新世界 の商品レビュー

西野亮廣(著者)

2018/12/15

キンコン西野さんが昔「新世界」に住んでいたのと、
これから来る時代をかけて「新世界」というタイトル
にしたと思われる書籍。

改めて読んですごいなあと思ったのが、
色んなことを色んな人と考えてそれを実践していること。
実践して全てが成功しているわけではないんだろうけど、
たくさん失敗したからこそ色んな経験や知見が得られ、
その結果、成功につながったんだろうな。

しかも色々やってるからこそ、
この人だったらきっと何かしてくれるんだろうな
といった印象づけも出来、信頼を勝ち得ていると思う。

西野さんと比べると規模は小さいかもしれないが、
やってみて失敗して怒られてという経験があったから、
チャレンジするという勇気を得ることが出来たし、
それが周りの人を巻き込む力に繋がったという実感を
得たプロジェクトもいくつかあった。

そういう意味ではチャレンジするのを諦めない、
チャレンジしても深手を負わないようにインプットを
充実させチャレンジ前に思考錯誤するという取り組みを
これからもずっと続ける姿勢を持ち続けようと
本を読み終えて改めて思った。

【勉強になったこと】
・批判するならまずはそれが何なのかを理解すること。
　知らないことを批判するのは簡単。

・今の時代は先に信用を稼いで、その後換金するという
　仕組みがある。クラウドファンディングがそう。

・嘘は感情でつくのではなく、
　環境によってつかされるもの。

・社員に利用されない会社はつぶれていく。

2018/12/13

目新しい内容ではなかったけど、なにかオンラインサロンに入ろうと思っていたタイミングだったからわくわくした。

そして、これを西野さんが日本のマスに届けてくれたことに希望をいだいた。

これからは絶対にいい人の時代が来る、そんな風を感じた。

嘘をついて人を騙して気持ちよくさせて、自分の利益を追求する人じゃなくて、純粋に人を想う人がちゃんと評価されて生きていける世界。

これからの時代を生きるのが改めて楽しみになった。感謝。

2018/12/13

友達がキンコン西野さん大好きなので、影響されて友達より先に読了(笑)
自分のことと重ね合わせて、帯と序盤で泣きそうになった。泣けるビジネス書。
後半はオンラインサロンの話なのだが、結構わかりやすかった。
それより何より、レターポットの仕組みがわかったのが一番よかった。
大丈夫、いけるよ。

2018/12/12

西野さんの本は出ると必ず読んでいるので書かれている主義主張は大体同じなのである程度は似た内容です。

でも、本が出るたびにその時に取り組んでいるホットな内容も記されていてそれが面白い。

同じような内容でも西野さんの言葉は不思議と読むたびに心に刺さってきます。

今回の本は特に心に響いたので「感心」ではなく「感動」しました。

とても面白かったです。

2018/12/09

今、日本で最大規模のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」を運営する著者による、信用とおカネとコニュニティのこれからの話。いやあ、抜群に面白かった。

これからの世界では「信用を稼ぐ」ことにより生活していくことができる。その例え話としてのホームレス小谷の話は最高にわかりやすいエピソードだと思うし、こうした無償で汗を流すナイスガイに日の目があたる世界ってなんだか素敵だと思う。

西野亮廣は、いま世の中で起きているコトを捉え事業化する天才だと思った。何が価値になるのか、そこへの嗅覚は、この人に勝てる人はいない。

2018/12/09

貯金ならぬ貯信時代。貯信とは何だ？と思いきや、信用と貯める事らしい。これからの時代、お金よりも信用を貯めようと言う趣旨に捉えられるが、それは一つの手段としてアリなのかと。著者自身がこのようなスタンスで今のような位置にいる結果であるし、実践した物の言葉としては読むに価する。中盤は氏の行っているオンラインサロンの紹介とこれからの方向性。少し宣伝も入っているか？と言う気もしないでもないが、その世界がどのような物かが分かりやすく書かれている。全般的に、自分の事より周りを大切にした方が良いと言う趣旨に纏められている印象。

2018/12/08

相変わらず発想が斜め上かつ説明がわかりやすい。

>>身の程を知れ？身の程に合わせていたらいつまで経っても未来が始まらないじゃないか

ちなみにこの方はこれが3冊目ですが、常に前進されているので、最新作さえ読めば無問題です

2018/12/13

西野亮廣さんの新刊。革命のファンファーレを読んでいたので、すんなり入れました。
言い方は大仰であれまさに「新世界」と呼びたくなる斬新で革新的なアイデアがたくさん。
彼があまりにも行動を起こし結果を伴いまくってるから、世間のバッシングやアンチもさすがにもう口をつぐみ始めてるような気がする。

「今の時代には『まずは信用を稼いで、その後で換金する』という選択肢がある」
信用は複利で増える。
貯金は機会損失。そのお金を使って一人でも多くの人を笑顔にして、信用を稼いでおいたほうがいい。

認知度と信用度の座標軸は、とても分かりやすくて興味深い。
人気と認知の違いが一目で理解できる！もう世間はみんな、嘘ついてるタレントや信用できないタレントは見抜ける目を持っているのだ。いくらテレビにばんばん出て認知されていようとも、実際の信用度は高くないからいざというときあっという間に転落する。

オンラインサロンの内情、実態についてもとても詳しく書いてくれていた。
酒を飲みながらの雑談のような会議。サロンの代表とメンバーという間柄でありながら、お金の流れは双方向的で立場も対等に意見しあえる。そこはもうサロンとも会社とも違う、まるで小さな町のような、一つの独立した経済圏になっている。
「えんとつ町のプペル美術館」を更地の状態でオープンして、更地であることに意義を見出して入場料をもらうとか、そんな発想の転換誰が思いつく？ディズニーランドをたとえに言われてみれば確かにその通りで、建設で出たゴミをお土産にしちゃうところまで含めて思わず舌を巻いた。

「失敗」を売る。
知らない隣人よりも遠くの友人のほうが、心の距離は近い。「時間軸」ではなく「人軸」の地図をつくる。
「文字(レター)」が新しい通貨になる。レターポット。
信用がある、ということが証明されれば、交換に重きを置かずとも優遇される世の中になる、もうなっている。

この本は大変読みやすくて小一時間で読了できるほどなのだけど、とにかく次から次に新しいアイデアが出てきて一生読んでられる。
まじでオンラインサロンへの入会を検討し始めている自分がいることに驚きを隠せない。

2018/12/02

先週のアメトーークを観て、ミーハー心から完読。

お金を貯める時代から、信用を貯める時代への変化について、全て著者の経験を踏まえて述べられている。ホームレス小谷、田村Pのはれのひ成人式、吉本興業2.0や人検索地図等々…机上の空論ではないから、小難しいビジネス書や学術書よりも引き込まれる。著者が述べる貯信時代も、未来の話ではなく、「いま」既に始まっている話なのだと感じさせられた。

年功序列が色濃く残るバリバリの日本企業で働く私としては、著者の知り合いのフリーランスとの以下の話がぐさっと刺さった。

「ある時 、彼らに 「会社に所属しない理由 」を訊いてみると 、なんとも痛快な答えが返ってきた 。 「会社に所属してしまうと 、会社の事情で場合によっては 『面白くないこと 』に参加しなければいけなくなって 、信用を落としてしまうじゃないですか 」固定給と引き換えに信用を落として 、 〝自分の力でお金を作れない身体 〟になってしまうことが 、貯信時代では最も危険なことだということを彼らは知っているんだ 。」

まずオンラインサロンに入ってみるか…

2018/12/02

これからは信用がお金に代わってくるという、新しい道筋を教えてくれた本。だけどまだその動きは、地方に住んでいるど一般人のわたしには遠いお話のように思え…。とはいえ、ネットがこれだけ普及している現代。新しい波に乗りたいと思うのなら、求める力の強さに応じて結果が得られるのかもしれない。
「信用を稼ぐ」ということは、「人脈」を増やすということにも繋がるように思う。だけどそれは単に名刺を交換した。という程度の関係ではなくて、同じ価値観や目的を共有する「同志」のような関係になってくるんだろうな。
誠実さがきちんと評価されていく社会になったら嬉しい。ズルく立ち回る者が得をして、正直者がバカを見るような状況は嫌だから。
この本を読んだら、価値観や既成概念をグラグラと揺すぶられました。西野さんの起こそうとしている変化は理想論だ。と思うところもあるけど、その変化が現実に起こってくれたら嬉しいし、世の中に対してもっとワクワクできると思う。