新書アフリカ史 改訂新版 の商品レビュー
通勤で読めるアフリカ通史。植民地化によって「直線的に」で分断されてしまった国家の枠組みではなく。「川世界」や「交渉史」という視角から、新しいアフリカ史を描こうとする熱意に溢れた意欲作。増補によって2018年までの記述が追加された。 「ナショナリズム」「法と裁き」などヨーロッパ的な...
通勤で読めるアフリカ通史。植民地化によって「直線的に」で分断されてしまった国家の枠組みではなく。「川世界」や「交渉史」という視角から、新しいアフリカ史を描こうとする熱意に溢れた意欲作。増補によって2018年までの記述が追加された。 「ナショナリズム」「法と裁き」などヨーロッパ的な枠組みを乗り越えようとする視座が随所に盛り込まれており、個人的にはそれが良かった。 歴史を扱う書物で共通に思うのだが、もっと地図がほしい。本書はだいぶ良心的だけども。 特厚。
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講談社現代新書のロングセラーが新装版に。特にアフリカの歴史に興味があるとか、そういうのは無くて、SNSで現代新書随一の分厚さを誇ると宣伝していたので買った。分厚いと言われるとつい買ってしまうが、思ったより分厚くなかった……まぁ、この判型で『分厚い』と言うと、同じ講談社から京極夏彦...
講談社現代新書のロングセラーが新装版に。特にアフリカの歴史に興味があるとか、そういうのは無くて、SNSで現代新書随一の分厚さを誇ると宣伝していたので買った。分厚いと言われるとつい買ってしまうが、思ったより分厚くなかった……まぁ、この判型で『分厚い』と言うと、同じ講談社から京極夏彦がいるからな……w さて、元々『分厚い』という理由だけで買ったのだが、読んでみるとこれがなかなか面白い。幾ら分厚くても近現代まで書かれているので駆け足になってしまうのは仕方がないこととはいえ、古代の、文明発祥期のことが非常に面白い。当たり前だがエジプトだけではないのだ。 しかし文字を持たず、口承・伝承しか手段を持たなかった文明というのは、何らかの遺跡が発掘されないことには、誰にも知られず消えていくことになるのだなぁ……。
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