好日日記 の商品レビュー
「日日是好日」を読んだことがあったので、こちらも読んでみたく思い手に取った。 ページを捲るごとに、その時期その時期の季節を感じるような気持ちになって、暑い夏ですらも少し愛おしく感じた。 心の穏やかさを取り戻したい時に読みたい。
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「だんだんとお寂しいことでしょうけれど、これも順番ですのでね…どうぞお上手にお過ごしください」 ひとは 空に向かって寝る 永遠を見つめよと いっているのでしょうか 「お点前は完璧を目指すものでありながら、それを狙ってかなうものではなく、その日その時の自分を無欲で生きた時、はからず...
「だんだんとお寂しいことでしょうけれど、これも順番ですのでね…どうぞお上手にお過ごしください」 ひとは 空に向かって寝る 永遠を見つめよと いっているのでしょうか 「お点前は完璧を目指すものでありながら、それを狙ってかなうものではなく、その日その時の自分を無欲で生きた時、はからずも手に落ちてくるものなのかもしれない」
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お茶のお稽古を通した季節の移ろい。自分自身の心模様や人生を見えてきたり。お茶の時間のなんと豊かなこと。自然と共にあること、静謐な時を過ごすこと、心を見つめること。
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夜寝る前に少しずつ読み進めていました。 森下さんの文章は読んでいて落ち着くし、心地よくていい。 文字を追ってるだけなのにまるで同じ空間にいるような静謐な雰囲気、四季の移ろいを感じます。 特に、掛け軸『柳緑花紅』について綴られている春分の章がとても心に響いた。 私の好きな言葉になり...
夜寝る前に少しずつ読み進めていました。 森下さんの文章は読んでいて落ち着くし、心地よくていい。 文字を追ってるだけなのにまるで同じ空間にいるような静謐な雰囲気、四季の移ろいを感じます。 特に、掛け軸『柳緑花紅』について綴られている春分の章がとても心に響いた。 私の好きな言葉になりました。 心を整え、安らぎをもたらしてくれるような、そんな一冊。本書を読んで、私も定期的に心を整える機会を持ちたいなと思いました。 『いくつになっても、人は心穏やかになどならない。みんな、生まれ持った自分自身と闘っている。』 『目指しても目指しても終わりのない道を歩くことは、なんて楽しいのだろう。いくつになっても正面から叱り、注意してくれる人がいるということは、なんて幸せなのだろう』
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茶道を通して見た季節の移り変わりがとても鮮やか。日本の美しい季節を、カレンダーの進み具合ではなく、花や匂いやイベントを通して感じていくことを大切にしたい。 心と環境を落ち着かせた時に聞こえる、静けさの音を私も意識して聞いてみようと思った。 生涯を通して、師匠だと仰げる人がいること...
茶道を通して見た季節の移り変わりがとても鮮やか。日本の美しい季節を、カレンダーの進み具合ではなく、花や匂いやイベントを通して感じていくことを大切にしたい。 心と環境を落ち着かせた時に聞こえる、静けさの音を私も意識して聞いてみようと思った。 生涯を通して、師匠だと仰げる人がいることの幸せも描かれていた。
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「日日是好日」もとても良かったので、その続編のようなものかと思い、図書館で借りてみることに。続編というか、「日日是好日」の映画化が決まった時に、これまでの日記を見返して本書をまとめたということ。 日本の四季はこんなにも美しかったんだ、と改めて気づかされた。毎日毎日バタバタと慌た...
「日日是好日」もとても良かったので、その続編のようなものかと思い、図書館で借りてみることに。続編というか、「日日是好日」の映画化が決まった時に、これまでの日記を見返して本書をまとめたということ。 日本の四季はこんなにも美しかったんだ、と改めて気づかされた。毎日毎日バタバタと慌ただしく、今日もどうにか時間内にすべてが済んだと思いながら生活する日々・・・季節のように生きるなんてとんでもない、と思ってしまうけれど、そんなことない、と本書は教えてくれている気がする。ふとした瞬間に季節を感じることは誰にでもあるはず。それを大切に心に留めるかどうか。 森下さんのように季節を丁寧に感じられる感性を持っていきたいと思った。 それから、森下さんにとってのお茶のようなものがあればな~と羨ましくも思った。それを見つけるのも自分の感性次第。 この本は、手元に置いておいて、季節の折々にその時期の頁を読みたいと思った。そして、 季節ごとに名前がたくさん出てくるけれど、恥ずかしながら全然わからなかった草花を少しづつ知っていきたい。 あ、それから、森下さん自身による挿絵も素敵だった!こんな絵をちょちょちょっと描けるようになりたい。
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やっぱりお茶をやりたいなって思っちゃう本。 お茶もそうだし、四季の移り変わりや花、季語、習わしなどをもっと知りたいなと思わせてくれる。 うまくいかない時は地球につかまることに集中して任せても良いのか〜
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文章に出てくる情景を思い浮かべながら静かな気持ちで一語一句ゆっくりと味わうように読みたくなる作品だった。 大人になっても先生と呼べる道標のような師がいることは幸せだと思う。
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この本に出会って良かったと感じた1冊。 森下さんの表現する言葉がとても心地よくて、スーッと心に入ってくる感じがすごく良い。 お茶、食べ物、風景、人間関係、などなどいろいろなものから感じ取る感受性というものが素晴らしいなと。 スマホばかり見ていたら感じることができない、この世界のた...
この本に出会って良かったと感じた1冊。 森下さんの表現する言葉がとても心地よくて、スーッと心に入ってくる感じがすごく良い。 お茶、食べ物、風景、人間関係、などなどいろいろなものから感じ取る感受性というものが素晴らしいなと。 スマホばかり見ていたら感じることができない、この世界のたくさんの美しいことにこれから気づいていけたら良いなと思った。 「柳は緑、花は紅」 ありのままの自分を愛して、これからの人生を大事にしていきたい。
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世界って、こんなに美しいんだ、、。 特に日本は四季を感じられる最高の国。 生まれてからずっと日本にいるのに、こんなにも豊かな自然をまだ知らずにいた。 読むだけで素敵な情景が浮かんできて、春夏秋冬を感じることが出来る。 だけれど私も、作者の目に写っているものを堪能したいから、...
世界って、こんなに美しいんだ、、。 特に日本は四季を感じられる最高の国。 生まれてからずっと日本にいるのに、こんなにも豊かな自然をまだ知らずにいた。 読むだけで素敵な情景が浮かんできて、春夏秋冬を感じることが出来る。 だけれど私も、作者の目に写っているものを堪能したいから、この本を持って出かけ、今の季節のページを開き、 自然の美しさを感じたい。 「ありのままの自分でいる」ってとても難しいことだと思う。そのままでいい、とかよく言われるけど、実際そうもいかないし。だけどこの本は、ほっとさせてくれ、何も言わずにそっと包み込んでくれるような、そんな温かい本だと思う。
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