なぜ人と人は支え合うのか の商品レビュー
1/29おはよう日本で紹介 『こんな夜更けにバナナかよ』原作者が、 障害者殺傷事件を受け問題に正面から挑む―!
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津久井やまゆり園を例に出して、障害者の存在意義を書いたのだろうが、書かれている障害者の奮闘ぶりは、全て身体障害によるものというのが残念。 「なぜ人と人は支え合うのか」というタイトルなら、三障害を網羅してほしかった。
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障害者とその活動、関わり 意外と障害者にかかる税金は少ないこと 彼らが人を雇い経済を回していること 障害者はある点ではそう分類されるが、身体的個性でしかないこと
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著者は2018年に公開された、障害者とボランティアの交流を描いた映画「こんな夜更けにバナナかよ」の原作者。 障害者と社会について、著者の経験をもとに書いている。 「人は誰かの役に立つことによって存在意義を見出す。だとしたら困っている人であることが、誰かの役に立っていることになる。...
著者は2018年に公開された、障害者とボランティアの交流を描いた映画「こんな夜更けにバナナかよ」の原作者。 障害者と社会について、著者の経験をもとに書いている。 「人は誰かの役に立つことによって存在意義を見出す。だとしたら困っている人であることが、誰かの役に立っていることになる。ゆえに介護する側もされる側も平等である。」という意見が印象に残った。
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駅のエレベーターも最初はコスト的にムリ、次に車椅子で来たら突き落とすぞ(すごい言葉…)、と言われていたものが、今ではすっかり普通に。求めなければ与えられない。「社会に生かされているだけでもありがたい…」と遠慮していてはダメなんだと。 障害者は生きる価値がない、というのであれば、...
駅のエレベーターも最初はコスト的にムリ、次に車椅子で来たら突き落とすぞ(すごい言葉…)、と言われていたものが、今ではすっかり普通に。求めなければ与えられない。「社会に生かされているだけでもありがたい…」と遠慮していてはダメなんだと。 障害者は生きる価値がない、というのであれば、あなたにどんな生きる価値があるのかを示してください、という問いがおもしろい。 誰かを支えることで、自分が幸せになれる。一億円積まれてもやらない人はやらないが、一億円積まれなくても「あ、やりますよ」という人間はいる。人間関係というのは単純なものではない、と思いました。
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これだから、福祉の本はやめられないなあ、という本。 すごい人がたくさん出てくる。思いもよらなかった視点を持っていたり、行動力が半端なかったり、忍耐力もすごかったり。 私はいま、心に余裕がないが、社会福祉の最前線を知るたびに、不思議と生きていることへの無前提の肯定が得られる。
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映画の『こんな夜更けにバナナかよ』の作者が書いた本。 相模原の事件犯人に反論することも含めて、障害者の価値 についても書かれてある評論。 とても有意義な内容だと思います。常々私自信も 障害者は、社会のリトマス試験紙というか、生きづらさに 悩む人たちに対する対応は、社会全員に有意義...
映画の『こんな夜更けにバナナかよ』の作者が書いた本。 相模原の事件犯人に反論することも含めて、障害者の価値 についても書かれてある評論。 とても有意義な内容だと思います。常々私自信も 障害者は、社会のリトマス試験紙というか、生きづらさに 悩む人たちに対する対応は、社会全員に有意義な対応になり 得ると思っています。 こういう考えというか、感じ方ができる人や社会が 作られていけば、本当にいいなあと思います。 皆さんに読んでほしいと思います。
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面白かった。こんな夜更けにバナナかよ、の便乗本だと思って手に取ったが、それを包括して、じっくり論じている。読者は何らかの意見を持つことが出来る。
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障害については色々あって、割と詳しいのだが、障害の社会モデルや、「役に立たない」論、障害者福祉政策の変遷など、分かりやすくまとまっていた。 同著者の「こんな夜更けにバナナかよ」も映画化され、今までの障害者観が変化しつつある現在、本書で多くの人に障害について知ってもらえたら嬉しい。
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