「オウム」は再び現れる の商品レビュー
宗教学者が人が信教へ向かう心理、人間の心の拠り所を基にジャーナリストは異なる独自の視点で書かれたオウム本。 宗教学的な視点と日本人の集団心理の視点から的確に分析し解説されている。
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宗教学者である著者によりオウム事件について、宗教学術的視点で解説されています。他書にある裏社会との関係には否定的見地を取っておられます。教団内部の教義による問題として責任を取らない体質があり、それらが犯罪に繋がったと分析されています。またそれが故の断らない風土による結果であり、も...
宗教学者である著者によりオウム事件について、宗教学術的視点で解説されています。他書にある裏社会との関係には否定的見地を取っておられます。教団内部の教義による問題として責任を取らない体質があり、それらが犯罪に繋がったと分析されています。またそれが故の断らない風土による結果であり、もし同様の思想を持つものが現れれば、現代において再発する可能性を示唆されています。また自分自身がそこに居たとしたら、断ることができたのかを、問われていて熟考させられるところでした。
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信念なき「普通の人」たちが凶悪犯罪を起こしたのはなぜか。それは、オウムが日本組織に特有な奇妙な構造を持っていたからだ。
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オウムで有名になれた学者さん(事件発覚前はオウムに好意的だったとサイゾーに書いてあったが真偽は。。)が、総括する意味で振り返った、ってテイだけど、このネタで本を書けるのは平成のうちだけ、と焦って書いた感じがすごいある。すなわち、学者として調査に基づく考察と、カルトへの感情論とが、...
オウムで有名になれた学者さん(事件発覚前はオウムに好意的だったとサイゾーに書いてあったが真偽は。。)が、総括する意味で振り返った、ってテイだけど、このネタで本を書けるのは平成のうちだけ、と焦って書いた感じがすごいある。すなわち、学者として調査に基づく考察と、カルトへの感情論とが、変な感じに入り混じっているような気がする。
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