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生きるように働く の商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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    2

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2023/07/11
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日本仕事百貨のナカムラさんの著書。 まずはやってみること。 やりはじめてたあとは、チューニングをしていけばいい。 そしてそれは快く、楽しくて持続的であること。 何かを始めるとき、または始めたばかりの時って不安がつきまとうけど、「生きるように働く人」が、こう言ってくれるとやっぱりそれらが大切であることを、改めて認識させてくれた一冊だった。 あと、言い訳を考えてやりたいことを後回しにしている時は、ナカムラさんのこの言葉を自分に当てはめて考えたいとも思った↓ “もしあきらめて他の誰かが同じようなことを始めて成功したら、きっと一生後悔するんじゃないかと思った。” “失敗してもそれで全てが終わるわけじゃない。またうまくできるように、考えればいい。”

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2023/05/22

よかった。働き方を見直していたので、こういう働き方、もとい生き方もあるよなーと考えるヒントになった。

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2022/09/03

「日本仕事百貨」を主宰しているナカムラさんのこれまでや考えを書いている。悶々としたサラリーマン生活を脱し、何の保障もなく始めた仕事百貨がだんだんと広がっていく様子とか。 仕事百貨って他と一線を画す目線の求人情報だけど、そういうものが最初は細々ながらも徐々にかかわる人が増えていくっ...

「日本仕事百貨」を主宰しているナカムラさんのこれまでや考えを書いている。悶々としたサラリーマン生活を脱し、何の保障もなく始めた仕事百貨がだんだんと広がっていく様子とか。 仕事百貨って他と一線を画す目線の求人情報だけど、そういうものが最初は細々ながらも徐々にかかわる人が増えていくっていうのはいいな。こういうふうに仕事と人生が折り合っていくといいなと思える。 一方で、こういうテイストってちょっと既視感もあって、いわゆるビジネス畑のバリバリ感とは違うんだけど、マイペースでやっていく(そしたら成功しちゃった)っていうのも働く系の一つの流派だと思う。「生きるように働く」っていうタイトルは、自然体で仕事していくって感じもあるけれど、仕事と人生を一体化させる、そこまでいかなくても働くことを人生の重要なファクターと位置づけるのって、わりと男性的な思考じゃないかなと思ったり。ただ、もしかしたらここでいう「働く」って仕事だけを意味しないのかなとも思ったり。

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2022/08/06
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出だしの引っかかりはとても面白く、共感し、読み進めた。しかしその後の展開が出だしの期待と異なったように感じた。 働き方は多様ですね。

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2020/09/01
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発売記念のトークショーにも参加して サインまでしてもらったのが2018年 電子書籍化を待って やっと読むことができた本書 Fの常連さんでもある ナカムラケンタ氏 本人曰く IT社長の文化人 笑 本書は、ケンタ氏の人生観から 自身が運営する 『日本仕事百貨』という求人サイトを作るに至った過程 実際に掲載された 企業の取材風景 Barという場所への想い 自主上映映画「popcom」のことが綴られている 両親の仕事の都合で 転勤族だったコトが 多様性を受け入れられる 土台を養えたと言うケンタ氏 引越しを繰り返すコトで 地元と呼べる所がなく 「自分の居場所と言える所探し」が 人生のテーマとなったようだ その後、脱サラをして 『日本仕事百貨』という求人サイトを立ち上げる 何度か閲覧させてもらったが 求人サイトというよりも タウン誌の企業紹介という感じ 実際に、企業を訪ねて インタビューする しっかりとした読み物だ 本書では、とても個性的な企業が紹介されている 中でも、びっくりしたのが 「福永紙工」 紙の加工と、印刷をしている会社だが ルーブル美術館や、MoMAミュージアムショップで販売されている 「空気の器」を製作している 何が驚いたかというと 某大手印刷会社に勤めている 別の常連さんから 随分前に「空気の器」の話を聞いていたから 自分の店の常連さんが 全く違うルートで とてもマニアックな企業に行き着くとは… そう言えば 趣味でやってるDIYで、使用してる蜜蝋も ケンタ氏のクライアントさんだったな そんな、一風変わった企業の話がいくつも紹介されてて そこで働く人達の人生観や 仕事観が、とても魅力的である 正に、本書のタイトルでもある 生きるように働いてる人達 働くコトへの価値観が 多様性に満ちていて どこか、ほっこりさせられる #生きるように働く #ナカムラケンタ #日本仕事百貨 #読書好き

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2019/07/20

オンオフ、ワークライフバランスと別々に語られ、分けて考えることで自分の時間を犠牲にしてきたのかもしれない。本書は「生きるように働く」ことがテーマ。分断していた壁を飛び越えて、つなぎ合わせることが仕事の本質なのかな。そして自分の時間に変える方法なのかもしれない。

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2019/06/17

求人サイト日本仕事百貨を運営するナカムラケンタさんの本。タイトルにぐわっと掴まれた感じがして、長らく読みたいなあと思っていた。けれど暫く触手が動かず。転職を考え始めたいま、手にとってみた。 1時間ちょっとくらいでサクッと読めた。 なるほど、いろんな人生があって生活があって仕事があ...

求人サイト日本仕事百貨を運営するナカムラケンタさんの本。タイトルにぐわっと掴まれた感じがして、長らく読みたいなあと思っていた。けれど暫く触手が動かず。転職を考え始めたいま、手にとってみた。 1時間ちょっとくらいでサクッと読めた。 なるほど、いろんな人生があって生活があって仕事があるんだなあって、当たり前だけどなかなか注目してこなかったことにハッとした。 この本の中で心に落ちたフレーズは以下、 「どの時間も自分の人生、自分の時間」 その時間をどう生きていきたいか?を問うことは、就活や転職活動のタイミングだけではないはず。 いろんな人と話をしながら、私の人生に水やりをして、根っこを育てていきたいと思う。 201915

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2019/06/04
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ここ数週間、店頭に並んでるのを見つけて題名に惹かれていた。そこにちょうど「仕事」について改めて考える機会があって手に取った。 読んでみると、最近行ったカキモリや好きな東京R不動産の話があったり、ところどころクスっと笑える場面があったり、なんだか波長が合う感じ。著者の人柄が伝わるようなやわらかい言葉使いが心地よく、あっという間に読了。 「生きるように働く」っていい言葉だなー、と思う。僕の中のイメージは、やりたいこと(will)と求められていること(must)が重なっている感じ。どうせ働くなら、生きるように働きたい。 一方で、一般的なサラリーマンはやや窮屈な働き方だから、生きるように働くってのは簡単じゃないとも思う。だから、余計に「自分ごと」にもなりにくいんだと思う。これは大きな問題。サラリーもらってるから当たり前でしょ、贅沢言うな、というのはわかるけど、「ライフワークバランス!」と叫ぶサラリーマンよりも、生き生き働いてるサラリーマンのほうがいいでしょ。 話がだいぶ飛ぶけど、仕事とやりたいことの関係について3つぐらいに大別されるんじゃないかと思った。  ①やりたいことを仕事にする人  ②仕事の中でやりたいことを見つける人  ③やりたいことと仕事を切り分ける人 いろんな生き方があると思うけど、オンオフの切り替えがないくらい生きるように働くことができれば、俺は幸せだなー

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2019/03/23
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 生きるように働いている人たちの仕事には、二つのスタートがあると思う。一つが「自分ごと」であり、もう一つが「贈り物」。前者はぼくのように、まだニーズはないけど、自分がやりたいと思ってはじめたこと。「他人ごと」の反対の意味でもある。後者の贈り物は、誰かに求められたことに応えること。ただ、言われたままを返すというよりは、求められる以上のことをお返しすると、それは贈り物になる。(p.64)  植物が成長して大きな木に育っていくには、目に見える部分ではなく、地中に埋まっている根っこが肝心だと思う。水や養分を吸いながら、木の幹を支える。根っこがしっかりしていれば、幹は太くなり、枝が伸び、葉っぱは生い茂っていく。ただ、どちらのほうに根を伸ばしていくかは、伸ばしてみないとわからない。岩があって行き止まりかもしれないし、トライ&エラーを繰り返して、地中に根を張っていく。(p.102)  あるものを生かすとか、古いものを残すということは、今まで流れてきた時間とつながるということ。新しいものに交換して時間を断絶するのではなく、古いものや家を現代に活かしながら再生させていく。(p.146) 代表の宮田識さんは、お店で働くスタッフに求めていることを次のように話していた。「ここで働くということは、ショップスタッフとして立つだけでなく、一人の人間がどのようにして生きるかっていうことに似ていると思います。商品をどう並べたらいいのか。どんなことをしゃべったらいいのか。どのように売ろうか。そういう考え方もデザインですよね。デザインっていうのは、みんなが考えるよりも大きいと思っています。」(p.183)  分断していたものをつなげる。つなげるということは、今まで行動していなかった人が動き出すきっかけをつくることなのかもしれない。(p.189) 「家でひとりで観るのとも映画館で観るのとも違う体験だった。ひとりで観るときは自分しかいないし、映画館で観るときは他人の存在を消すことが強制されているように感じる。Popcornはまず人があって、その空気のなかで一緒に観るもの。人の存在を感じられる場だと思う」(pp.208-209)

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2019/03/16

印象的な色味、LIFEとWORKが溶け合うデザイン、そして紙の手触り。 青山ブックセンターで思わず手にとった一冊には ワークアズライフを地で行く様々な人々の生き様や考え方が詰まっている。 人との接点を重要視する。 専門分野の垣根をなくし、クロスファンクショナルに課題と向き合う。...

印象的な色味、LIFEとWORKが溶け合うデザイン、そして紙の手触り。 青山ブックセンターで思わず手にとった一冊には ワークアズライフを地で行く様々な人々の生き様や考え方が詰まっている。 人との接点を重要視する。 専門分野の垣根をなくし、クロスファンクショナルに課題と向き合う。 仕事を自分ごととする。 ここに出てくる人々には、そういった共通項がみられた。 ソフトウェア開発界隈のアジャイル文脈とかなり相似しているのではないだろうか。 個人的には、ここに出てくるような「自分がやりたいこと」を仕事に出来る人よりも「外部から与えられたこと」を仕事にしている人のほうが圧倒的に多いので、 「いかにして内発的動機を喚起し、ワークをライフとして捉えられるようにするか」という視点も重要だと感じた。

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