百貨店の進化 の商品レビュー
百貨店社員として、これまでの変遷、これからどう変わっていけばいいのか粗方把握できた。 バイブルとして、1冊は持っておきたい。
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百貨店の歴史を概観するのに良い本。 百貨店興亡史、16号線の本と併せて読了 大きくは成り立ちは呉服屋系と鉄道系があって、 立地は商店街系とターミナル系がある。 最新設備を兼ね備えたビルディングタイプ 文化芸術の牽引役 都市の急速な近代化で発展 2000年以降に呉服屋系を中心として再編。 国道16号線沿いはショッピングモールと競合して衰退 今後はリアルとECの融合、不動産業の追求、ニッチ分野 鉄道系はドミナント戦略、地方は顧客のストーリー合致 まちなかウォーカブルとの連携や商店街との共存 高齢者と子育てのターゲット 1611年 松坂屋誕生 1637年 三越誕生 1662年 白木屋誕生 1717年 大丸誕生 1831年 高島屋誕生 1852年 パリの流行品店ル・ボン・マルシェが最初か 定価、現金、返品可能などの新しい商習慣 1858年 ニューヨークのメーシーズ 1863年 ロンドンのホワイトリー 1879年 ドイツのガレリアカウフホーフ 1886年 伊勢丹誕生 1887年 高島屋本店脇に貿易部新設 1892年 小包郵便の取り扱い開始 1894年 日清戦争で景気高揚 1898年 三越出張販売 1896年 高島屋京都でショーウィンドウ 1904年 三越 デパートメントストア宣言 1910年 大丸 京都四条の空き地で大丸ガーデン開催 1913年 阪急 宝塚唱歌隊を結成 1914年 三越 鉄骨鉄筋コンクリート造の本店新館 1923年 関東大震災より生活必需品販売で大衆化 1927年 三越 三越ホール678席 1929年 阪急百貨店梅田 1929年 松坂屋上野 初のエレベーターガール 1932年 地下鉄三越前駅開業 1934年 東横百貨店渋谷 1937年 百貨店法による出店規制 1951年 オンワード商標登録 委託販売へ 1953年 三越 クレジットカードの前進システム 1956年 第二次百貨店法による出店規制 1957年 ダイエー誕生 1958年 ヨーカドー誕生 1961年 欧米視察団 チェーンストア文化流入 1963年 西友ストア誕生 1969年 玉川高島屋ショッピングセンター開業 場所貸 1969年 代官山ヒルサイドテラス誕生 1971年 変動為替相場制 1973年 大規模小売店店舗法 1973年 渋谷パルコと西武劇場開業 1974年 セブンイレブン一号店 豊洲に開業 1975年 渋谷パルコ2開業 ニッチなニーズ 1975年 西武 池袋最上階に美術館 1976年 ルミネ新宿誕生 1978年 ラフォーレ原宿誕生 1979年 渋谷109誕生 1980年 無印良品 西友のPBとして誕生 1981年 渋谷パルコ3開業 雑貨などのライフスタイル 1981年 ららぽーと船橋ショッピングセンター誕生 1982年 本厚木ミロード誕生 1985年 バブル突入 1988年 新神戸OPA 1989年 マイカル本牧開業 1990年 株化大暴落 1991年 トイザらス日本上陸 1991年 改正大店法 1995年 三井アウトレットパーク大阪鶴見 1998年 ユニクロフリースブーム 1999年 コストコ日本上陸 2000年 ECの台頭始まる 2000年 立地法 まちづくり3法 2001年 西武とそごう包括的業務提携 2003年 伊勢丹メンズ館誕生 2004年 zozotown運営開始 2005年 伊勢丹が北海道丸井今井へ資本参加 2005年 伊勢丹が福岡岩田屋を子会社 2006年 ラゾーナ川崎誕生 2006年 西武そごうセブン&アイの傘下に 2006年 IKEA船橋に一号店 2007年 大丸松坂屋経営統合 2007年 阪急と阪神経営統合 2008年 H&M上陸 2008年 三越伊勢丹統合 2011年 テラスモール湘南誕生 2011年 マイカル経営破綻 2015年 丸井 百貨店から不動産業へ転換 2015年 ダイエー イオンの完全子会社 2016年 そごう柏千葉パルコ閉店 2017年 銀座シックス開業 2017年 三越千葉閉店 2017年 Amazonホールフーズ買収 2018年 三越 日本橋本店大幅リニューアル 2018年 名古屋丸栄、伊勢丹松戸、十字屋山形、山口井筒屋宇部が閉店 2018年 米シアーズ経営破綻 2018年 英ハウスオブフレーザー経営破綻 2019年 大丸心斎橋店開業 67%が定借 2019年 百貨店が20年間で100店舗の減 2019年 大丸山科、伊勢丹府中、伊勢丹相模原、岐阜ヤナゲンが閉店 2019年 米バーニーズ破産法申請 2019年 英デベナムズ経営破綻 2020年 山形大沼、新潟三越、高島屋港南台、西武大津、西武岡崎、そごう徳島、そごう西神が閉店 2021年 そごう川口閉店 2021年 マツキヨとココカラファイン経営統合
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タイトルで結構テンション上がったんだけど、なんか、そんなに面白い物ではなかった。 結局結論何だろなー。 変化をしなければならない、データから見て、少子高齢化・技術革新(特にeコマースの発達)・海外(特にアジア)のインバウンド増加/中高所得層の増加には対応が必要だ。 その際は、実店舗の強みをいかし、百貨店ならではの富裕層顧客をうまく大切にし(個人対応の強化)、立地(主に三大都市とそれ以外)の違いごとに戦略を変えるべき。 ってことですかね?言いたいのは?? なんか、何か特定の理論を紹介した訳でもなければ、実例に沿って紹介した訳でもなく、現状を取り巻く様々な要素を網羅的に述べている感じで、そんなに目新しい訳でも説得力がある訳でもなく、そういう意味ではそんなに面白くない。(買ったんじゃなくて図書館で借りてよかった笑) ただ、まぁ、「漏れがないように」考えたいときには便利なのかもしれません。
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わかっている内容が多く、あまり内容なし。 島国である日本の都心部は鉄道網が発達していて、百貨店はまだ全然イケますし、毎年あれだけのお中元とお歳暮をさばけるシステムを持っている百貨店のITは昔から普通に凄いし、デパ地下でアパレルから体験型施設にも既に振り切り、外商部は既にテレビショ...
わかっている内容が多く、あまり内容なし。 島国である日本の都心部は鉄道網が発達していて、百貨店はまだ全然イケますし、毎年あれだけのお中元とお歳暮をさばけるシステムを持っている百貨店のITは昔から普通に凄いし、デパ地下でアパレルから体験型施設にも既に振り切り、外商部は既にテレビショッピングに進出してる。 日本のITは楽天のようなメガベンチャー以外は、コンテンツ持ってる会社は横並びでグループ会社(子会社じゃないよ)になって連合組まないから目立たず小さいままなだけ。 そして、コンテンツではなく、最先端技術先行で事例を紹介していたこの本は非常にダサい。(もう最先端じゃないのと、これで案件取れるほど甘くない)
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丸善 情報武装する消費者と、百貨店のアンバンドリング 情報を持つた消費者が百貨店で買い物をするか?
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