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古鏡のひみつ の商品レビュー

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2022/12/23

普段、見ることのないものは世の中にたくさんあるが鏡の裏の世界も見たことがない。 そんな鏡の裏の世界に注目して「古鏡ーその神秘の力ー」という企画展を開いたのは、川崎市市民ミュージアムだ。 2015年10月10日から11月23日までに開催された展示内容をもとにして、書...

普段、見ることのないものは世の中にたくさんあるが鏡の裏の世界も見たことがない。 そんな鏡の裏の世界に注目して「古鏡ーその神秘の力ー」という企画展を開いたのは、川崎市市民ミュージアムだ。 2015年10月10日から11月23日までに開催された展示内容をもとにして、書き下ろしを加えて出版したものだ。 鏡をひっくり返すと、いろいろな種類の紋様がある。日輪、守護神、仙人などさまざまだ。 鏡の部分には名称がある。外から内へ、縁(ふち)・外区(がいく)・内区外周(ないくがいしゅう)・内区主紋様帯(ないくしゅもんようたい)・紐孔(ちゅうこう)・紐(ちゅう)・紐座(ちゅうざ)・乳座(にゅうざ)・乳(にゅう)・圏(けん)・帯(たい)と名付けられている。 鏡と言っても姿を見るものではなく、「呪術性の源泉」ではないかと著者は述べている。 鏡は太陽の雛形と認識され、人々は鏡の日常から離れた神秘の力を鏡から感じ取った。 そう言えば、今月参拝した出羽三山神社の博物館に鏡が展示してあったなあ。 鏡を知るといろいろなことが見えてくる。

Posted byブクログ

2022/02/05

サビ(?)ついて円盤のようにしか見えなかったけどこの本を読んで鏡の役割がわかってきました。またデザインも色々あり日本独自の柄があるとかで勉強になりました。

Posted byブクログ