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ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけたつまらなくない未来 の商品レビュー

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28件のお客様レビュー

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2021/03/27

エストニアにおける官民のデジタル化への取組事例が多数掲載されている良書。 エストニアは面積が日本の1/9程度、人口も130万人なので日本に比べれば小国であり、そのまま日本で適用出来るものばかりではないと思う。 しかしデジタル化の前提になる考え方や政府の姿勢、教育体制などは、全...

エストニアにおける官民のデジタル化への取組事例が多数掲載されている良書。 エストニアは面積が日本の1/9程度、人口も130万人なので日本に比べれば小国であり、そのまま日本で適用出来るものばかりではないと思う。 しかしデジタル化の前提になる考え方や政府の姿勢、教育体制などは、全面的に見習うべき点があると感じた。 小国故にどうすれば国を存続出来るかを官民一体となり戦略的に考え行動し続けている姿に感銘を受けた。 最終章に大統領のインタビューが掲載されている。ごく当たり前の事が述べられているが、ほとんど実現されていない日本の現状に愕然とする。日本も中国という大国の脅威にさらされる中で、既存の価値観を「アンラーン」して、戦略的に国家作りを進めていく必要性を痛感した。

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2021/01/01

2021/01/01エストニア つまらなくない未来 孫泰蔵 ポストコロナ→デジタル化は最重要戦略テーマ IT立国→電子政府を実現した 1.政府デジタル化 ハンコも書類もない 電子身分証デジタルID ①認証用ID②署名用ID 納税・選挙・医療 巨大なDB不要→各DBをそのまま接続 ...

2021/01/01エストニア つまらなくない未来 孫泰蔵 ポストコロナ→デジタル化は最重要戦略テーマ IT立国→電子政府を実現した 1.政府デジタル化 ハンコも書類もない 電子身分証デジタルID ①認証用ID②署名用ID 納税・選挙・医療 巨大なDB不要→各DBをそのまま接続 民間のシステムにも接続を開放 エックスロード 2.国民デジタル化 3.産業デジタル化 4.教育デジタル化

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2020/11/12

なぜ エストニアにできて 日本にできないか。 エストニアは 小さい。人口130万人。 だから 世界に 出ていかなければ ならない。 日本は それなりに 人口があり マーケットも ある。 だから 日本国内だけで なんとか なってします。 今までは それでもよかった。 し...

なぜ エストニアにできて 日本にできないか。 エストニアは 小さい。人口130万人。 だから 世界に 出ていかなければ ならない。 日本は それなりに 人口があり マーケットも ある。 だから 日本国内だけで なんとか なってします。 今までは それでもよかった。 しかし これからは そうは 行かない。 では どうするか。 一つの方法が エストニア。 日本が 沈んでも 地方は 生き残る。 このためにも エストニアは 参考になると思っていました。 で この本。 すごく 参考になりました。 ただ 地方が これをやるには 国の規制が 邪魔をします。 どれだけ 国が 権限を 地方に 渡してくれるか。 勝ち取るしか 無いんですが。 やはり 道州制が 必要ですね。 エックスロード これは すごいことです。 ぜひ 日本にも 導入してほしいです。 日本の未来を 考える方には ぜひとも 読んでもらいたいです。

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2024/08/27

世界で一番電子化が進んでいる国、エストニアを解説した本。国のホームページにログインすると、個人情報が全て載っているが、それだけでは無く、いつ誰が自分の情報を見にきたかが1秒単位で明らかになっており、権限が無く他人の情報を見た人は法律違反になる(大統領も自分と家族の情報しか見ること...

世界で一番電子化が進んでいる国、エストニアを解説した本。国のホームページにログインすると、個人情報が全て載っているが、それだけでは無く、いつ誰が自分の情報を見にきたかが1秒単位で明らかになっており、権限が無く他人の情報を見た人は法律違反になる(大統領も自分と家族の情報しか見ることができない)。徹底した透明化で国民の安心を得ている点は、マイナンバー普及が進まない日本でも大いに参考になる。

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2020/09/18

ハンコ文化なくそう! ブロックチェーン 柏の葉ティーサイト スマートコントラクト エックスロード ガードタイムGDPR イーレジデンシー グローバルフリーランサー エコシステム プログラミング デジタルロイヤー プルーフオブワーク マークルツリー ハッシュ関数 P2P 自然

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2020/09/07

図書館で。 エストニアの話 電子政府の6つの原則。分散化、透明性、一度きりルール、13年間まで、ユーザーフレンドリー、データの完全性。 eResidency スカイプマフィア 教育。

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2020/07/27

エストニアの電子政府、スタートアップが育ちやすい環境(政府の支援やマインド、教育の仕組み等)が日本より大きく進歩していることがわかった。 日本は大国であるが故にエストニアの良い例をトレースすることができないとは記述があるものの、自分自身のマインドセットとしてはとてもためになった...

エストニアの電子政府、スタートアップが育ちやすい環境(政府の支援やマインド、教育の仕組み等)が日本より大きく進歩していることがわかった。 日本は大国であるが故にエストニアの良い例をトレースすることができないとは記述があるものの、自分自身のマインドセットとしてはとてもためになった。

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2021/12/31

ソ連からの独立からの歴史や、エストニアの一人あたりGDPが決して高くないこと、なども触れられていて好感が持てる。ただ、国や政府が「顧客」という言葉を使うのは違和感があるのだが、古いのだろうか。信任を受けて、国家を運営しているのは間違いなく、主役が市民であることは間違いないのだが・...

ソ連からの独立からの歴史や、エストニアの一人あたりGDPが決して高くないこと、なども触れられていて好感が持てる。ただ、国や政府が「顧客」という言葉を使うのは違和感があるのだが、古いのだろうか。信任を受けて、国家を運営しているのは間違いなく、主役が市民であることは間違いないのだが・・・

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2020/06/20

なぜエストニアには出来ても日本に出来ない? 日本の地方自治体レベルでも出来ないのか? 会社レベルでもなぜ出来ないのか? この本を読んで純粋に思ったことだ。 トップの考え方や、文化的背景もあるが、単純に「エストニアの人は賢い」だ。 ソ連からの独立で国を再構築する際、もっとも効率的な...

なぜエストニアには出来ても日本に出来ない? 日本の地方自治体レベルでも出来ないのか? 会社レベルでもなぜ出来ないのか? この本を読んで純粋に思ったことだ。 トップの考え方や、文化的背景もあるが、単純に「エストニアの人は賢い」だ。 ソ連からの独立で国を再構築する際、もっとも効率的な構築方法は何か?を模索した。 その時に主導権を握った首相が若かったこと、デジタル技術系人材が豊富だったことも後押ししたが、やっぱり「考え方が賢い」のだと思う。 日本だとなぜかどんな組織も(特に会社ですら)、「え?なんでそんな事になっちゃうの?」というバカな事が多すぎる。 それも高学歴な人ほど「え?なんで?」という残念な事が多すぎる。 この本を読むと、エストニア人の日本には無い考え方が見えてくる。 「エストニア人、かくあるべし」がキチンとあるのだ。 それは子供の学校教育の方針を見るとよく分かる。 「教育のデジタル化」はあくまで手段であって目的ではない。 (日本の場合は「目的化」されてしまう) こういう部分が一歩も二歩も先に行っている感じだ。 しかし本当に我々日本人には出来ないのか? こうした好例があるのだから、参考にして真似できる点から始めればよいのではないか? 日本の「つまらなくない未来」を作るのは、我々自身の意識改革からなのだ。 (2019/1/15)

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2020/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

電子政府と言われるエストニアについての本 電子署名、電子身分証。すばらしい メモ ・オンラインで完結できないのが結婚、離婚、不動産売却 ・エックスロード。超大規模データベースを作るのでなく、既存システム間をつなぐ仕組み。分散型データ管理システム。作り変えることなく統合した。 ・アクセスすると必ず足跡が残る仕組み ・エストニアの6原則 分散化、透明性、1度きりの原則、ノーレガシー、ユーザーフレンドリー、データの完全性 ・仮想住民という考え方。人口少ない国家におけるソフトパワー。データさえあれば復元できるというノマド国家的考え方。 ・エストニアの魅力 デジタル社会、自然の豊かさ、オープンマインド、ワークライフバランス、多様性 ・日本のエコシステムが機能するためには 起業家によるコミュニティ形成、起業家マインド育成とセーフティーネット、 規制当局とスタートアップの交流、いきなりグローバルを目指す企業のネットワーク化、エコシステムのブランディング

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