本好きの下剋上 貴族院外伝 一年生 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この物語の登場人物は全員がそれぞれ個性的で、しっかり思考した上での行動が考え抜かれていて本編ではちらっとしか描写がなかったり描写自体がなかったりしたことが色々な視点で描かれていてとても面白かった。 アンゲリカが好きなのですが、私は考えるの嫌ーい放棄ーという感じではなく、考えるのは苦手だから他のものに託し、その分他に出来ることを探し護衛を全力で頑張るという姿勢になんだか感動しました。より好きになりました。 本編をもう一回読みたくなっちゃいますね…
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面白かった。 やっぱりダンケルフェルガー面白い。 ルーフェン先生、アンゲリカがおもしろい。 そして、トラウゴット視点が面白かった。ざまぁ(笑) ハンネローレが可愛い。
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個人的に、ヴィルフリートの話とトラウゴットの話がおもしろかったです。 ヴィルフリートに関しては、側近の派閥の違いがこんなに思考の違いに影響するのか〜と驚きでした。ライゼガング系の側近たちがどれだけいらついているのか、微塵も察せてないんですね。逆に、ヴィルフリートはヴィルフリートで...
個人的に、ヴィルフリートの話とトラウゴットの話がおもしろかったです。 ヴィルフリートに関しては、側近の派閥の違いがこんなに思考の違いに影響するのか〜と驚きでした。ライゼガング系の側近たちがどれだけいらついているのか、微塵も察せてないんですね。逆に、ヴィルフリートはヴィルフリートで主人公の側近に不満を持ってると。価値観の違いは本当に恐ろしいです。 トラウゴット…。ローゼマインに謝罪した時点では、まだ理解できてなかったんですね。ローゼマイン視点で読んでると、本人がトラウゴットに興味なさすぎて全くその辺りの機微が伝わってこないので…。とりあえず、どの視点から見てもユスクトスは有能だとわかりました。
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間が悪いと落ち込みながらも頑張っているハンネローネが好きだな。 ルーフェン先生のことは、ずっと『NARUTO‐ナルト‐』の「マイト・ガイ」をイメージして読んでいた。 レスティラウトと剣を交えている挿絵を見て、認識をとても改めた。 ダンケルフェルガーの貴族で、オレンジっぽい金髪、...
間が悪いと落ち込みながらも頑張っているハンネローネが好きだな。 ルーフェン先生のことは、ずっと『NARUTO‐ナルト‐』の「マイト・ガイ」をイメージして読んでいた。 レスティラウトと剣を交えている挿絵を見て、認識をとても改めた。 ダンケルフェルガーの貴族で、オレンジっぽい金髪、熱の籠もった青い瞳。 マイト・ガイなわけなかった。 ソランジュ先生が、司書仲間達と楽しくお仕事する日が早く訪れますように。
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ローゼマイン以外の視点で語られる貴族院一年生。ルーフェンてただの筋肉バカな先生じゃなかったのね。ディッターに異常に力を入れているのもちゃんと理由があったのか。自領の領主候補生に苦言を呈することもできるまともな人なのね。トラウゴットは一時の甘い考えでの行動が将来にわたって自分を苦し...
ローゼマイン以外の視点で語られる貴族院一年生。ルーフェンてただの筋肉バカな先生じゃなかったのね。ディッターに異常に力を入れているのもちゃんと理由があったのか。自領の領主候補生に苦言を呈することもできるまともな人なのね。トラウゴットは一時の甘い考えでの行動が将来にわたって自分を苦しめるのね。ボニファティウスの第二夫人の息子である父親のコンプレックスの影響でトラウゴットもコンプレックスが凄いのね。ハンネローレの間の悪さはこれからもネタとして使うのかな。本が好きじゃなかったのはびっくり。
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貴族院1年生の出来事を他の人視点で描かれたSS集 時系列で書籍本編と併読したので、この本だけの感想は書きにくい やはり意外だったのはルーフェンかな 本編だけだとディッター狂いウザい教師にしか思えないけど ちゃんとディッターを通じた生徒の成長や、ディッターの意義、ダンケルフェル...
貴族院1年生の出来事を他の人視点で描かれたSS集 時系列で書籍本編と併読したので、この本だけの感想は書きにくい やはり意外だったのはルーフェンかな 本編だけだとディッター狂いウザい教師にしか思えないけど ちゃんとディッターを通じた生徒の成長や、ディッターの意義、ダンケルフェルガー出身として領地の将来、次期領主のことなど考えていたのだなとわかる アンゲリカも自分が出来ないことを自覚していて、その上で他の人に任せられること、自分が出来たほうが良いことをちゃんと理解している ま、一般的な貴族らしからぬことは変わりないけどね ローゼマインが帰還した後の事はヴィルフリート視点でしか語られてなかったけど、ブリュンヒルデ視点ではその大変さも違って見える 領主一族の側近ってどんな立ち位置なんですかね? 命令の指揮系統としては自分の主が第一なんでしょうけど、他の領主一族の指示を蔑ろにして良い訳では無い まぁ、この場合はヴィルフリートの拡大解釈と粗忽さ故の行き違いですけど その影にはやはりオズヴァルトがいるんだよなぁ つくづくその考えが一般的なのかどうか判断かつかないですね トラウゴット視点で見るとユストクスの優秀さが際立つなぁ 本来の側仕えの仕事は当然として、事務処理能力の高さ、マルチタスクをこなす能力、情報収集の数々の手法、独りで素材最終できる程度の強さ等など オルトヴィーン視点でのドレヴァンヒェルの姉弟 本編の感想でも書いたけど、苦労人ですよねぇ…… ソランジュ視点で出てきた日誌 これは後に本編でローゼマインに貸し出されるやつですね 書かれてある内容は普通の業務日誌だけど、その背景は結構重いというのがこれを読むとわかる ローゼマインがラオブルートに疑われる要因でもあるけど、ソランジュとしては善意なんだよなぁ 何だかんだ言って、本編だけではわからないユルゲンシュミットの常識や、他の人視点でローゼマインの特殊性など、よく綻びが出ないように整合性が取れている構成力に脱帽
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多分6回目の再読。今回気になったのは、P78、図書館の魔術具を巡ってのディッター後のレスティラウトとの対立の際のルーフェンの言葉。 「世界をひっくり返すような大きな出来事は、油断した頃に起こるのです」 これってもしかして、『女神の化身』での出来事の伏線?えっ、こんなところに...
多分6回目の再読。今回気になったのは、P78、図書館の魔術具を巡ってのディッター後のレスティラウトとの対立の際のルーフェンの言葉。 「世界をひっくり返すような大きな出来事は、油断した頃に起こるのです」 これってもしかして、『女神の化身』での出来事の伏線?えっ、こんなところにもう? 1回目読んだ時は、ストーリーを追うのに精一杯だった。2回目からは、人との関係性が新しい発見のほとんどで、先の部分に触れられているのには気づかなかった。なんてこった。深すぎ!
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さまざまな視点から語られるお話はおもしろかったです!いままで見られることのなかったものをたくさん見られて興味深い。アンゲリカの話が個人的にいちばん好きでした。神殿の側仕えたちとのやりとりはいいですね…ハンネローレの間の悪さはなんとかならないのでしょうか(笑)
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【引用】何がどうなったらそうなるのだ!?(p.104) 【評価】楽しく読みました。 【感想】いつもの巻末にある、他者視点のお話が集まってる感じでローゼマイン周辺の人びとがいかに苦労しているか描かれ、おー、背景ではこんなことがあったんかとか思えるけど、このシリーズでこの本を最初に読...
【引用】何がどうなったらそうなるのだ!?(p.104) 【評価】楽しく読みました。 【感想】いつもの巻末にある、他者視点のお話が集まってる感じでローゼマイン周辺の人びとがいかに苦労しているか描かれ、おー、背景ではこんなことがあったんかとか思えるけど、このシリーズでこの本を最初に読むのはあまり適切ではないと思う(そんな人おらんやろけど)。
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