思った。書籍の題名が「女が男を厳しく選ぶ理由」を新装改訂したものらしく、そっちの方が自分としてはしっくりくる。基本的にはQ &A方式なので、興味を持った所だけでも読んでも楽しく読める内容となっている。モテたい男子は一度読むべき一冊だと思う。
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「進化心理学から考えるホモサピエンス」 アラン・S・ミラー/サトシ・カナザワ(著) 伊藤和子(訳) 2019年2/3 初版第1刷発行 パンローリング(株) 2019年9/2 第2刷発行 2020年 11/19 読了 人間の行動原理は 子孫を残す為が最優先されている。 ま...
「進化心理学から考えるホモサピエンス」 アラン・S・ミラー/サトシ・カナザワ(著) 伊藤和子(訳) 2019年2/3 初版第1刷発行 パンローリング(株) 2019年9/2 第2刷発行 2020年 11/19 読了 人間の行動原理は 子孫を残す為が最優先されている。 まぁごもっともなお話ですが 身も蓋もないような^^; でもとても興味深い… 一部の人達にはちょっと不愉快な内容かも。 もちろんぼくは興味深く読ませていただきました。 最終章には進化心理学でも理解できないいくつかの事柄が挙げられており これもとても興味深い内容でした。 久しぶりの読了本。 なぜか読書に集中出来ない時期でした^^;
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