海の歴史 の商品レビュー
この人もやっぱり西洋中心史観だなぁ。翻訳のせいかもしれないけど、 ヨーロッパは地中海のおかげで、発達したんだなぁ。中国には海の外には日本しかないもんなぁ、 そこが、発展の歴史の違いに如実に現れてくる。 この視点は大事だなあ 面白かったです
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海から見た人類史や現代の地政学から、地球温暖化と海の関係まで。 やや前半は冗長だが、脱炭素だけでなく海産物など海洋保護を国家や個人で取り組むべき理由を論じた後半は白眉。 装丁も良き。
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海に関するあらゆることを掻き集めた力作。地球誕生から現在並びに未来予測。 改めて日本は世界的視野で問題解決、特に環境保全に対する本気度が不足していると痛感。不甲斐ない。 フランス人の視点を学ぶのは新鮮でとても有意義。
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海に関するデータが豊富に乗っているが、そこから飛躍した氏の妄想が展開されている場面も見受けられる。 最後の部分の砂の資源としての枯渇に関する説明は全く知らない知識だったので興味深かったが、その部分以外は内容については特筆すべきところがない。 一方で装丁の美しさは群を抜いている...
海に関するデータが豊富に乗っているが、そこから飛躍した氏の妄想が展開されている場面も見受けられる。 最後の部分の砂の資源としての枯渇に関する説明は全く知らない知識だったので興味深かったが、その部分以外は内容については特筆すべきところがない。 一方で装丁の美しさは群を抜いている。装丁だけなら間違いなく星5である。
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海洋を軸とする地球の歴史、人類の歴史。 フランスの7回の挑戦失敗。後半は海の環境問題、海運、漁業経済の考察、気候変動や生物多様性問題などに関する提言。
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ジャック・アタリ氏が、海の歴史や海に関する現在の問題点や課題について述べた本。地球の誕生から古代ギリシア、ローマの文明時代、大航海時代など、世界的に起きた歴史的出来事を淡々と描いている。全体的に事実が述べられているだけで、内容が淡泊。最後の貿易や、環境、生態系の問題なども内容があ...
ジャック・アタリ氏が、海の歴史や海に関する現在の問題点や課題について述べた本。地球の誕生から古代ギリシア、ローマの文明時代、大航海時代など、世界的に起きた歴史的出来事を淡々と描いている。全体的に事実が述べられているだけで、内容が淡泊。最後の貿易や、環境、生態系の問題なども内容があっさりしていて、真偽が不明。あまり参考になる内容ではなかった。
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2019年3月読了。 海から見た世界の歴史を書いているわけだが、あまり目新しさのようなものはなかった。 376ページ以降に「国際社会がなすべきこと」が箇条書きされていてその中に造船事業者がすべきことが書かれているが、内容的には悪く言えば「凡庸」なことしか書かれていない。 「21世...
2019年3月読了。 海から見た世界の歴史を書いているわけだが、あまり目新しさのようなものはなかった。 376ページ以降に「国際社会がなすべきこと」が箇条書きされていてその中に造船事業者がすべきことが書かれているが、内容的には悪く言えば「凡庸」なことしか書かれていない。 「21世紀の歴史」はもうちょっとシャープな内容だったと記憶していただけに、やや期待外れの感あり。
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歴史のダイナミズムがまるで感じられない。 テーマありきの論理展開でまるで説得力がない。ダメな歴史本の典型。
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「海からの視点」というテーマはとても気に入ったのだが、 そりゃあ、この厚さで海の誕生から扱う以上、概略になるのは避けられないにしても、雑。いい加減すぎる。 少しは知ってる分野があまりにも雑なので、そうで無い分野も記述が一切信用できない。 翻訳も雑。 ある時は「戦艦」で、ある時は「...
「海からの視点」というテーマはとても気に入ったのだが、 そりゃあ、この厚さで海の誕生から扱う以上、概略になるのは避けられないにしても、雑。いい加減すぎる。 少しは知ってる分野があまりにも雑なので、そうで無い分野も記述が一切信用できない。 翻訳も雑。 ある時は「戦艦」で、ある時は「軍艦」 海がメインテーマの書籍で、これはあり得ない。(全て軍艦で無ければおかしい)原著の問題なのか、翻訳の問題なのか、監修の問題なのかわからないが、雑すぎる。 そして、まとめが過激な環境活動家のアジ演説レベル。 一帯一路やシーシェパードを好意的に紹介している書籍が実在するとは思わなかった。 だからフランスはダメなんじゃねえの? (装丁買いして大失敗)
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本書の書き出し「海には、富と未来のすべてが凝縮されている。海を破壊し始めた人類は、海によってほろびるだろう。」 この内容を多面的に分析しそれぞれの側面から知るべき内容とどう対処すべきかを非常に明快に解説している。 海をしるという観点からも書かれており重要な知っておくべき情報が多く...
本書の書き出し「海には、富と未来のすべてが凝縮されている。海を破壊し始めた人類は、海によってほろびるだろう。」 この内容を多面的に分析しそれぞれの側面から知るべき内容とどう対処すべきかを非常に明快に解説している。 海をしるという観点からも書かれており重要な知っておくべき情報が多く、世界という視点から、地球誕生以来、人間の歴史以来、西欧が世界支配を始めた歴史以来という視点からの分析もある。地球を海を中心においてその地理的な視点から各国の経済、政治の利害関係を紹介する部分もハッとさせられる。 地球環境保全、生物環境保全という視点での分析ももちろん深い。
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