今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います の商品レビュー
世にも奇妙な物語風。 あまり知らないでタイトル買いした本でしたが、ゾッとする感じにはまりました。 どうして仕事してるとブラックなひとってでてくるんでしょうね。
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めっっちゃ怖い!!!恐い!!!!! 実際働いたことないからまだ分かんないけどすっごいリアルな気がするから余計恐い!! けどなんかすっごい好きですこのシリーズ
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本当にこんな上司いたら少なくてもぶん殴りたくなる!!そんな胸くそ悪い上司ばかりでした。 そこまで重たい文体ではなくスッと読みやすかったけど最後の話の結末は少しゾッとした・・・ クソッタレ上司ざまぁみろ!!!
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★特長 パワハラ上司がいる職場の3つのお話。 3つの話全てを読んで初めて腑に落ちます。 ★魅力 ここまでひどく無くても、こんな管理職いるよなと共感出来る方も多いと思います。 身近なところであり得るシチュエーションで、感情移入もしやすく、引き込まれる様に読めました。 パワハラで悩まれている方にとって救いになる部分があり、解決策も見えてくるかも。 ★感想 ○「今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います」 旅行会社の新人OLとパワハラ上司の話。 部下のした仕事の成果は全て自分の成果にしてしまう上司。 普段は何をやっても罵詈雑言。 他の島の若い女の子にはセクハラ発言しながらデレデレ。 自分以外の周りの人はその上司とはうまくやっているよう。 新しい仕事の提案をするも、そんなことは求めていないと却下。 珍しく機嫌よく別室で下された自分のやりたかった仕事。 何日も会社に泊まり込んで提出するもダメ出しの連続、挙げ句の果てにすこしの手直しで自分がした仕事として上に提出する上司。 彼氏に教えて貰った縁切り神社の絵馬に書いたこととは? 明晰夢を毎晩見るようになり、その中でついに上司をバットで撲殺。 翌日、2時間も寝坊。上司を含め会社の数人に遅刻の電話するも誰も出ず。 慌てて会社に出社してみると…。 その後慌てて行った縁切り神社で分かったこととは? 全てのパワハラ上司に読んでもらいたい。 みんな表の顔では我慢していても、お腹の中ではどう思っているかのか? ○天井の梁 グルメ雑誌の編集部での女性編集長によるパワハラ。 主人公は不況で就職に失敗、なんとか派遣でやりたい仕事につけての2年目。 あわよくば契約満了の3年の後、正社員になれることを望み、そのためには無茶振りや無理難題にも耐えている。 やっと自分の出した企画をやらせて貰い、評判も良かったところに、女上司のお気に入り社員に横取りされる。 その頃から、上司の席の上で首吊り自殺をして復讐したい衝動に駆られ、夢を見るようになる。 危うく自殺してしまいそうになった翌朝、会社に来てみると…。 明らかになった真実とは? パワハラの被害にあう主人公の共通として、仕事熱心で真面目、我慢し続けたのちに相手を殺すか自殺するかで復讐しようと思い、幻覚と現実の区別がつかなくなるということを知り、その心情に共感して応援している自分がありました。 しかしいずれの解決策も実は愚策で、後悔するであろう内容ではありましたが。 知らない顔をして働いている同僚や先輩も、心の中では上司をよく思っていないかったことも、良いことではないが共感出来ました。 萩原さんは危なかったですね。 ○引き継がれ書 やりたい放題の通称「豚」と影では言われているパワハラ上司「佐藤」。 部下のミスを見つけることに長けており、取引先や他部書などに引き摺り回して謝らせる晒し刑。 自ら誘った飲み会では金を払った試しが無く、部下が奢らされた金額も多額にのぼる。 行状の酷さにも関わらず、彼自身の地位や首が未だに無事なこと自体が、「佐藤」を正体不明の怪物に仕立てている最大の謎。 歴代のこの部署の同僚間で密かに書き溜められてきた共有ファイル「引き継がれ書」 それは匿名で、パワハラを受けるごとにそれぞれの課員の鬱憤がぶちまけられるストレスのはけ口。 ある時、見慣れぬ書き方、それも赤文字、ひらがなで、不吉な予言が書かれるようになり、「佐藤」はその通り災難に遭う。 課員たちはこの事件をきっかけに、大事なことに気づき、やがてステップアップして去って行く。 そして「佐藤」は変わらず同じ部署に居続け、また新しい課員たちが配属されて…。 三作の短編集のようで、お話も別々の話ですが、作者の伝えたいことは、三作全て読むことで初めて分かる様になっています。 視野が広がります。 ★オススメの人 パワハラされた経験のある方。 パワハラを憎んでいる方。 部下を持つ管理職。 多分、パワハラを実際している人は、自覚がないので、読まないでしょうね。 社員、従業員が定着せず困っている経営者の方。
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酷い上司に苦しめられる主人公たちの3作短編お仕事小説。 破廉恥な表題名に釣られて手に取った作品。 そこはもはや地獄のオフィス。 3話共通して、鬼畜な言動を平気で宣うパワハラ上司が登場する。 ある主人公は撲殺を、ある主人公は首吊りを、ある主人公たちは呪いを、、、と逆襲を企てる...
酷い上司に苦しめられる主人公たちの3作短編お仕事小説。 破廉恥な表題名に釣られて手に取った作品。 そこはもはや地獄のオフィス。 3話共通して、鬼畜な言動を平気で宣うパワハラ上司が登場する。 ある主人公は撲殺を、ある主人公は首吊りを、ある主人公たちは呪いを、、、と逆襲を企てるさまがオカルトテイストで描かれている。 初著者だったが、人の気持ちの描写が上手い。 上司の嫌味、それを受ける主人公の反論感情と自責感情は、共感できるところが多かった。 特に1話目は表題名のストーリー作で、共感する場面も多く、感情移入しながらオチでゾッとするなど(これはおもろいヤツや)と本作への期待が膨らんだ。 しかしながら、その後は上司の鬼畜度とホラー要素が高まり過ぎて「そっちに行ってしまうのか」と、終盤あたりから俯瞰状態で読了。 表題名とのギャップを期待したかったのか、はたまた表題名通りを期待したかったのか、個人的にもっとスカッとしたかった。 本書を通じ得たものとしては、本当にこんな上司が今の時代にも存在するのであれば、私はとても恵まれておるなと、感じられたことであろう。 よし。今日もコトにツカえる仕事ではなく、ハタをラクにすべく働こうではないか。
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惹き込まれるストーリーに一気読みしてしまいました。 特に、引き継がれ書には背筋にツゥーと伝う汗が…^^; とっても面白かったです。世にも奇妙な物語みたいな内容でした。映像化しても更に面白くなりそうですね。
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「ちょっとブラックなお仕事小説」いや、どす黒かったんですけど!? 前半パラ読みして、精神的にキツそうだったので、ゆっくり出来る休日を選んで読了。 基盤となる「ブラックで糞な上司」はともかく、割と「スプラッタ系ホラー小説」だった。心に余裕ないとキツいわ……。 2話目のお局上司が一番...
「ちょっとブラックなお仕事小説」いや、どす黒かったんですけど!? 前半パラ読みして、精神的にキツそうだったので、ゆっくり出来る休日を選んで読了。 基盤となる「ブラックで糞な上司」はともかく、割と「スプラッタ系ホラー小説」だった。心に余裕ないとキツいわ……。 2話目のお局上司が一番読んでいてイライラした。ヒステリックに当たり散らし、ネチネチ難癖つけて自分勝手に罵り……。胸糞悪いにも程があるよー! 最後の豚野郎はどっちかと言うとホラー的な色が濃く、これはこれで面白かった。
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────────会社がツライのは仕事のせいじゃない とにかくスッキリしました。 読み始めは、普段読んでいるものとは文体や形式が違い、読むのに時間がかかりましたが、言葉選びが面白く、とても好きです。 途中ゾクッとくるような場面がありますが、登場人物の心情がよくわかるので、沢山の...
────────会社がツライのは仕事のせいじゃない とにかくスッキリしました。 読み始めは、普段読んでいるものとは文体や形式が違い、読むのに時間がかかりましたが、言葉選びが面白く、とても好きです。 途中ゾクッとくるような場面がありますが、登場人物の心情がよくわかるので、沢山の人に読んでほしいです。
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『今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います』 このタイトルに惹かれて読み始めました。 3つの短編で構成されており,読みやすかった。 また,描写がリアリティがありグロテスクに感じた。 ブラックな会社,そこにいる最悪上司たち,実際に経験したくない世界だなと思った。 自分の中で最も好きな話は天井の梁だった。 彼氏,仕事,自分が大事にしていたものを次々に奪われ,死を望むようになる部分はとても共感できるものがあった。 また,頑張りを認めてくれること,それは生きる糧にもなるよう感じた。 とても面白い本であったが,世にも奇妙な物語のような心がモヤモヤする作品であった。 自分もモヤモヤしていたため,作品を読んだ人の感想や解釈を見たが,やはり皆モヤモヤしていたように感じた。 考察するのが好きな人はもしかしたら好きな作品かもしれない。
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東京都内にひっそり佇む、縁切り神社の周りの企業を舞台に巻き起こる3つの職場トラブルの話。 リアルな人間ドラマを読むというよりは怪現象や不可思議さに重心が置かれている。ちょっと都市伝説っぽい感じ。 タイトルから連想される思い切りのよさ、大胆さ、吹っ切ったような爽快さとかを期待し...
東京都内にひっそり佇む、縁切り神社の周りの企業を舞台に巻き起こる3つの職場トラブルの話。 リアルな人間ドラマを読むというよりは怪現象や不可思議さに重心が置かれている。ちょっと都市伝説っぽい感じ。 タイトルから連想される思い切りのよさ、大胆さ、吹っ切ったような爽快さとかを期待して読んでみたのだが、残念ながら悉く真逆。 酸っぱいのが食べたいと思ってたのに、食べたらあんこ玉だったみたいな、今これじゃない感。 1話目、井坂君が岸本係長に殺意を抱くのはお門違いでは?というか呪い殺される程だろうか? 2話目は本当に不完全燃焼過ぎる。 3話目、佐藤を’ただの嫌な奴’と妙なフォローを入れていたがそこは一貫して祟り抜いて欲しかった。 モヤモヤする… 5刷 2021.3.24
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