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世界の独在論的存在構造 の商品レビュー

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2018/09/26

脱字がちらほらあったのは、丁寧に読んでほしいという著者の配慮だったのであろうか。 今までの著者の作品より、今回の作品は難しいように思えた。それは、誤解を解くのには仕方ないことだったのかもしれない。 前回の哲学探究1が「存在と時間」という副題をつけることで、ハイデガーに偶然に...

脱字がちらほらあったのは、丁寧に読んでほしいという著者の配慮だったのであろうか。 今までの著者の作品より、今回の作品は難しいように思えた。それは、誤解を解くのには仕方ないことだったのかもしれない。 前回の哲学探究1が「存在と時間」という副題をつけることで、ハイデガーに偶然にも一致してしまっていたが、今回の哲学探究2は、実存と本質というテーマもあってか、サルトルに近い発想になっていたように思われる。しかし、サルトルを論じるのではなく、以前からあった永井哲学が、実は、実存の問題にもつながっていたということが、というより、実存の問題でしかなかったことが分かったような気がした。

Posted byブクログ