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一週間のしごと の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2020/07/03

推しが強くお節介な幼なじみの菜加。何でも拾ってくる悪い癖がある彼女が今回拾ってきたのは人間の男の子だった。名前すら名乗ろうとしない男の子をタロウと名付け、親探しを始めた恭平たちはいつしかとんでもない事件に巻き込まれ…。 この作品が楽しめるかどうかは、ひとえにトラブルメーカーの菜加...

推しが強くお節介な幼なじみの菜加。何でも拾ってくる悪い癖がある彼女が今回拾ってきたのは人間の男の子だった。名前すら名乗ろうとしない男の子をタロウと名付け、親探しを始めた恭平たちはいつしかとんでもない事件に巻き込まれ…。 この作品が楽しめるかどうかは、ひとえにトラブルメーカーの菜加のキャラクターを許容できるかどうかにかかっている気がする。おいおい、そこで何でそんなことをする、と本が叩きつけたくなること請負。私はといえば、「あーもう!イライラする!」と思いながらも、結構最後まで楽しめた。扱っている事件は決して軽いものではないのに読後感が悪くないのは、解説の光原百合さんの言う通り、主人公たちのおかげだと思う。

Posted byブクログ

2020/06/12

ちょっとした出来事からいろいろなことが繋がっていく感じは悪くないですが、話の中心にいる菜加が身勝手だし、考えは浅いしで、イライラしてしまってストーリーを楽しめなかった。 作者は女性なんですけど、この作品に出てくる女はいろいろな意味でバカばかりなんですが、これでいいのか?

Posted byブクログ

2019/04/08

思ったよりアクション要素が強かった。ミステリ的には入れ替わりが使われているが分かりやすい。テンポも良く読みやすいので軽く読むには良い。

Posted byブクログ

2019/02/16

+++ 優等生だがほかに取り立てて特徴のない男子高校生・開沢恭平は、日曜日に幼なじみの青柳菜加に呼びつけられ、一方的に相談された。渋谷の雑踏で母親から見捨てられた子どもを保護し、家まで送り届けたが、荒れ果てた無人の室内に危機を覚え、自宅に連れてきたという。昔から行動力だけが突出し...

+++ 優等生だがほかに取り立てて特徴のない男子高校生・開沢恭平は、日曜日に幼なじみの青柳菜加に呼びつけられ、一方的に相談された。渋谷の雑踏で母親から見捨てられた子どもを保護し、家まで送り届けたが、荒れ果てた無人の室内に危機を覚え、自宅に連れてきたという。昔から行動力だけが突出している菜加は、事の重大さをまったく認識していなかった。「誘拐罪。お前がやったことはれっきとした犯罪だ」――大人たちを頼らず事態の収拾を図るため、恭平たちの波瀾の一週間が幕を開ける! +++ OLさんのお仕事ものがたりかと思いきや、主人公は高校生たち。しかもかなりショッキングなストーリーである。高校生が主人公だということをつい忘れてしまいそうになる瞬間が何度もある。前半は、不穏な描写もあって興味を惹かれながらも、高校生の日常的な趣が強いのだが、次第に真相に近づくにしたがって、読み始めるときには想像もしなかった展開になり、なかなか納得できなくて、胸が苦しくなる。真犯人にとっては全編救いがなくて、重たいものを呑み込んだような気分だが、それ以外の登場人物にとっては、あしたに光が見えるのが救いである。養護教諭の存在が素晴らしい。さまざま考えさせられる一冊である。

Posted byブクログ

2018/11/30

なんでも拾ってしまう女子高生が、迷子の子供を拾ってきた。 しかも、その子供の母親が集団自殺したとのニュースが。 隣人で幼馴染に男子高校生が、事件解決に奮闘する。 頼りにたる同級生も何やら怪しい。 果たして、真相は? はたまた女子高生との仲はどうなる?

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