屏風と日本人 の商品レビュー
「絵」という言葉がどう使われるようになったか、死人の枕元の屏風は逆さまにして置いていた。など、屏風の成り立ちや蝶番の仕組みまで、画中画や文書からも読み解き解説しており大変面白い。 分厚い本だが読みやすく、スラスラと頭に入ってくる。
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「絵」の読みである<え・かい>はともに音読みであり、この字に訓読みはないという指摘には新鮮な響きがある。日本人が初めてこの字を知ることになった唐絵の画屏風に衝撃を受けたことで<やまと絵>が生まれ、絵という言葉が日常的に馴染みのあるものとなったという論には、美術史に疎い輩にも説得...
「絵」の読みである<え・かい>はともに音読みであり、この字に訓読みはないという指摘には新鮮な響きがある。日本人が初めてこの字を知ることになった唐絵の画屏風に衝撃を受けたことで<やまと絵>が生まれ、絵という言葉が日常的に馴染みのあるものとなったという論には、美術史に疎い輩にも説得力がある。感心するばかりの一冊。
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