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アンソロジー 捨てる の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2019/06/08

この本のために「捨てる」で検索したら、たくさんの本がヒットしてびっくり。 「捨てる」は、今、大ブームの一つかも知れません。 このアンソロジーで、気に入ったのは、「箱の中身は」と「夢捨て場」かな。 ただし、捨てるとなると、遺品整理や人間関係を断ち切る話になりがちで、女性の心の底...

この本のために「捨てる」で検索したら、たくさんの本がヒットしてびっくり。 「捨てる」は、今、大ブームの一つかも知れません。 このアンソロジーで、気に入ったのは、「箱の中身は」と「夢捨て場」かな。 ただし、捨てるとなると、遺品整理や人間関係を断ち切る話になりがちで、女性の心の底のどろっとした闇を感じる話が多く、読後感想も毒後感想という気分です。

Posted byブクログ

2019/02/08

こわいアンソロジーだった・・・怖くないのもあったけど、怖い方のインパクトがすごかった。 嫁姑、夫や祖父や母や元カノの遺品、捨て時を逃したお守り、捨てられかけた花。 ゴミを捨てる、いらなくなったものを捨てる、どちらも日常的な行為で怪談めいた話に発展しそうな要素は私の生活には今のとこ...

こわいアンソロジーだった・・・怖くないのもあったけど、怖い方のインパクトがすごかった。 嫁姑、夫や祖父や母や元カノの遺品、捨て時を逃したお守り、捨てられかけた花。 ゴミを捨てる、いらなくなったものを捨てる、どちらも日常的な行為で怪談めいた話に発展しそうな要素は私の生活には今のところないけど・・・遺品整理なんかはわりと誰にでも起こりうる話だ。(だからテーマにとった人も多いのかな) 怖いのは基本的にめちゃくちゃ苦手なんだけど、なんだか妙に引かれて読み返したのは松村比呂美「蜜腺」。姑も女ボスも嫌な奴だけど、主人公の女も十分こわい。 じっくり腰を据えて入り込める長編もいいけど、私は短編も大好き。読み返しやすいし、起伏がはっきりあってインパクトがある。

Posted byブクログ

2018/09/28

【作家発! まったく新しいタイプの小説アンソロジー】女性作家九人がSNS上で話し合い選んだテーマは「捨てる」。ミステリー、ファンタジー、恋愛など色々な味わいを楽しめる短編集。

Posted byブクログ