時限感染 殺戮のマトリョーシカ の商品レビュー
相場春樹と門伝大樹が企てたバイオテロ事件を、鎌木多聞警部補と桐生彩乃が捜査する物語だが、相場たちの構想はヘルペスウイルスをゲノム編集技術によって有毒なものに変えて拡散させて、不特定多数の人々に感染させ、最終的に6年後に殺害するという前代未聞の事件だ.相場らは既に数か所で散布をして...
相場春樹と門伝大樹が企てたバイオテロ事件を、鎌木多聞警部補と桐生彩乃が捜査する物語だが、相場たちの構想はヘルペスウイルスをゲノム編集技術によって有毒なものに変えて拡散させて、不特定多数の人々に感染させ、最終的に6年後に殺害するという前代未聞の事件だ.相場らは既に数か所で散布をしており、マスコミに警告文を送りつける.行動中に門伝が逮捕され、真相が次第に解明されてくる過程が楽しめた.相場の動機を探り出す鎌木の推理展開が秀逸だった.
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評価は4. 内容(BOOKデーターベース) ヘルペスウイルスの研究者が首なし死体となって発見された。現場には寒天状の謎の物質と、バイオテロを予告する犯行声明が残されていた。猟奇事件にいきり立つ捜査陣であったが、彼らを嘲笑うように、犯人からの声明文はテレビ局にも届けられる。社会が生物兵器の脅威に晒される中、早期解決を図るべく、捜査一課のキレ者変人刑事・鎌木は、下谷署の桐生とともに犯人の手がかりを追いかけるが―。 コロナ時代になる前に書かれた小説だが、ウイルスという点で今の時代を予想したような話だった。 ミステリーとしては門外は必要だったのか?教授殺人も殺人では無くて・・・と全てが中途半端だったなぁ~。 更には、オーファンドラッグの開発が後れがちなのはその通りだろうが、ここまで行動を起こす動機が失恋?ってのはどうなのよ?
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是屠宰的Matriceka....救済的マトリョーシカ。科捜研員是地方警察技术人员。有五个种是「法医」「化学」「物理」「文書」「心理学」。科捜研<科警研。規模和找种。時間を稼ぐ/時間で稼ぐ
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合間合間に出てくる犯人達の話が回想だったり、実は殺人目的ではなかったり、犯人は早々に捕まったり…犯人とテロを防ぐことを求めて大波乱になると思いきや…と驚きの多い作品だった。 主人公の設定も生かされており、少しだけ常識を欠いた本作の探偵役もいいキャラだった。 半崎とは一体…
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SFとは言えない もちろんミステリーとして読んだのだが、どうもしっくり来なかった。長い中盤で飽きてきたんだけど、頑張って読了した割には、読後感はスッキリしない。登場人物も少なくわかりやすいんだけどなぁ。少し残念。
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2019年3月7日読了。 本屋で見かけて、ジャケ買いならぬジャケ読み。 バイオテロ物のミステリー。 テロの手法が今までとは違う。 しかし、本の題名を考えると「そういうことか!」となる。 少し、化学の知識がないと途中のディテールが分かりづらくて、食傷気味。 それで、ジャケ買...
2019年3月7日読了。 本屋で見かけて、ジャケ買いならぬジャケ読み。 バイオテロ物のミステリー。 テロの手法が今までとは違う。 しかし、本の題名を考えると「そういうことか!」となる。 少し、化学の知識がないと途中のディテールが分かりづらくて、食傷気味。 それで、ジャケ買いがらみで表紙の話だが、シャレじゃないが拍子抜け。
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このミステリーがすごい!大賞の授賞作品。 バイオテロを巡る犯人と警察との攻防を描く。 生物兵器ということで、将来、12年後に発症して、致死率100パーセント。病原体は6年前から散布済みで、もう防止出来ないとの設定。 なんか設定や、理由とか、謎解きが凝りすぎで、ついていけなかったか...
このミステリーがすごい!大賞の授賞作品。 バイオテロを巡る犯人と警察との攻防を描く。 生物兵器ということで、将来、12年後に発症して、致死率100パーセント。病原体は6年前から散布済みで、もう防止出来ないとの設定。 なんか設定や、理由とか、謎解きが凝りすぎで、ついていけなかったかなぁ。
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キャラが魅力的なだけに、なんだか全てが中途半端な感じで残念だった。面白い話だし、さらに面白く出来そうなのに、何かが足りない感。なんだろ??
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バイオミステリー第二弾。ウイルス研究者の殺人事件、バイオテロ犯行声明、日本が犯人に挑む変わり者刑事鎌木と難病を持つ女性刑事桐生が犯人を追う! 最後は美談みたいになっているが単なる殺人を犯し多くの人の命を危険にさらした重罪犯だと思うのだが。 2022.1.9 追記 おもしろく読了...
バイオミステリー第二弾。ウイルス研究者の殺人事件、バイオテロ犯行声明、日本が犯人に挑む変わり者刑事鎌木と難病を持つ女性刑事桐生が犯人を追う! 最後は美談みたいになっているが単なる殺人を犯し多くの人の命を危険にさらした重罪犯だと思うのだが。 2022.1.9 追記 おもしろく読了し記録しようとしたところで1年前に読み終わっていたことを知った。最後まで既読だったことに気づかなかった。こんなことある?
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『がん消滅の罠 完全寛解の謎』に次ぐバイオテロミステリ。ウイルス学の教授が殺される。その現場にはバイオテロの予告文があった。捜査一課のキレ者鎌木と所轄の桐生が事件を追う。 ウイルスについて専門的なことが書かれているところがあるものの、読みやすいし、犯人の背景にあるものがそうでした...
『がん消滅の罠 完全寛解の謎』に次ぐバイオテロミステリ。ウイルス学の教授が殺される。その現場にはバイオテロの予告文があった。捜査一課のキレ者鎌木と所轄の桐生が事件を追う。 ウイルスについて専門的なことが書かれているところがあるものの、読みやすいし、犯人の背景にあるものがそうでしたかと読み込めました。そして、例が少ない病状に対して、いかに薬を開発するのが大変なことか、バイオテロに関する予防措置など得られる知識はありました(私自身よく知らなかっただけかもしれませんが)。ただ、冒頭の殺人はバラバラでなくてもいいんでないかい。荒削りなところもあるかな。
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