運命 文在寅自伝 の商品レビュー
米国について言及は事件とBSE問題のみ。安全保障の話題が(付録の就任演説で一言だけある以外は)きれいさっぱり無く、巻末に日本の読者へのメッセージがあるが、「震災から立ち直ったアジアの不死鳥」ぐらいのお世辞は言っても良いと思うのだが無い。「韓国のことを知ってほしい」というだけ(『...
米国について言及は事件とBSE問題のみ。安全保障の話題が(付録の就任演説で一言だけある以外は)きれいさっぱり無く、巻末に日本の読者へのメッセージがあるが、「震災から立ち直ったアジアの不死鳥」ぐらいのお世辞は言っても良いと思うのだが無い。「韓国のことを知ってほしい」というだけ(『正しい歴史』を学べと言いたいのだろう、米国にも) 朴槿恵も慰安婦問題で「告げ口外交」までして頑張ったが、在寅も「北朝鮮は交渉で核放棄します」と米国に仲立ちし真剣に「ノーベル平和賞もらえるかも」と思ったフシがある(発表日に日程を空けていた)結果は彼から見たら「トランプに裏切られた」あげくに朝鮮語に豊富な罵倒語でブタ正恩から脳なしイヌ呼ばわりされるマゾヒズム展開。 生い立ちは北韓。国連軍が一時的に占拠したとき南側に入り北韓には祖父祖母の離散家族がいる。 朴政権時代に室内で火炎瓶で複数焼殺したり警官を轢き殺したり過激な反“維新体制”学生運動、参加してたのでは「判事不採用」は当然。執行猶予がついて即日、懲罰的徴兵。パラシュート降下訓練と暴動鎮圧で事故も多い空挺隊。盧泰愚との法律事務所…。「庶民の味方」の弁護士で、貧民から弁護料はとらなかったと自称するがどうやって生活したのだろう。妻は裕福な家のようだが。 盧泰愚が大統領になるまでとなったあとの愚行の弁明を長々。「南北首脳会談」『核を話し合いで除去する(米国が武力に言及しない)』は今となっては利敵行為/盧泰愚退任後、「検察と気脈を通じたマスコミの断罪と魔女狩りは耐え難いレベルに達していた」→同じことを朴槿恵に報復
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反体制派から体制側への移行は難しい。反対していればいいと言うわけではないから。文在寅大統領を選んだ韓国民は、パックネさんの政治弊害から多くを学んだ。それにしても、既得権益層の利益を壊そうとした盧武鉉さんの政権運営はさぞかし大変だったろう。
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