おとぎカンパニー の商品レビュー
おとぎ話をモチーフにしたショートショートが収録されていますが、オチはその物語通りではないのがまた良い。 どのお話も面白くて、サクサク読めました! 赤い頭巾と大沢の耳が個人的に好きです。
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「白雪姫」や「マッチ売りの少女」など誰もが知っている童話を現代風にアレンジしたショートショート14作品。ブラックだったりファンタジー、ほっこりなど多様な内容で楽しめました。
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ショートショートは立て続けに読むと、状況や展開をつかむために頭を使うので疲れるようなイメージがあったが、本作は童話をベースにするという一貫性があるからか、とても読みやすかった。 「天色の髪の乙女」「草原の少女」「夕陽売りの少女」は目に浮かぶ情景が美しく、好みだった。 「見えないラ...
ショートショートは立て続けに読むと、状況や展開をつかむために頭を使うので疲れるようなイメージがあったが、本作は童話をベースにするという一貫性があるからか、とても読みやすかった。 「天色の髪の乙女」「草原の少女」「夕陽売りの少女」は目に浮かぶ情景が美しく、好みだった。 「見えないラケット」はシュールで面白い。 絵や装幀がかわいい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
モンスター編を読んで良かったので、読んでみた。 息抜きに良い! ヨーロッパのお伽話を題材にした内容。 白雪姫の「同期で一番」と、人魚姫の「草原の少女」、ジャックと豆の木の「豆の木マンション」が良かった! 私も豆の木マンションに住みたい。
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シリーズ第一弾。 「同期で一番」は御伽噺感を残しているものの、先入観なく読んでも面白い! 同期入社の白石美雪はポカ、へま、ドジばかり。 仕事は全然できない! だが、なぜかだんだん評価される。 悔しい、悔しい、悔しい・・・・! だから大きなミスをするように、アップルティーを勧めた...
シリーズ第一弾。 「同期で一番」は御伽噺感を残しているものの、先入観なく読んでも面白い! 同期入社の白石美雪はポカ、へま、ドジばかり。 仕事は全然できない! だが、なぜかだんだん評価される。 悔しい、悔しい、悔しい・・・・! だから大きなミスをするように、アップルティーを勧めた。 結果は。 「赤い頭巾」はバトル漫画か何かでしょうか。 ヒーローといえば、最近読み始めた『ぼくのヒーローアカデミア』が念頭にあったせいもあるが、ちょっとジャンプっぽい感じがお気に入り。 ダークヒーロー、な結末だが。 「豆の木マンション」はジャックが幸せになってくれたのが本当に嬉しい。 アメリカ人の父と日本人の母を持ち、しかし両親が離婚しあばらや生活、なんてちょっと悲しい始まりだ。 しかし自らの手でまさに「切り開いて」行っている。 元の御伽噺はどれも有名なものばかり。 著者の手によってアレンジされた物語はどれも面白い。
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図書館で借りたもの。 新人OLが会社で見つけた鏡に「鏡よ鏡、同期で一番仕事ができるのは、だぁれ?」と話しかけると…。「白雪姫」などみんなが知ってる童話を、現代ショートショートの名手が大胆にアレンジした全14編。 初読みの作家さん。 童話×不思議なショートショート。 色んなテイス...
図書館で借りたもの。 新人OLが会社で見つけた鏡に「鏡よ鏡、同期で一番仕事ができるのは、だぁれ?」と話しかけると…。「白雪姫」などみんなが知ってる童話を、現代ショートショートの名手が大胆にアレンジした全14編。 初読みの作家さん。 童話×不思議なショートショート。 色んなテイストの話があって面白かった。 好きな話は 「教務課の女神」 「豆の木マンション」 「つまみの家」 「ハーメルン科」 かな。 ほっこりより、ちょっと怖い系の方が好み。
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うーん、自分の好みではなかった。 表紙とタイトルに惹かれて読みましたが。 一応最後まで頑張って、なんとか読破。 日本昔話編、妖怪編も手元にはあるので、読んでみて、また感想がかわるかなー?
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おとぎ話をベースにした現代物のファンタジー。 教訓にできそうなのもあれば、怖さを感じさせるものもあります。短編集なのでサラッと読めました。 「草原の少女」は元の終わり方が悲しい物語だったので、今回は単純によかったなぁと思いました。
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かわいらしく読みやすいです。 ですが、ベースをあまり知らないお話もあったのでのめり込めない部分もありました。ですがこれを気に元の話を読んでもいいかなとも思いました。
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田丸雅智さんの本は、「ショートショート千夜一夜」をチラッと読んだだけだった。 この本は、装画と挿絵が学研の「5分後」シリーズと同じusiさんということもあり、学校図書館にどうかな?と思って公共図書館で借りてみた。 グリムやアンデルセンなどヨーロッパのお伽話を、現代日本(と思わ...
田丸雅智さんの本は、「ショートショート千夜一夜」をチラッと読んだだけだった。 この本は、装画と挿絵が学研の「5分後」シリーズと同じusiさんということもあり、学校図書館にどうかな?と思って公共図書館で借りてみた。 グリムやアンデルセンなどヨーロッパのお伽話を、現代日本(と思われる)を舞台に田丸さん流にアレンジした14の短編集。 シュール、ブラックユーモア、ロマンチック、格闘ゲーム系、ジンワリ系…様々にアレンジされどれもテンポ良く読める。 その発想の豊かさに驚かされつつあっという間に読了。 田丸そんは、少し前に情熱大陸に出演されたみたいだけど見逃してしまった。残念…。 この本、中学生にも受けそうだが、程よく効いた皮肉を理解出来るかなぁ…? そもそも元のお伽話をどれだけ知っているのか心配だ。2020.6.9
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