天龍源一郎の世界一滑舌の悪い人生相談 の商品レビュー
厳しい相撲界の視点と、いろんな場所で柔軟に戦ってきた思考が上手く組み合わさった回答をされていて、受け入れる側も気持ちよく見れました。
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風雲昇り龍。 ミスター・プロレス。 馬場猪木をフォールした唯一の日本人。 天龍源一郎。 2015年11月の引退後は、タレントとしても活躍。 大晦日の風物詩「ダウンタウンの笑ってはいけない」シリーズなどの常連として「滑舌の悪い」キャラとして異彩を放つ。 そんな彼が雑誌で人生...
風雲昇り龍。 ミスター・プロレス。 馬場猪木をフォールした唯一の日本人。 天龍源一郎。 2015年11月の引退後は、タレントとしても活躍。 大晦日の風物詩「ダウンタウンの笑ってはいけない」シリーズなどの常連として「滑舌の悪い」キャラとして異彩を放つ。 そんな彼が雑誌で人生相談のコーナーを担当した。 力士として、プロレスラーとして、経営者として、一家の長として。 どこまでも相手に寄り添い、自身の経験になぞらえ、明快に相談に答えていく。 かくいう私も、かつて著者に「質問」をしたことがある。 1996年12月。 WARの大将として新日本プロレスと真っ向から闘い、時代の最先端を突っ走っていた天龍のトークショーが開催。 闘魂三銃士(武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也)らと激闘を繰り広げ、まさに脂ののりきった時期。 終了後の質問コーナーでこんな思いをぶつけてみた。 私「天龍さん。今の全日本はつまらないです。全日本の選手と戦って、レボリューションの頃のあの熱い闘いを魅せてください」 (1990年代後半は、三沢光晴、川田利明、小橋建太、田上明の四天王プロレスの全盛期だった) 天龍「じゃあ、全日本プロレスに手紙を書いてよ(笑い)」 「皆さんは、全日本の試合を、どうのこうの言いますけど、僕はもう、素晴らしいと思いますよ。ただね、ガチガチ当たっていくプロレスで一回完成されたプロレスっていうのは、ぶっ壊した方がいいと思うんですよ」 「全日本の人たちも。たぶん、やってる選手も、もう疲れてると思うんだよね。だから一回、ぶち壊して、ぶち壊すためには、やっぱり憎くて向かってくる天龍源一郎とかがいなきゃ、駄目だと思っているよ、俺は」 このやりとりは「週刊ゴング」にも掲載された。 今読み返して思うのは、四半世紀前も今も変わらぬ天龍の心意気。 そしていまだに走り続け、挑戦し続ける龍魂。 だから、どんな悩みにも明快な道を示すことが出来るのだ。 「世界一明快な人生相談」ここにあり。 まもなく平成が終わる。 天龍革命が終わることはない。 #天龍源一郎 #世界一滑舌の悪い人生相談
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