もっと言ってはいけない の商品レビュー
日本人(東アジア系)はムラ社会に適応するために、睾丸を小さくし、内向的になったところの、論拠が明確で読んでいて楽しかった。 再読したい。
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アメリカ等で活躍している高学歴のインド人は、バラモン階級出身の人が多いという話にはちょっとショック。IT関係の仕事はカースト制度には関係無く、様々な階層から人材が集まったと聞いていたので。 お米は連作障害が出ないので、毎年安定した収穫が出来るというのは知らなかった。お米を食べると...
アメリカ等で活躍している高学歴のインド人は、バラモン階級出身の人が多いという話にはちょっとショック。IT関係の仕事はカースト制度には関係無く、様々な階層から人材が集まったと聞いていたので。 お米は連作障害が出ないので、毎年安定した収穫が出来るというのは知らなかった。お米を食べると賢くなるという俗説は聞いた事があるが、単に十分なカロリーが摂れたという事かもしれない。 遺伝によって様々な事象に説明がなされるのは爽快といえば爽快だが、ミもフタもない話かもしれない。
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あまり興味のない分野の記述が多かったので、第1巻と比べて読みにくかった。日本人はうつになりやすい遺伝子を持っているのではなく、ポジネガどちらの刺激に対しても強い感受性を持っているとのこと。環境が安定していさえすれば、大きな幸福感を得ることができるらしいが、その環境を安定させるこ...
あまり興味のない分野の記述が多かったので、第1巻と比べて読みにくかった。日本人はうつになりやすい遺伝子を持っているのではなく、ポジネガどちらの刺激に対しても強い感受性を持っているとのこと。環境が安定していさえすれば、大きな幸福感を得ることができるらしいが、その環境を安定させることが非常に難しい。その解決策にまで踏み込むのは著者のテリトリーを超えているのかもしれないが、解決法にまで言及して欲しかった。タイトルの取ってつけた感が残念。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・言ってはいけない残酷な真実。人種や進化論に触れ差別としてタブーとされてきた領域にたくさんの統計と根拠をもとに語られていく。 ・現実を見ないようにするのではなく、現実を知ってその上で自分に何ができるかを考える方が有意義だと私は思ったので、とても勉強になった。 以下ネタバレ ・アイデンティティとして最適なのは自分は最初から持っていて、相手がそれを手に入れることが絶対に不可能なものだ。黒人は白い肌を持てないし、男であることはミソジニーを生み出した。 変更可能なアイデンティティもあるが、自分たちが本物で奴らは偽物という別の問題を引き出す。ISやキリスト教原理主義はそれの最たるもの。国籍も変えることができるが、だからこそ、在日認定や移民を毛嫌いする。こういう変更不可能なアイデンティティに固執する人は、それ以外に自分を表すアイデンティティを持っていない人が多い。 ・統計的事実と定義は違う。定義はたった一つの例外です崩れるもの。統計的事実を経験的事実(外れ値)で否定することはできない。 ・「氏が半分、育ちが半分」だが育ちは子育てと友だち関係に分けられる。子どもは遺伝的な違いをフックとして、友だち関係のなかで自分を最も目立たせるようなキャラを作っていく。 ・同性愛は生産性がないというのは事実として間違っている。ゲイの家族を持つ女性は多産傾向がある。ゲイとは男にモテることであり、その遺伝子を持つ女性も当然男からモテやすく、結果的に多産になる。だから同性愛者は生産性がないと言うのは統計学的に見ても間違っている。 ・言ってはいけないではなく、それを前提にどう改善していくかという視点。 ・政治的にリベラルな人は保守的な人に比べて知能が高いことがわかっている。 ・言語的知能が低いと世界を脅威として感じるようになる。なんらかのトラブルに巻き込まれた時に、自分の行動を相手にうまく説明できないからだ。子供の頃から繰り返していると、言語的知能の高い子供は見知らぬ他人との出会いを恐れなくなり口下手な子どもは親族や友人の狭い交友関係から出ようとしなくなる。 ・自分の方がほんの少しできることにすべての可能性を賭けることで、その長所を最大化する。 ・旧石器時代以降の人類社会のリーダーは、石槍の発明でジャイアントキリングな起きやすくなったため、仲間を平等に扱わなければあっさり殺されてしまう。現代の石槍はSNSか。 ・日本人はセロトニン濃度が生得的に低い。セロトニンはハッピーケミカルと言われ気分の安定に重要な役割を果たす。つまり日本人は鬱になりやすく、合わせて自殺者が多い、国民の幸福度が低いなどに影響を与えていそう。 展開不安感の強い人間は将来を心配し、そのため現在の快楽を先延ばしにする。必死に勉強し、真面目に働いて倹約に勤しむことで経済的な成功を手にする。 ・トランプ現象が明らかにしたのは、ほとんどの人は事実など求めていないということだ。右か左かにかかわらず、人々は読みたいものだけをネットで探し、自分たちを善、気に入らない相手に悪のレッテルを貼って、善悪二元論の物語を語る。
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ジョセフ・チャン 現在地球上で生きているすべての人のもっとも新しい共通祖先がいたのはわずか3400年前あたりにすぎない トマス・ソーウェル(黒人の経済学者) 日系アメリカ人が経済的に成功したのは〝特別扱い〟されなかったからだ 過去の奴隷制の歴史を盾に〝特権〟を手に入れたことで堕...
ジョセフ・チャン 現在地球上で生きているすべての人のもっとも新しい共通祖先がいたのはわずか3400年前あたりにすぎない トマス・ソーウェル(黒人の経済学者) 日系アメリカ人が経済的に成功したのは〝特別扱い〟されなかったからだ 過去の奴隷制の歴史を盾に〝特権〟を手に入れたことで堕落し、負け犬の文化を身につけたために最下層に甘んじることになった 辛辣ー!これはソーウェルさんが自分が黒人だから言えることよな おいハーバードまじか 名門がアジア系差別すんなよ
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言ってはいけない、バカと無知を読んだあとに読了。 基本的には知能の遺伝、遺伝と文化の共進化の話題がメイン。中盤以降、各国のIQや人種毎のIQの差異にかなりの紙面が割かれているが、根拠となるデータのサンプル数が一桁や10ちょっと、というのは根拠として弱く感じた。正規分布で語るのであ...
言ってはいけない、バカと無知を読んだあとに読了。 基本的には知能の遺伝、遺伝と文化の共進化の話題がメイン。中盤以降、各国のIQや人種毎のIQの差異にかなりの紙面が割かれているが、根拠となるデータのサンプル数が一桁や10ちょっと、というのは根拠として弱く感じた。正規分布で語るのであれば、もう少しデータの扱い方も統計的に議論出来るレベルだと良かった。
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海外のメンバーと一緒に仕事をしているが、考え方やパーソナリティに関する事は、少なからず遺伝も影響があると言う事が理解出来た。良く優れた点を比較しがちであるが、裏を返せば弱点でもあるのであまり気にしないで自分の道や、己のやり方を見つけていきたいと思った。
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性格、知能の遺伝と、それに伴う社会的地位について。体の特徴が遺伝するのと同じく、性格、知能もある程度の遺伝がある、とは納得。
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前作に辟易としたため、全く期待せずにページを開くも、予想通りの文脈、書き方であったので、ペラ見して終了。 読了3分
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こういう説がある、くらいに留めておくのが正しい本ではあるけれど、やっぱり面白い。 理想と現実は違う。遺伝には差がある。しかし、その遺伝が有利か不利かは社会によるのだろう。
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