青い春を数えて の商品レビュー
自分の考えが他の人と違っていて突飛な物に感じてしまい、成りたい自分と周りから見た自分の間で葛藤する物語 自分も若い頃はもちろんそうだったけど 年を取ってもあまり、変わってないなと思った
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
五つの短編。 悩みを持つ個性あふれるそれぞれの主人公が晴れ晴れとした気持ちになるストーリー。 最後のストーリーでは、全く関わりのない二人が関わり学校もその後やめてしまうので会えたのはその一瞬だけ、 スマホも捨て、連絡先も交換できず、後から思えばそんなことあったのかすらさえ、わからなくなるようなひと時の夢のようでありながらも、なぜか頭の片隅から離れない夢だったかのような二人の少女にとっては忘れられない経験の話
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みずみずしい。各話の登場人物が少しずつずれながらリンクしていくところがうまい。「響ユー」みたいに吹奏楽部の縛りがない分、自由に書けている感じ。まだまだ絡んでいない人が多いので、このワールドの話(続きの話)をもっと読んでみたい。第四話、第五話の清水さんがいい味出している。第四話の泉...
みずみずしい。各話の登場人物が少しずつずれながらリンクしていくところがうまい。「響ユー」みたいに吹奏楽部の縛りがない分、自由に書けている感じ。まだまだ絡んでいない人が多いので、このワールドの話(続きの話)をもっと読んでみたい。第四話、第五話の清水さんがいい味出している。第四話の泉さんとの攻め攻めみたいな絡み、第五話の細谷さんとの攻め受けみたいな絡み、どちらも良い。
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それぞれ多様な価値観とそれに対する不安と矛盾を抱えて学生生活を送る少女達。 彼女達の他者との関わり、そしてすれ違いを描いた連作短編集。 期待して読み始めた割に拍子抜けな気分になったのは、キャラクターの造形がテンプレートの域を全く出ていなくて新鮮さがなかったから。 友人への嫉妬、...
それぞれ多様な価値観とそれに対する不安と矛盾を抱えて学生生活を送る少女達。 彼女達の他者との関わり、そしてすれ違いを描いた連作短編集。 期待して読み始めた割に拍子抜けな気分になったのは、キャラクターの造形がテンプレートの域を全く出ていなくて新鮮さがなかったから。 友人への嫉妬、他者を見下す青臭い価値観、ジェンダーレス願望、早熟な行動派美少女、評価ばかり気にする優等生。 枠からはみ出しているキャラを書いているようでいて、結局他でも見たようなキャラと使い尽くされた既視感のあるネタばかり。 あっという間に読み終わってしまって、今時の青春物の習作を読まされたような気分になった。
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登場人物がゆるくつながった連作短編集。 高校生という多感な時期に考える、周りの友人たちのことや進路、自分のこと。 多種多様な考え方を持つ高校生たちが違和感なく描かれている。人間の描写が上手。
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