天使はモップを持って の商品レビュー
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軽い感じで読める。短編集なので隙間時間でも読めるのが良かったです。 若くて可愛い女子はビル清掃「なんか」するのは勿体無い的なことを言う男が出てきて、色んな意味で、なんて失礼なやつなんだ!と思いました。 最後の「史上最悪のヒーロー(だったっけな?)」だけ、毛色が違うしなんとなく無理矢理感があって好きではなかったです。ハッピーエンドではあったので、良いのかもしれないですが…。
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ある会社で起こる事件を新入社員の大介と清掃員のキリコが解いていく物語。 8話の短編でできているので隙間時間に読みやすいです。 ただ、最終話の『史上最悪のヒーロー』がなんとなく他とテイストが違っていてちょっと不完全燃焼。 シリーズ物のようなので、最終話を踏まえて次回以降のストーリ...
ある会社で起こる事件を新入社員の大介と清掃員のキリコが解いていく物語。 8話の短編でできているので隙間時間に読みやすいです。 ただ、最終話の『史上最悪のヒーロー』がなんとなく他とテイストが違っていてちょっと不完全燃焼。 シリーズ物のようなので、最終話を踏まえて次回以降のストーリーがどうなっていくのかが楽しみです。
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続編を先に読んでしまってからの初回。 たぶん、書いた時の作者のキャリアの違いだろうが、内容的に薄い気がしてしまった。 面白いは面白いんだけれど、続編の方が面白かったなーと。 最後の章は、途中まで全くの別人だと思っていて、突然の正体判明に驚いた。 そのあたりの書き方も、なんだか腑...
続編を先に読んでしまってからの初回。 たぶん、書いた時の作者のキャリアの違いだろうが、内容的に薄い気がしてしまった。 面白いは面白いんだけれど、続編の方が面白かったなーと。 最後の章は、途中まで全くの別人だと思っていて、突然の正体判明に驚いた。 そのあたりの書き方も、なんだか腑に落ちない感じなのかも。。 あと、突然の「ひよこ」も。 このシリーズをきちんと順番に読む方! この本で判断せずに先に進んでください。 きっと楽しくなるよ。
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目次 ・オペレータールームの怪 ・ピクルスが見ていた ・こころのしまい場所 ・ダイエット狂想曲 ・ロッカールームのひよこ ・桃色のパンダ ・シンデレラ ・史上最悪のヒーロー もう20年以上も前、当時よく読ませていただいていた書評系サイトで評判だったシリーズが、近所の図書館に揃っていたので、借りてきました。 ある会社を舞台に起きる日常の謎を、清掃員の若い女性キリコが解決するというのが基本のパターン。 語り手の梶本大介は大卒の新人社員で、課長以外は全員女性というオペレータールームに配属される。 最初、オペレータールームというのは電話交換室のことかと思った。 けれども、課員たちはタイピング能力の高さを評価されている。 1997年に発表されたこの作品のオペレーターって、もしかして書類の清書をする人たちのことなのかなあ。 タイピストではなくオペレーターと言っているのは、パソコンのワープロ機能を使って清書する人? 毎日多くの書類が書くからそこにまわってくるというのは、そういうこと? うちの職場は1993年に一人一台パソコンが支給されたけど、それまでは課に2台しかなくて、課長やほかの皆さんから書類作成を頼まれると、パソコンの順番待ちをしなければならなかった。 で、優柔不断な補佐に、「もうちょっと行間開けて」「やっぱり元に戻して」と、何度もつくり直しをさせられたことは、忘れない。 だけど、オペレータールームという言葉には聞き覚えがない。 あったのかな、そういう言い方。そういう部署。 今の人には理解できない部署だろうなあ。 それはさておき。 読んでみたら〈日常の謎〉の概念を逸脱するレベルの時間が多発してるじゃないの、この会社。 殺人(傷害致死か?)しかり、悪質なマルチ商法への勧誘しかり、盗難しかり。 法律上罪にならなくても、例えば後輩の担当業務の書類を意図的に廃棄したり、セクハラ、パワハラ、不倫…。 嫌だな、この会社。 そして、その会社のビル清掃を一手に引き受けているキリコ。 大卒新人の大介を「おじさん」というのだから、10代の少女なのだろう。 夜中にひとりですべて清掃するというだけでも重労働だと思うが、「トイレが汚れてる」と言われて昼間に清掃しに来ていたりするなら、24時間拘束されているようなものじゃん。 嫌だな、この会社。 なぜ彼女が清掃員という仕事をしているか、という理由は後に明らかになるので、当初予想していた『夢の実現のためにお金が必要』などというありきたりな理由ではなかったことに安心はしたものの。 そんな働き方でいいのか、若者よ!という気持ちになってしまうのは、ある程度働き改革が常識になったからか。 現状あまり変わってない部分も多いけど。 肝心のミステリについては、キリコの観察眼と行動力でスマートに事件の真相を暴くことができてスッキリはする。 だけど…これ、嫌ミスの元祖なのかな、真相を知った後のモヤモヤよ。 大介よくオペレータールームの先輩たちと仲良くやれるな。タフだな。 私なら人間不信だわ。 いくら会社に不満があるとしても、新人社員に対するやり方ではないと思う、あれは。
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突然のひよこにはびっくり。何が起きたかわからなくて何回か読み返してしまった、笑 とってもほっこりするお話でした。私は掃除が苦手だけど、キリコの一生懸命な姿を想像してると掃除したくなっちゃったな
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赤茶色の髪をポニーテールに結い上げ、耳につけた複数のピアスを揺らしながらキビキビとビルのお掃除をこなすおしゃれな女の子キリコが会社内でおこるさまざまな問題を解決するミステリー。 「掃除をしていると、見たくないものまで見えてきてしまうのよ」 嫉妬、逆恨み、不倫、マルチ商法、摂食障害...
赤茶色の髪をポニーテールに結い上げ、耳につけた複数のピアスを揺らしながらキビキビとビルのお掃除をこなすおしゃれな女の子キリコが会社内でおこるさまざまな問題を解決するミステリー。 「掃除をしていると、見たくないものまで見えてきてしまうのよ」 嫉妬、逆恨み、不倫、マルチ商法、摂食障害、セクハラ…人間の心の闇の部分が文字通り汚れとなってこびり付いているオフィス。そんなオフィスを小さい体1つでお掃除するキリコちゃんはまさしく天使なんだと思いました。問題そのものは重いものばかりでしたがキリコちゃんのキャラがとても癒しになってとても軽快な気持ちで読めました。お掃除って素敵だな、彼女を見習おう!とも思いました。彼女をサポートする新入社員の大介がちょっとヘタレなのですが、キリコとともに大小の事件を追っていくごとに成長しているようで、そこもなかなか面白かったです。
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キリコが結婚するまでの話 相変わらず、殺人ではないが あらゆる事件がキリコの周りで起こる オペレータールームの回 第一弾 2020/01/09 19:07
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近藤史恵さんの作品を続けて読んでいる。怪事件、お悩み解決のちょい軽ミステリー。 とある会社の新人社員と掃除人キリコが事件を追う。他作品同様に短編オムニバス形式でとても読みやすく面白い。 最後の介護の話は少し考えさせられる。 シリーズになっているようで続きが楽しみ。
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