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知らなきゃよかった の商品レビュー

3.5

32件のお客様レビュー

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2019/11/08

①北朝鮮が勝ったあとの世界②劣化する日本人と日本社会③トランプは、どこへいくのか④独裁化する世界⑤本当は恐ろしい「新しい常識」の5章で、現在の世界情勢をレクチャーしてくれている。自国、自己の利益のためには都合の悪いことは嘘だというトランプが世界標準の世界が、恐ろしい。北朝鮮の戦争...

①北朝鮮が勝ったあとの世界②劣化する日本人と日本社会③トランプは、どこへいくのか④独裁化する世界⑤本当は恐ろしい「新しい常識」の5章で、現在の世界情勢をレクチャーしてくれている。自国、自己の利益のためには都合の悪いことは嘘だというトランプが世界標準の世界が、恐ろしい。北朝鮮の戦争に巻き込まれそうになって、辛うじて回避されているという恐ろしさ。究極の殺人兵器はAIで作られるという恐ろしさ。激動化する世界情勢に迅速に対応するために独裁化が進むという恐ろしさ。座して状況を見ているだけでは国は保っていけないのだ。佐藤氏とモサドのハレヴィー長官との会話がすごい。「情報を知れば知るほど、悲観的になるということでしょうか」「そういうことだ。私の部下の分析官たちは、真っ暗な未来予測ばかり寄こす。しかし、それで私は悲観的にはならない」「どうしてですか」「神を信じているからだ。最後は人知を超える力に頼らなければ、われわれは生きていくことができない」

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2019/10/23

佐藤優、池上彰という2人が、特にこれからに向けたあるべき方向性を提示するでもなく、「一般の人はこう思っているだろうけど実は違うんだよなぁ、こんなこと知ったら驚くんじゃないかなぁ」という情報や知識をノリで語り合っている本です。 なので、知の巨人達の示す新たな方向性を知ろうとか、現代...

佐藤優、池上彰という2人が、特にこれからに向けたあるべき方向性を提示するでもなく、「一般の人はこう思っているだろうけど実は違うんだよなぁ、こんなこと知ったら驚くんじゃないかなぁ」という情報や知識をノリで語り合っている本です。 なので、知の巨人達の示す新たな方向性を知ろうとか、現代の世界を理解する体系的知識を得ようとか、そういう期待はせずに割りきって読めば面白いです。 北朝鮮問題は金正恩の勝利(まあ誰もが何となくそう思ってるでしょうけど)だとか、日本のモリカケ問題から女性スキャンダルへのマスコミの関心の移り方もそれに対する政治家や官僚の立ち回りも日本の劣化を示していることとか、トランプ大統領が選ばれた課程がいかに反知性主義であるかとか、そういったことが書いてあり、いちいち納得。 中東情勢についてはかなり詳しい二人の会話に、こちらの知識が追い付いておらずきちんと理解できなかったことが悔しい(もっと勉強が必要ですね。)。

Posted byブクログ

2019/09/15

2018年の世相、国内はモリカケ問題、11月の中間選挙に向けて世界を振り回すトランプ。なかなか難しい内容もあり。

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2019/03/23

昨今の世界情勢を対談形式でサクッと知ることができる。 著者二人を知っている人にはファンブック的な状態である。

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2019/01/30

ロシアとアメリカの中東や東欧をめぐる戦いや、イスラエル、宗教の話は面白い。わからないところも多々ある。日本政治は相変わらず下らない。面白い本もたくさん紹介されていた。

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2018/12/31

読了:2018/12/10 p. 67 「この人たちはまともな大人なのか?」 p. 68「反知性主義の定義」 p. 102「死刑制度がなくなると」 p. 213「AIを設計する側とAIに相談する側のかくさ」 p. 215「LINEの既読ルール→我慢ができなくなり時間のか...

読了:2018/12/10 p. 67 「この人たちはまともな大人なのか?」 p. 68「反知性主義の定義」 p. 102「死刑制度がなくなると」 p. 213「AIを設計する側とAIに相談する側のかくさ」 p. 215「LINEの既読ルール→我慢ができなくなり時間のかかる学びができなくなる」

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2018/12/21

日本を代表するインテリジェンスの池上彰と佐藤優の対談。 2018年発売なので、最新の外交について知ることができた。。

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2018/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イスラエルの兵器はブラックボックスがない。ブラックボックスを作ると技術の進歩が遅れるという発想。全部オープンにしてそれより先の技術開発を急がないと防衛産業が生き残れないという緊張感があるのでアメリカとは違う。「全世界から同情されて死に絶えるよりも、全世界を敵にしても戦って生き残る」というのがイスラエルの国是。 AIはイスラエルとロシアに移転していく。

Posted byブクログ

2018/11/23

★3.8(3.56)2018年8月発行。現代日本の二人の知の巨人による対談本。北朝鮮、日本人、トランプ、独裁化する世界、恐ろしい「新常識」について最新のニュースをもとに現代社会のリアルな情報、普通では知ることのできない情報を開陳。これを読むと、米国、中国、北朝鮮、ロシア、シリア・...

★3.8(3.56)2018年8月発行。現代日本の二人の知の巨人による対談本。北朝鮮、日本人、トランプ、独裁化する世界、恐ろしい「新常識」について最新のニュースをもとに現代社会のリアルな情報、普通では知ることのできない情報を開陳。これを読むと、米国、中国、北朝鮮、ロシア、シリア・・・が何を考えているかよくわかる。いや、逆にタイトルにあるように知らない方がよかったのかもと思える情報も。彼らには今後も最新のニュースの裏側をレポートし続けてもらい、そのうえで日本は何をすべきか提言し続けて欲しいと思った。

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2018/11/16

現代の知の巨匠同士の対談。迫力さえあった。 池上さんの意見は割りとフラットで公平かなと思う反面、佐藤さんのそれはちょっと極端に走りすぎと感じる箇所が多々あった。 いずれにしても読み物としてはとても面白く、二日で読了。

Posted byブクログ