ギブ・ミー・ア・チャンス の商品レビュー
短編集。毎回どの話も、読んで良かったとその度に思いながら読んでいた。ちょっとイタイ一面を持った人たちが一生懸命足掻いて生きている姿勢に勇気と元気が出た。また近い未来に読み返したくなるであろう大切な一冊。
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色々な人がもがき苦しむ姿がユーモアを交えて描かれている。あとがきに描かれている各話の一コマ漫画が面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
*「あたためますか?」「アイスあっためてどうすんの!」。俺はコンビニバイトの傍らネタを作り続ける。漫才でいつか天下を取るんだ!…相方はまだいないが―芸人を夢見るフリーターを描く表題作ほか、何者かになろうと挑み続ける、不器用で諦めの悪い八人の短篇集。愛すべき彼らが動き出す、著者書き下ろし「あと描き」を特別収録* いいなあ、安定の荻原節。 どの主人公も、頑張っているのに、ちょっと何かが足りなくて、ちょっとツキがなくて、ちょっと残念。なんだけど、諦めずに、試行錯誤しながら、それぞれのやり方で生きていく様がとても軽やかに描かれています。 ほんと、いいなあ、この明るい足掻きっぷりと開き直りっぷり。なんだか元気が貰えます。 中でも好きなのは、「アテンションプリーズ・三―」。 そう、どんなところにもプロはいる。見かけや職種に関係なく、プロは尊い。軽やかな読後感だけど、背筋が伸びる思いの一作。 そして…巻末の挿絵が最高過ぎる件…! カッコいい琴路さんのゆるいぽっこり脇腹、ゆるキャラなのに人相の悪いタケぴよ、謎過ぎる鈴谷百合子さんの服装センス…最高過ぎて、噴きまくりでした。
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弟の死後まだ日も浅いので、ヘヴィーな話は読む気になれません。「少しだけ生きる気力が湧いてくる短編集」の「少しだけ」というのが控えめで良い感じ。 冴えない人生を送っている人ばかりが主人公。元関取の探偵、売れない歌手や漫画家、国際線の客室乗務員から転職したローカル列車の車内販売員、...
弟の死後まだ日も浅いので、ヘヴィーな話は読む気になれません。「少しだけ生きる気力が湧いてくる短編集」の「少しだけ」というのが控えめで良い感じ。 冴えない人生を送っている人ばかりが主人公。元関取の探偵、売れない歌手や漫画家、国際線の客室乗務員から転職したローカル列車の車内販売員、着ぐるみを被るはめになった市役所職員などなど。表題作は誰かと組んで芸人になりたいのに相方が見つからないコンビニ店員の話。 少しの運と機会があれば風向きも変わったろうに。「夢は叶う」と言うのは夢が叶った人がいう言葉。でも夢は持ち続けたい。
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夢ややりたいことをあきらめられない男女8人 昔力士だった探偵 売れない演歌歌手 漫画家アシスタント 昔キャビンアテンダントの女 ゆるキャラ中の公務員 ミステリー小説家になりたい主婦 アイドルになりたかった女 芸人目指すフリーター 皆不器用でなりたい自分から離れた日々を送る くす...
夢ややりたいことをあきらめられない男女8人 昔力士だった探偵 売れない演歌歌手 漫画家アシスタント 昔キャビンアテンダントの女 ゆるキャラ中の公務員 ミステリー小説家になりたい主婦 アイドルになりたかった女 芸人目指すフリーター 皆不器用でなりたい自分から離れた日々を送る くすりと笑えて勇気がわいてくる かっこ悪さと真っ直ぐさがまぶしい こんな大人がいたっていいじゃないか
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読んでて、イエモンの天道虫の歌詞が浮かんだ。 夢が夢を超えることたまにあるから厄介だ この小説も、天道虫も、十代の私だったらまた違った感想だったんだろうよ。
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いやー本作もくだらなくて最高だった。 でもみんな夢を持ちつつもうだつが上がらない生活に兆しが見えてて羨ましくもあった。 ええなあ
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全部で8編の短編集。探偵、歌手、マンガ家、CA,市役所観光課の職員、女優志望、小説家志望、お笑い芸人、皆がギヴミーアチャンス、もう一度チャンスをと、願っている。皆、あえいでいる、ジタバタ生きてる。いいな。頑張ろう、いつもギヴミーアチャンス。
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短編集。 どの話に出てくる人も、大きな夢があるんだけど、それに届かなかった人たち。 世の中はそんな人たちの方が大多数だと思う。 読んでると「いい加減、現実見たら……?」とも思っちゃうんだけど、でも応援してる自分がいたり。 なんか元気もらえます。
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短編集。短編は好きじゃないのだが、友人がおすすめしていたので読んでみた。 なんてことない日常の、なんてことない描写のお話が多いが、ちょっぴり勇気をもらえるような本。
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