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アンソロジー 捨てる の商品レビュー

3.4

13件のお客様レビュー

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2023/01/03

テーマは捨てる 9人の女性作家さんが同じテーマで書いた短編小説 同じテーマと思えないくらい、ゾッとしたり、ドキドキしたり、短編と思えない満足感でした!

Posted byブクログ

2022/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シルバーウィーク7冊読破1冊目。アンソロジー好きなんですよね。永嶋恵美さんの「ババ抜き」。短い中に、どうなっちゃうの?というドキドキ感があって、タイトルがまた秀逸だった。

Posted byブクログ

2022/03/03

女性作家九人による短編集。テーマが「捨てる」。いろんなモノ・人を捨てている。 「箱の中身は」大崎梢…女の子がママに捨ててきてといわれたモノ。キャラクターのメダルを模した石。かわいい。 「捨ててもらっていいですか」福田和代…多分福田作品が目当ててこの本をメモしていたのだった。想...

女性作家九人による短編集。テーマが「捨てる」。いろんなモノ・人を捨てている。 「箱の中身は」大崎梢…女の子がママに捨ててきてといわれたモノ。キャラクターのメダルを模した石。かわいい。 「捨ててもらっていいですか」福田和代…多分福田作品が目当ててこの本をメモしていたのだった。想像と違って、ミステリーじゃなくて、ほんわかコメディーだった。それがほっこり面白いし、キャラはたってるし、福田和代はいろんな引き出しあるなーと思った。 どの作家さんもそれぞれ実力があって、個性がばらばら。「捨てる」というキーワードだけが共通しているが、ミステリーにもいろんな切り口があると改めて思った。

Posted byブクログ

2022/01/09

9人の女性作家による「捨てる」をテーマにした短編アンソロジー。 ぞわっとするようなものから、あるあるなもの、胸の奥に火が灯るようなもの、ハラハラするものなど、バラエティに富んでいて、楽しく読めた。 読んだことがない作家さんの作品に気軽に触れられるのがアンソロジーのよいところだなと...

9人の女性作家による「捨てる」をテーマにした短編アンソロジー。 ぞわっとするようなものから、あるあるなもの、胸の奥に火が灯るようなもの、ハラハラするものなど、バラエティに富んでいて、楽しく読めた。 読んだことがない作家さんの作品に気軽に触れられるのがアンソロジーのよいところだなと思う。

Posted byブクログ

2021/07/23

大崎梢さん以外の方の文章は、初めて読みました。 予想外に怖かった。特に、光原さんの話を寝る前に読んだときは、読むタイミングを間違えたと思いました。(笑) 個人的には柴田さんの話が好きでした。

Posted byブクログ

2021/03/29

中古で買ったら、なんと大好きな松村比呂美さんのどなたかに向けた 直筆サインが入っておりました。ラッキー。 「捨てる」をテーマにしたアンソロジーもの。 テーマからいうと断捨離・清算などが思いつくけれど、 それから展開される物語はどれも面白かった。 特に好きなのは、「蜜腺」「ババ抜き...

中古で買ったら、なんと大好きな松村比呂美さんのどなたかに向けた 直筆サインが入っておりました。ラッキー。 「捨てる」をテーマにしたアンソロジーもの。 テーマからいうと断捨離・清算などが思いつくけれど、 それから展開される物語はどれも面白かった。 特に好きなのは、「蜜腺」「ババ抜き」 読み終わってしばらくたつ今でも、思い返すと背筋がぞくっとする。

Posted byブクログ

2023/02/14

全て描き下ろし作品と言う点も嬉しいですが、普段から読んでいる新津さん、松村さん、柴田さん、近藤さん以外の初読みの作家さんもいて新鮮でした。 負けた人が秘密をバラして行く永嶋恵美さんの「ババ抜き」 終始ゾワゾワする松村比呂美さんの「蜜腺」 女の本音が描かれた近藤史恵さんの「幸せ...

全て描き下ろし作品と言う点も嬉しいですが、普段から読んでいる新津さん、松村さん、柴田さん、近藤さん以外の初読みの作家さんもいて新鮮でした。 負けた人が秘密をバラして行く永嶋恵美さんの「ババ抜き」 終始ゾワゾワする松村比呂美さんの「蜜腺」 女の本音が描かれた近藤史恵さんの「幸せのお手本」など どの短編も切れ味が良く、印象に残りました。 表紙の花と物語がリンクしていたり、フォントも少し大き目で読みやすかったです。 新しいメンバーも加入されて今後も出版予定との事ですので楽しみが増えました。

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2020/11/02

アンソロジーは新しい作家さんと出会えるのでたまに読むと収穫がある。今回は女性作家さんで知ってる作家さんと知らない作家さん半々。『捨てる』というテーマもあってあまり劇的な内容ではなく身近な断捨離かと思いきやそれぞれに捉え方が違って面白かった。ホラー、ファンタジーが苦手な自分は光原百...

アンソロジーは新しい作家さんと出会えるのでたまに読むと収穫がある。今回は女性作家さんで知ってる作家さんと知らない作家さん半々。『捨てる』というテーマもあってあまり劇的な内容ではなく身近な断捨離かと思いきやそれぞれに捉え方が違って面白かった。ホラー、ファンタジーが苦手な自分は光原百合さんのはゾクッとしてやはり苦手だと再認識。

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2020/04/18

女性作家のみ集まる「アミの会」の、「捨てる」をテーマにした短編集。 それぞれの「捨てる」へのアプローチの仕方が面白い。物はもちろん、人間関係や思い出など、そうきたか!という。中でも、永嶋恵美先生「ババ抜き」が、ババ抜きしながらの会話に妙なリアルさに頷いていたらとんでもない方向に転...

女性作家のみ集まる「アミの会」の、「捨てる」をテーマにした短編集。 それぞれの「捨てる」へのアプローチの仕方が面白い。物はもちろん、人間関係や思い出など、そうきたか!という。中でも、永嶋恵美先生「ババ抜き」が、ババ抜きしながらの会話に妙なリアルさに頷いていたらとんでもない方向に転がっていき面白かった。

Posted byブクログ

2019/12/15

夢も目標も捨てるのは簡単よ。現実を捨てるのに比べたらね-。あなたの捨てたいものは、何ですか? ミステリーからファンタジー、恋愛、ホラーまで、人気女性作家の書き下ろしによる9つの「捨てる」物語。 玉石混交というか、玉が少なかった印象の短編集。敢えて言うなら永嶋恵美の2017年日本...

夢も目標も捨てるのは簡単よ。現実を捨てるのに比べたらね-。あなたの捨てたいものは、何ですか? ミステリーからファンタジー、恋愛、ホラーまで、人気女性作家の書き下ろしによる9つの「捨てる」物語。 玉石混交というか、玉が少なかった印象の短編集。敢えて言うなら永嶋恵美の2017年日本推理作家協会賞短編部門受賞作と柴田よしきの話だけが玉で、あとは石だったかも。 (D)

Posted byブクログ