近江商人の哲学 の商品レビュー
全国区になっていく菓子屋がどういった精神で運営されてきたのか知れる本。 ごくたまに買いに行く側としては有名な和菓子屋さんとしてしか認知していなかったが、「たねや」としての哲学、商売を大事にしながら日々運営されているのだと知れた。 何十年と商売を続けるなかで、変えるものと変えない...
全国区になっていく菓子屋がどういった精神で運営されてきたのか知れる本。 ごくたまに買いに行く側としては有名な和菓子屋さんとしてしか認知していなかったが、「たねや」としての哲学、商売を大事にしながら日々運営されているのだと知れた。 何十年と商売を続けるなかで、変えるものと変えないものを絶妙にバランスを取っているように見えたが、実際はいろいろなものを少しずつ変えていて結果的にうまくいったものを変えてきたのだろうなぁとか想像した。
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三方よしといえば、近江商人。 ビジネスにおいて、すべてのステークホルダーを大切にしないといけないということがよくわかる。
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第1章 たねやはなぜウケたのか 第2章 なぜ世代交代は成功したか 第3章 ラコリーナの思想 第4章 「三方よし」をどう生きるか 第5章 たねや流「働き方改革」 第6章 変わるもの、変わらないもの
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経営の本として非常にためになる本。優秀な経営者のバトンリレー、現場主義、経営者の現場との距離感、そして三方よし。三方よしの考え方は、渋沢栄一の「論語と算盤」にも近いものを感じた。そしてこれまで触れることがなかった和菓子業界の話も、新鮮で非常に興味深かった。
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「たねや」「クラブハリエ」等のブランドで展開し、滋賀県を代表するたねやグループの山本社長の著書。 「商売の原点は顧客が喜ぶこと」「お店は商品を売る場所でなく、顧客に感動を与える場所」「ここにしかないものを作る」など、商売の本質が多く散りばめている。
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【評価の理由】 自分が知りたかった部分と少しズレていたため。 最近観光地になっている「ラコリーナ」が、どんな理由で生まれたのか気になっていた。 しかしこの書籍では、「たねや」や「近江商人の歴史」について述べられている部分が多かった。 ただ、ラコリーナは故郷への恩返しという願いが...
【評価の理由】 自分が知りたかった部分と少しズレていたため。 最近観光地になっている「ラコリーナ」が、どんな理由で生まれたのか気になっていた。 しかしこの書籍では、「たねや」や「近江商人の歴史」について述べられている部分が多かった。 ただ、ラコリーナは故郷への恩返しという願いが込められており、数百年単位で成長させようとしていた事に衝撃を受けた。 【見習いたい事】 お客様のために動くこと。それを貫けば数字はついてくる。
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自慢か、と思うことが多々あるが、自信を持って自慢しているんだろうなぁ、と思える。近江八幡の店に数年前にいったけど、やたらこんでいたなぁ。 ああ、水羊羹、食べたい。和菓子党。
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第1章 たねやはなぜウケたのか 第2章 なぜ世代交代は成功したか 第3章 ラコリーナの思想 第4章 「三方よし」をどう生きるか 第5章 たねや流「働き方改革」 第6章 変わるもの、変わらないもの 著者:山本昌仁(1969-、近江八幡市、経営者)
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和菓子をあまり買うことがないので「たねや」というお店は知らなかったが、それでも楽しみながら読むことが出来た。自身は和菓子職人でも経営者でもないが、「三方よし」の精神や地元の方やお客様にどう喜んでもらえるか考えるところが、とても勉強になった。
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