「がんばらない老後」のすすめ の商品レビュー

保坂隆(著者)

2020/08/29

この作品は、2009年12月に刊行された『ひとり老後はこんなに楽しい』をもとに、書かれたとのこと。
著者は1952年生まれなので、57歳位の時に書かれた本をもとにしている、ということ。

103～105頁に、「寝つきの悪さを解消するには」という項目がある。
そこに書かれていることだが、
・60歳以上では、3人中1人が、自分は不眠症と感じている。
・1日の体温変化は、最も低いのが目覚める直前、そこから徐々に上がり、眠る前に最も高くなる。そして、だんだんに下がっていく。
・年齢を重ねると、一日における最高体温が低くなり、体温を下げるのに時間がかからないため、眠りが浅くなる。
・体温の低下の幅が大きければ大きいほど、深い眠りに入れる。

124頁に、いいこと日記を書くことをすすめられている。
これは、良いかもしれない。
いいことを探して、いいことだけを書くというもの。

132頁には、地域とのつながりを目指す方法として、ボランティアについて書かれている。
私は、今までボランティアを行った記憶がない。
この辺で、一つやってみるのも良いじゃないか、と思えた。

186頁には、民生委員のことが書かれている。
私は、良く知らなかったが、色々と相談にのってもらえるようだ。