フェミニスト・ファイト・クラブ の商品レビュー

ジェシカ・ベネット(著者),岩田佳代子(訳者)

2022/08/15

この本を読むと、世の中で「普通」とされる女性像が、いかに女性にとって迷惑極まりないかがわかってしまいます（笑）。
職場や社会で、何気なく行われる失礼や迷惑に女性が出会ったとき、どう反応したら良いかを知っておいて損はありません。男性の皆さまは、心して読むように。

2020/02/29

会社の後輩とのグチ大会の中でこの本を知って、手にとってみた。
フェミニストや女性の権利について、まだまだ理解しきれていないところがあったなと思った。
今まで、オフィスでのお茶出し、会議中の議事録作成、印刷機の紙の補充やインク交換など…
無意識に女性の仕事、と思ってしまっていたし、そういうことができる(気が利く)ことが評価されることだと思っていたけど、「男性のように」正当に評価されたいなら、
・自信を持って交渉する
・自分の手柄をアピールする
・仲間を作る(ロビー活動)
・堂々と実行する
ということが何よりも大切なんだと気がついた。

フェミニストとしての戦いは、差別してくる男性だけでなく、ついつい男上司の言ってくることにヘラヘラしたり、自信なさげに提案したり、「私なんてペーペーだから…」と思ってしまう自分のとの戦いでもあると思った。
もちろん、そこそこの賃金で人のサポートや補助役のような責任を伴わない役割を果たすことが好きで幸せなら、それはそれでいいと思うけど、「正当に」自分の能力分の評価を受けたいならその2つと戦わなきゃならない。

FFCの教えを心に、少しづつ戦っていきたいと思った。
また、来年度からは本社企画部門でありながら7割女性となる部署に転勤。
ここでの教え（失敗を恐れない、自己評価を高くする、じっとしていないで自分から求める、実行する）を活かして、結果を出し、ちょー男尊女卑会社をひっくり返してやりたいと思う！！！

2019/04/05

フェミニスト・ファイト・クラブ 「職場の女性差別」サバイバルマニュアル。ジェシカ・ベネット先生ほかの著書。現代日本でも女性差別問題が根強く残っているけれど、ひと昔前の女性たちはもっと激しい女性差別問題と闘ってきたのかもしれません。フェミニスト・ファイト・クラブのような組織が必要のない男女同権社会が一日も早く来てほしい。

2018/10/14

2018.10.14読売書評

女性が自身の可能性を発揮するために自分で自分をだめにしてしまう思考方法や、あるいは「敵」がダメージを与えるメカニズムを知る必要がある。

それにしても、女は戦わねばならないのだろうか。

2021/01/05

役に立つひともいるかもしれない。敵役になる人々はやっつけられないように気をつけて対策しておきましょう。

まあ真面目な話、いくつかプラクティカルで大事な話もいろいろ入ってるんだけど、最初の方でお客散らしてしまってるかもしれない。