天使はモップを持って の商品レビュー
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近藤史恵さんのお話は読み心地が軽くて読みやすい。 所々ちょっと舞台が昔なのかなと思われる表現があったけれど、後書き見て納得。このお話20年近く前に書かれたものなんですね。それにしては今読んでも話の内容がすっと入ってきて自然なので、時代を読む観察眼に感服しました。 ただ印象に残らな...
近藤史恵さんのお話は読み心地が軽くて読みやすい。 所々ちょっと舞台が昔なのかなと思われる表現があったけれど、後書き見て納得。このお話20年近く前に書かれたものなんですね。それにしては今読んでも話の内容がすっと入ってきて自然なので、時代を読む観察眼に感服しました。 ただ印象に残らない登場人物が多くて、主役二人以外はあまり個性が見えないのが勿体無いと思いました。
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近藤さんのコージーミステリーはやっぱり面白い。 とあるオフィスの怪事件や悩み事を持ち前の洞察力で見事解決する清掃人探偵・キリコシリーズ。 軽やかに読める。 だけど真相や動機を知るとまるでトゲが刺さったようで胸に残るものがある。 扱う題材は意外と重めだから印象的。
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オフィスに勤める新人と若い清掃人のキリコが色々な事件を解決する話。短編集なのでスラスラと読めてしまった。第2弾も楽しみ。
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女の園である庶務課に配属された大介は、ある日、先輩を怒らせてしまう。それを境に、自分が受け取ったはずの書類が立て続けに消えるという事件が。そんな中、社内の掃除を言ってに引き受けている、若い掃除人キリコと仲良くなり、書類が消える謎を探っていく。 うん、ライトノベルやろうねえこれは...
女の園である庶務課に配属された大介は、ある日、先輩を怒らせてしまう。それを境に、自分が受け取ったはずの書類が立て続けに消えるという事件が。そんな中、社内の掃除を言ってに引き受けている、若い掃除人キリコと仲良くなり、書類が消える謎を探っていく。 うん、ライトノベルやろうねえこれは。人物設定は作者の中に強烈にあるらしいが、読者には伝わらず。したがって人間関係がいまいち序盤ではよくわからず、名前だけが飛び交う展開。途中から、大介とキリコ以外はあまり意識しなくて良くなって、ようやくそういう話だったのねと気がつくという。2回目読むことを前提としすぎ。 8作のアンソロジーで、社内の様々な事件を解き明かしていくのだが、2作目でいきなり殺人事件はまずいよ。事件が大きくなりすぎ。設定とのバランスが悪い。 その後はパンダのぬいぐるみ事件やヒヨコ事件など、それらしいこじんまりとしたものもあるものの、背景がちょっと大きすぎたり、拡げた風呂敷を収拾しきれずにイヤーな雰囲気で終わったりする話が多い。また、巻末作は、それはないだろうよ。続編できるだろうに。あれはダメ、 文章の方は、最近勢いだけで書いている自分の小説を読んでいるのかと錯覚させられた部分が多々あった。特に気になるのが、会話を会話で受けているのだが、途中に誰が発した言葉かを明らかにしないため、つかめない部分が有った。これは自分もやってる。反省しよう。 ただし、前回、同作者の作品を酷評したが、こちらはそこまで読めないわけでもない。では、日常系の楽しい作品かと言うと、うーん、半分ないな。でも半分は、まあ暇つぶし程度に楽しめるかなと言うところはある。 ☆2にしたのは、その読みやすさの部分と、電子で読んだが、電子書籍らしい作品であったことで+1。 で、調べたら続編があるわけね。尚更、本作の巻末の話はいらない。
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日本は二十年たってもあんまり変化しなかったな。 此処で提起されている問題はむしろ悪化 経済が落ちると弱い所から
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結構前に書かれた本の再文庫化。 古さを感じさせないお仕事探偵小説。 問題が多すぎないかこの会社とは思いますが、それは小説ということで。人間関係に鋭くメスを入れて、さくっと終わらせる。読後は心が爽やかに掃除されます。 近藤さんの後書きを読むと、前のバージョンと結末が違うそうな。ど...
結構前に書かれた本の再文庫化。 古さを感じさせないお仕事探偵小説。 問題が多すぎないかこの会社とは思いますが、それは小説ということで。人間関係に鋭くメスを入れて、さくっと終わらせる。読後は心が爽やかに掃除されます。 近藤さんの後書きを読むと、前のバージョンと結末が違うそうな。どこが違うかぜひ読まねば。
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本当に幅広い いろいろな作品がある。 お掃除ものであさのあつこさんもいいけど、これも良いです。 大掃除前に読むとやる気になるかも
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