和菓子こよみ の商品レビュー
季節の風情を感じる和菓子。本書は、二十四節気を和菓子で表現しています。 同じ生地や形でも、色や味の変化でバリエーションをつけ、季節毎に違うお菓子に見立てる。立冬の候、来年もよく実るようにと、枝先に柿をひとつ残すことを木守(きまもり)と呼びますが、浮島の間の茶色い線で枝を、橙色の羊...
季節の風情を感じる和菓子。本書は、二十四節気を和菓子で表現しています。 同じ生地や形でも、色や味の変化でバリエーションをつけ、季節毎に違うお菓子に見立てる。立冬の候、来年もよく実るようにと、枝先に柿をひとつ残すことを木守(きまもり)と呼びますが、浮島の間の茶色い線で枝を、橙色の羊羹で柿の実を見事に描いています。他にも大寒の寒椿など、まるで日本語の美しさを感じる俳句のように、その佇まいに込められた美しい情景が目に浮かびます
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