失敬な招喚 の商品レビュー
いきなり悪魔に蹴倒されて、変わってしまったスクィル嬢が気の毒すぎますが、まあゴーリーらしいということなんでしょう。相変わらずの緻密な絵で、飛び込んできたベエルファゾールが悪魔の手下っぽいのになぜかキュートで惹かれます。元の英文が韻を踏んでいるために、柴田氏の訳も綺麗な七五七五でま...
いきなり悪魔に蹴倒されて、変わってしまったスクィル嬢が気の毒すぎますが、まあゴーリーらしいということなんでしょう。相変わらずの緻密な絵で、飛び込んできたベエルファゾールが悪魔の手下っぽいのになぜかキュートで惹かれます。元の英文が韻を踏んでいるために、柴田氏の訳も綺麗な七五七五でまとめて韻を踏ませていらっしゃいます。拘り過ぎてちょっとわかりにくいところもありましたが、あとがきで散文訳も載せてくださっていて、改めて楽しむことができました。何度も読み返して、いろいろ発見するのが相変わらず楽しいです。
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月イチ絵本。 柴田元幸の訳はホントいいなあ。 しかしまあ何というか悪魔は何がしたかったのだろう。 ちょっとしたイタズラ心のつもりがスクィル嬢が思った以上に邪悪になっちゃったのかな。 なんか悪魔が意外にイイヤツのような感じで笑ってしまった。 格好も紳士だし(笑) 結局よくわからんが相変わらずのゴーリーでよかったわ。
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突然悪魔に魅入られた若い女性の悲劇?喜劇? 分からないとこが結構あってあとがきに解説があったけど 英語圏の文化のバックグラウンドや語呂を楽しむのって 知識がないとできないもんね…むずかしい。
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悪魔に召喚されたのは、いったい誰なのか? ナンセンスで不気味なゴーリー・ワールド全開の大傑作!(アマゾン紹介文) 「悪魔来りて 宙に舞い スクイル嬢に 蹴り見舞い」 袖の文章が気になり、手に取りました。 全編小気味の良いリズムで続く、不条理なストーリーが癖になりそうです。 また...
悪魔に召喚されたのは、いったい誰なのか? ナンセンスで不気味なゴーリー・ワールド全開の大傑作!(アマゾン紹介文) 「悪魔来りて 宙に舞い スクイル嬢に 蹴り見舞い」 袖の文章が気になり、手に取りました。 全編小気味の良いリズムで続く、不条理なストーリーが癖になりそうです。 また、イラストも可愛らしく、ヒロインと悪魔が向き合っている二枚が特にお気に入り。 原文の押韻を楽しめないのが残念ですが、良い一冊でした。
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