アンドロメダの猫 の商品レビュー

朱川湊人(著者)

2022/06/14

文体は読みやすくさらさらっと読めたが、読み終わってこの感情をどう処理して良いものやらわからなくなり、暫く虚空を見つめてしまった。

2022/01/25

ヘンテコなお話で
進むのが怖い、進みたくない
でも・・・読みたい
ホットしたのに、あのラスト
ありそうで・・・あったことないけど
あったら怖いし
おもしろかった！！！

2021/10/04

どうなるのー！？と思いながら読んでました！
全体的にすごい展開ですね(^-^)
ラスト数ページに予期せぬ展開が(*_*)
結局、ジュラって何者だったんでしょう。
読者によって色んな推測が生まれそうです。

2021/09/15

普段は他人に冷たいはずなのに、なぜかコンビニで万引きしている少女の物を買ってあげて救った瑠璃。

間もなく瑠璃は、救った少女ジュラが悪い男たちに利用されていることを知り、持ち逃げしたお金とジュラを連れて逃避行を開始した。

一緒に暮らすうち、女同士の関係になり、それでもかわいく、やさしい物語だと思い、読み進めていた。

・・・ラスト、びっくりしたな。

やさしく、ほっこりした朱川作品の読後感を期待する方は、やめておいた方がよいかも。

僕はファンなのでまたいつか、ほかの作品と同じように読み返してしまうことになりそうです。

2021/04/26

2021.4.26 読了

ひょんなことで出会った エルメスとジュラ。
ひょんな事から 抜き差しならなくなり。。。

なんだかんだで 落ち着くとこに
落ち着いたと思ったけど。。。

ラストの何ページかで、
仰天な展開!!

2021/02/26

主人公の瑠璃が27歳、おそらく時代背景的にも同世代だ。毒づくときのセリフなどの語り口に妙に親近感が持てた。だからか、サスペンス的な内容だけれども、アクセントに織り込まれるバーのママとの会話が一番印象的だ。わたしもこんな行きつけの店と、気兼ねなく冗談も身の上話も交わせるママに出会いたいものだ。

2021/02/07

朱川さんの言葉ってなぜにこんなにしっくりしっとり読めるのだろう。グイグイ引き込まれる展開も面白くて楽しくて、ちょっとだけ苦い。

他人との3回目の偶然の出会いは運命？それとも腐れ縁？ジュラの無垢な不安定さと、エルメスの疲弊した安定感ある行動の対比が妙。そしていざという時には大胆さを発揮するジュラと、逆に小心になってしまうエルメス、と時には入れ替わる2人の関係性。そんな2人は表に出ない大金を奪い、愛の逃避行に出るのだった。幸せそうな2人と忍び寄る影。そして新天地で少し安心したころ、影に捕まってしまう…。

いつもの朱川さんじゃないけど、これ、切なくて結構好き。あのエルメスの瑠璃の決断、私は賛成する。まぁそんなうまくことが運ぶとは思えないが。身内を人質にされたらゲームオーバー。でも2人の逃避行時の雰囲気がほんわかして良かった。読んでる時は作者が女性に思えてきた。ジュラが描くアンドロメダが見たかった。

2019/11/19

派遣社員の瑠璃が偶然出会った万引き少女のジュラ。

少し頭の弱いジュラは父親の借金の代わりとして性的搾取を受けていることを知った瑠璃は
だいたんにもジュラを誘拐してしまう。

自らの生活も捨てて、ジュラと訳ありの大金とともに続けた逃避行。

逃避行の先で出会った母の元恋人とその周りの人達。
同性で年下の頼りないジュラのことが、どういうわけか心配になって、いつしか恋心すら芽生えたこと。
ジュラと大金の行方を追う男との取引と、安堵した矢先の返り討ち。

最初はどんなことが起きるのか、ドキドキしたけど

アンドロメダとか猫とか言うから、もっと現実離れした宇宙の話になるのかと思いきや

最後の後味の悪さというか、なんとも。
現実は甘くはないということですかね。

2019/04/25

派遣で働く瑠璃は５０万円の手切れ金で男と別れた。そんなある日、小柄な可愛い女の子が万引きをしたのを助けた縁から、不思議な絵を描く佐藤ジュラと知り合う。親の借金がもとでデリヘルで働かされているジュラを助けるため瑠璃が奪った車には、警察に届けられない悪い金3,000万が大きなバッグに入っていたが・・・

2019/04/15

表紙とタイトルから手に取ったが、予想とまるで違うストーリーで驚いた。でも、展開が気になりそのままラストまで読み進めてしまったので星３つ。

可愛らしい話を期待して読むとびっくりします。
売春やら殺人やら性的な描写も少々・・・が出てくるので、図書館で手に取ってきた子供に先に読ませてしまってあらら・・・といった感じ。

展開は強引な感じのまますすみ、強引な収束をむかえたので、面白かったような気もするけど印象には残らなそう。