あなたはここで、息ができるの? の商品レビュー
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気がついたら草むらに横たわって手足はあらぬ方向に曲がり、頭からは脳みそが吹きこぼれる状況で、ララは宇宙人に会った。 宇宙人は何度もララの過去に戻って人生をやり直しさせようとする。 それなのにララは、どうしても同じ人生を歩んでしまい、何度目かのやり直し人生の場面で、気づいてしまった。 高校生で出会って恋人になった健吾と過ごしてきた日々。 健吾と一緒に乗っていたバイクで事故に遭い、ララは瀕死の状態。 健吾は宇宙人となりララが死なないように人生をやり直しさせて自分の命を交換することを試みるが、うまくいかない。 ララが、健吾を心から大好きでいたから。 不思議な語り口調の、恋愛小説。
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独特の世界観と疾走感に引き込まれた。 大切ななにかを伝えようとしてくる相手はまるで宇宙人で、危ない香りさえする。 過去に戻ったとしたら?誤った選択かもしれないとわかった上でも、同じ選択を繰り返してしまうかもしれない。それは自分の心がそうさせるから。心の声を聴いた上で間違えてしまっ...
独特の世界観と疾走感に引き込まれた。 大切ななにかを伝えようとしてくる相手はまるで宇宙人で、危ない香りさえする。 過去に戻ったとしたら?誤った選択かもしれないとわかった上でも、同じ選択を繰り返してしまうかもしれない。それは自分の心がそうさせるから。心の声を聴いた上で間違えてしまったことは、変える必要のある過去になるのだろうか。
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結構楽しめて読めた。 最初、どういうこと⁈ってなりかけたけど、すぐに引き込まれた。読みやすかった。 タイトルとの伏線もあったりで、本の中のタイムリープに自分もノレた感じ、笑 勢いもあるけど切なさもありな恋愛小説だっ
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竹宮 ゆゆこさん初読み。 『絶対、最強の恋愛小説』と言う内容紹介に惹かれて手にしたものの、冒頭から良く解らず 途中でタイムループ物だと気付いたが、幾度となく宇宙人が登場したり 最後までさっぱり理解出来ないまま読了しました。 主人公は神宮女子高校に通う観波邏々(かんなみ らら)...
竹宮 ゆゆこさん初読み。 『絶対、最強の恋愛小説』と言う内容紹介に惹かれて手にしたものの、冒頭から良く解らず 途中でタイムループ物だと気付いたが、幾度となく宇宙人が登場したり 最後までさっぱり理解出来ないまま読了しました。 主人公は神宮女子高校に通う観波邏々(かんなみ らら) 単純に言えば邏々と健吾の切ないラブストーリー。 171ページと短めの作品で、会話中心の文章なので決して読みづらいわけではないけれど 独特の世界観に付いて行けず、残念な読後感となりました。 ライトノベルの様な作品で、SF系は苦手だと改めて実感した。
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気が付いたら瀕死だった。 20歳の「ララ」の前に現れた「宇宙人」 「あの日からやり直そう」 ひたすらループする日々 恋愛と挫折と、そしてまたループ 共にいるために 相手を生かすために。 究極の恋愛小説
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ループものなのかと思ってたけど、いやループものなのかもしらんけどちょっと違った。 宇宙人に未来予知にループにときたらとんでもSFかと思うじゃないですか? 違った。 めちゃくちゃ普通の、あたりまえの話だった。 タイトルの意味に途中で気付いたときに、あっ…てなりました。
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結局よく分からなかったけど、面白かったかもしれない。 (たぶんオマージュ元の)バタフライ・エフェクトよりも好き。 切なかった。
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JKの無限大の恋の力にただ圧倒された。 SFかな?と思って読み進めていたけれど、まぎれもなくこれは純粋な恋愛小説なのだった。 地球を壊す勢いで恋を救え。
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めっちゃ好きな感じの究極恋愛小説やった! 本を読んでるより漫画を読んでるような感じはさすが竹宮さん。 スイスイ入ってきて、ララちゃんの目線でずっと小説に入り込めて楽しかった。そして、お母様とお父様がまた、素敵!!! 可愛くて素敵な2人のお話やった。
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疾走感に振り切った小説。恋愛小説であり、タイムリープものであるのだが、そうした設定の説明がストーリーに追いつけなかった印象が強い。この著者らしい、つんのめるような一人称にぐいぐいと引っ張っていかれるこの語り口はいいのだが、ある程度の説明やループもの特有の袋小路感や絶望感はほとんど...
疾走感に振り切った小説。恋愛小説であり、タイムリープものであるのだが、そうした設定の説明がストーリーに追いつけなかった印象が強い。この著者らしい、つんのめるような一人称にぐいぐいと引っ張っていかれるこの語り口はいいのだが、ある程度の説明やループもの特有の袋小路感や絶望感はほとんどなく、そうした意味では好みが分かれるかもしれない。読後感はあっさりしてて物足りないが、既存のループものとは手順と結末を少し変えてる部分があり、そこの部分だけは興味深く読めた。惜しむらくはあともう少しだけ文量が欲しかった気もする。 ラノベ出身者らしく冒頭のツカミは抜群で、イメージを喚起させる手段はとても上手い。またママのキャラクターが非常に立っており、距離感もまた絶妙である。ただ、話はお世辞にも出来がいいとは言い難く、疾走感で誤魔化した感じが強く、疾走感があるからといって没入感がなかったのが残念な部分である。またオチの種明かしのインパクトも弱い。既存の同ジャンルの作品と比較した時の売りが疾走感と語り口しかないのは難点であると思う。恋愛×タイムリープという王道なジャンルのわりに、思った以上に人を選ぶ小説というのが意外だった。 ただ、クドくなりがちなタイムリープものにしてはリアルタイム感があるのが斬新なところで、普通の読み手が想像し、手垢のついたような物語にしなかった挑戦心はいいと思う。この一冊で新規開拓は難しいかもだが、著者のファンのニーズには応えた小説であるといえよう。
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