イチケイのカラス(2) の商品レビュー

浅見理都(著者),櫻井光政,片田真志

2022/07/02

シリーズ、第二弾。
裁判所の裁判官を描いたコミック。
いろいろな事案を通して人の心の奥底が見え隠れします。

・ホームレスと病院編
・病的窃盗編

みちおがホームレスに語った『判決理由』が素晴らしいですね。
陳腐な表現ですが、罪を憎んで人を憎まず...でしょうか。

下した判決が、本当に正しかったのか。今後の人生に置いて、この判決が本当にベストだったのか。

悩み続けることが、仕事かも知れませんが、なかなか難しいですね。

2021/05/01

ドラマが良かったので読んでみた。

まだ2巻なので、なんとも断言は出来ないけど…なんというか…モサっとしてる。ドラマにある爽快感とか、納得感がない…。裁判官のお仕事はよくわかるマンガにはなってるけど、ストーリーが弱いのかな？

ドラマは、主人公を女性にしたり、サブキャラも含め魅力的で感情が動くんだよなぁ。

2020/05/12

坂間裁判官の好きなアイスはラムレーズン！
なんでそこだけ答えるんや笑 坂間裁判官が可愛く思えてきますね。

居眠りするおじちゃん弁護士はけしからんけど、「寛大な判決を求めます」に対して「寛大とは？具体的には？」て追及するのはみちお裁判官もいかがなものか。寛大な判決って慣例文句だし、双方の意見聞いた上で量刑決めるの裁判官なんだから別に弁護人にあえてゴニョゴニョ言わせる必要なくないか？
おじちゃん弁護士は最後まで偉そうだったが、「あぁ？？？」とかガン飛ばしてくる検察官の方がかなりやばい笑 検事正宛厳重抗議やろこんなん！！

判決理由をそのまま台詞で言わせるのは斬新！

若き熱血弁護士とクール堅物裁判官の議論は見応えあります。
坂間裁判官「被疑者が保安員に働きかける可能性もないとは言えません」弁護士「ハァ…？そんなこと「疑うに足りる相当な理由」には当たらないと思いますけど…！？」
のシーンは共感みが深い！！
そう、勾留裁判官・準抗告審ってこういう薄い可能性も理由に付けてくるんですよね～。
この若き熱血弁護士は応援したい。むしろこの人主人公のサイドストーリーもできるのでは！