魔女の封印(上) の商品レビュー
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今回は人間の頂点に立つ、頂点捕食者のお話。 人間の気を吸って、相手を腑抜け、または殺してしまう人間が存在するという設定。 人間の気を吸うバンパイアか……。 頂捕は突然変異で生まれ、1億人に一人の割合で存在し、日本には一人、中国には10人以上がいるという設定。 大沢氏のこれまでの、ハードボイルド路線とは、今回はちょっと違う。 元公安の湯浅に頼まれ、調査に乗り出す水原。 骨董品屋の堂上という男が、頂捕である可能性を探る為、水原は堂上と会う。 堂上と面会したが、水原の相手の正体を読み取る能力が、堂上には通用しない。 暴力団がこの力に目をつけ、絡んでくる。 暴力団が中国から日本へ呼び寄せた頂捕らしき人物が、堂上を探す。 暴力団「星稜会」、暴力団経営の探偵事務所、NSS 国家安全保障局、公安が絡んで来る。 そんな中、堂上の行方が分からなくなった。 魔女こと、水原がカッコいい。 相手の正体を一瞬にして読み、その能力を活かして、相手と対峙する。その様は今回もカッコ良い。 水原は堂上の行方の手がかりを探して、星稜会の柴田を当たりに大阪へと行く。 下巻へとつづく。
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魔女シリーズの第3弾。 水原さんの見ただけで人を見抜く力だけならまだしも、頂捕とは流石にファンタジー感が強過ぎる。。。 にも関わらず、シリーズに共通して面白さは健在です。 実は頂捕はトリックでした、とはならないだろうから、最後はどう落とすのだろうか。
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久しぶりに読むシリーズ。 導入部がきっと過去作にも登場しているお店のシーンからはじまったため、「あれ?もしかして再読?」とちょっと惑わされる。 上巻の後半から、話が急展開。先が全く読めないのでとにかく先が気になる。 ちょっと現実離れした設定かな?とも思ったけれど、強ち否定でき...
久しぶりに読むシリーズ。 導入部がきっと過去作にも登場しているお店のシーンからはじまったため、「あれ?もしかして再読?」とちょっと惑わされる。 上巻の後半から、話が急展開。先が全く読めないのでとにかく先が気になる。 ちょっと現実離れした設定かな?とも思ったけれど、強ち否定できないことなのかもと。絶対的少数派として生まれた場合いくら自分に力があろうとも絶対的多数派に存在を誇示したり同化しようとするのは中々難しいことは想像に難くないし。そう考えると、ただ自分が無知でなにも知らないだけなのでは・・・と疑心暗鬼になってくるな。
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上巻だから話の途中だけど面白いよ! またすごい仮説(設定)が出てきていいスパイスになってる。中心人物の堂上はまだ不思議な部分が沢山あって下巻も楽しみ。水原が相手の性癖まで言い当ててしまうのはスカッとするな。
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大沢君。最近ちっとも本書いてないやん。 本屋に行き新しい本出てるやんと手に取って見れば、小さく新装版て書いたるやつばかり。20年近く前のタイトルなんて忘れてるし、騙された事何回もあるねんで。プンプンやわ。 で、これは新作やったわ。でも、ヒトを食うってなんやねん?本当に人を食った話...
大沢君。最近ちっとも本書いてないやん。 本屋に行き新しい本出てるやんと手に取って見れば、小さく新装版て書いたるやつばかり。20年近く前のタイトルなんて忘れてるし、騙された事何回もあるねんで。プンプンやわ。 で、これは新作やったわ。でも、ヒトを食うってなんやねん?本当に人を食った話やわ。
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水原カッケーなーって再確認できた。 どんな場面でも冷静に会話できることに尊敬。 現実、いつか人間も喰われる側になる日が来るのか…⁈
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人間の上位に存在する者とは? ミュータントとかバンパイアとか色々設定はあるけれど、バンパイアが一番近いかな。やくざや警察や国家、それぞれの立場で考え方は違う。さてどうなるか……
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【クールな女主人公・水原、三たび登場!】裏のコンサルタント水原が接触した男は、人間のエネルギーを摂取し命を奪う新種の?頂点捕食者?だった。読み応え二〇〇%の会心作!
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