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あらくれ 刃鉄の人 の商品レビュー

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2024/04/06

 『刃鉄の人』シリーズ3作目。刀鍛冶・一戸前国包の剣客としての側面を描く。        * * * * *  これまでは本家の伯父上から押しつけられた刺客仕事を国包が粛々と実行するという内容でしたが、今回は国包自身の強い好奇心が先に立っての仕事が描かれていました。  しか...

 『刃鉄の人』シリーズ3作目。刀鍛冶・一戸前国包の剣客としての側面を描く。        * * * * *  これまでは本家の伯父上から押しつけられた刺客仕事を国包が粛々と実行するという内容でしたが、今回は国包自身の強い好奇心が先に立っての仕事が描かれていました。  しかし不思議です。国包は人間的にはかなり練れた人物だし、刀鍛冶としても名人の域に達している刀匠です。俗世に対し恬淡としていてもおかしくないはずだと思います。なのに他者の生き様や人生観に対する好奇心の大きさを、国包は毎回見せているのです。  今回も、旅芸人と将軍側仕えの旗本との関係に異常なほどの関心を持ち、仲立ちまで買って出ています。これには違和感すら感じます。  自分が修業で打った稽古刀が絡む案件とは言え、今回の物見高さはいただけないと思ってしまいました。

Posted byブクログ