愛…しりそめし頃に…(新装版)(六) の商品レビュー
恥ずかしながら本巻で完結した事に気がつかず、次巻をネットで探してしまった。 それほどあっけないといえばあっけない終わりだが、確かに石森の「サイボーグ009」、赤塚の「おそ松くん」、藤子不二雄「オバQ」の連載が始まろうとするところが描かれ、最後に手塚の小学館の漫画賞受賞パーティーで...
恥ずかしながら本巻で完結した事に気がつかず、次巻をネットで探してしまった。 それほどあっけないといえばあっけない終わりだが、確かに石森の「サイボーグ009」、赤塚の「おそ松くん」、藤子不二雄「オバQ」の連載が始まろうとするところが描かれ、最後に手塚の小学館の漫画賞受賞パーティーで締まっている。満賀がいっぱしの漫画家になった、ということだろうが、どうも時間軸も分かりづらく腑に落ちない。 おそらくこういった(特に時間が経ちすぎている)自伝は、非常に出来が悪くなるうえに、異常に過去を美化しているので、全く資料価値が低いのだろう。ただし、批判的検証には有意義だ。つまり「何が描かれなかったのか」という点である。特に寺さんのエピソードは、触れたくない(もしくは触れられない)何かを感じる。 もう少しトキワ荘について勉強したい。
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まんが道の続編ということで楽しみに読んだのだけれど、おじいちゃんに同じ話を何回も聞かされている感覚。どうせならF氏との決別まで描いてくれればと思ったがそれもなく。 まんが道がとても面白かっただけに残念である。
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