マガイの子 の商品レビュー
【2026年41冊目】 神隠しにあった子どもたちが無事の帰還を果たす。通常であれば喜ばしい出来事を、その地域では忌み事として捉えていた。帰ってきた子どもは姿形は同じに見えるが、別の者が成り代わっているというのだ。人はそれを「マガイの子」と呼んだ。東京で一人暮らしをする風哩もまた、...
【2026年41冊目】 神隠しにあった子どもたちが無事の帰還を果たす。通常であれば喜ばしい出来事を、その地域では忌み事として捉えていた。帰ってきた子どもは姿形は同じに見えるが、別の者が成り代わっているというのだ。人はそれを「マガイの子」と呼んだ。東京で一人暮らしをする風哩もまた、とある過去を抱えていることから「マガイの子」と呼ばれていて――。 最初は文体の読みにくさが気になりましたが、徐々に慣れました。なんというか、こねくり回さなくていい表現の仕方をしているというか、ストレートに入ってこないというか。文章のリズム等は多分好き好きだと思うので良い悪いでは語れませんが。 途中で「もしかして」と思ったことが真相につながってしまったので、「そんな気はした〜」という感じでしたが、物語の全体を掴むのはちょっと難しかったです。登場人物がそんなに多いわけではないんですけど、一人ひとりの役割が複雑というか不明瞭というか。 設定が多いけど、語り切る前に終わってしまったからなんですかね。なんか、結局のところよくわからなかったな、という印象です。
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民間伝承、神隠し、怪物、異界……ホラー好きが思わず反応してしまいそうな設定だが、後半に至るに連れて目に見えて胡散臭さが倍増してくる。名梁はキングやクーンツといったモダンホラーを好んで読んだ事からそういったジャンルからの影響だろう。この影響が物語を無駄に大きくしてしまって恐怖を削ぎ...
民間伝承、神隠し、怪物、異界……ホラー好きが思わず反応してしまいそうな設定だが、後半に至るに連れて目に見えて胡散臭さが倍増してくる。名梁はキングやクーンツといったモダンホラーを好んで読んだ事からそういったジャンルからの影響だろう。この影響が物語を無駄に大きくしてしまって恐怖を削ぎとってしまった印象が強く残る。悪くない作品だけに惜しい。
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すごい独特な世界観! 面白かったしラストまで気になって読み進めてしまったけど、、結局どういうこと??な箇所が多かったのが残念 弟のレイジはどこに行ったんだ?主人公はマガイの子じゃなくて、でもマガイを、だしてたのは誰なんや?
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山に棲む獣『紛』が里の子を己の子とすり替える。現代では迷信扱いの民話を鞍臥の人は今でも心のどこかで信じている。なぜならあたしがその「マガイの子」だから―。東京で美大に通う風哩は、「お山」で従兄が惨殺された事件の記憶がない。セクハラ教授問題で訪れた変なカウンセラーと話すうち、夢に見...
山に棲む獣『紛』が里の子を己の子とすり替える。現代では迷信扱いの民話を鞍臥の人は今でも心のどこかで信じている。なぜならあたしがその「マガイの子」だから―。東京で美大に通う風哩は、「お山」で従兄が惨殺された事件の記憶がない。セクハラ教授問題で訪れた変なカウンセラーと話すうち、夢に見る「マガイ」の事を喋ってしまう。高校生の弟・怜治がまだ住む地元では「お山」の磨崖仏を調査する謎の研究者が暗躍し始め…。
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僕の姉は「取り替えられた」魔者なのか? 「マガイ」のおぞましい真実とは 従兄が惨殺された8年前の事件の記憶がない風哩。今は東京で美大に通うが、セクハラ教授問題で訪れた変なスクールカウンセラーに「マガイ」の夢のことをつい喋ってしまう。(e-honより)
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面白かったけど、たしかに作者独自の神話体系があるような感じ。ここを起点にまた別の物語も展開しそうな。ただ現代社会の問題に起因している感じはあるし、昔と今、時代は変わっても人間に潜む残酷さはそうそう変わらないとも感じさせられる作品だった。
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解説の民間伝承,神隠し,怪物,異界,恒川光太郎,小野不由美というキーワードに惹かれて購入→やっと読了.面白かった.漫画化にしても面白いだろうなと思う.
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表紙イラストを理由に購入。 文法面で気になるのが「〇〇だか××だか」とするべきところが「〇〇だか××」となっている箇所が多いこと。作者の癖かな。 結局死んでいたのは主人公ではなかったということだけど、それでは何故主人公も異世界の夢を見ていたのか? という点についてよくわからなかったですね。 主人公の強気な性格は良い感じでしたが、ちょっと独特の世界観にはついて行けなかったかな。
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