オオカミと野生のイヌ の商品レビュー
オオカミとそこから派生した野生イヌについての図鑑。厳選された写真と、親しみの持てる説明文の大型本。ビジュアルな編集でオオカミとコヨーテ、キツネなどの野生イヌがそこにいる。 メモ <近年の分類> 4系統 35ほどの種 「オオカミ型系統、南米系統、アカギツネ型系統」これら3つで9割...
オオカミとそこから派生した野生イヌについての図鑑。厳選された写真と、親しみの持てる説明文の大型本。ビジュアルな編集でオオカミとコヨーテ、キツネなどの野生イヌがそこにいる。 メモ <近年の分類> 4系統 35ほどの種 「オオカミ型系統、南米系統、アカギツネ型系統」これら3つで9割、シマハイイロギツネ系統。それぞれ、〇〇オオカミ、〇〇ジャッカル、〇〇ギツネなどの語がつく。 エチオピアオオカミ(アフリカ)とタテガミオオカミ(南米)以外のオオカミは、みな灰色オオカミである。世界各地のほとんどのオオカミはみなハイイロオオカミの亜種。 ・ハイイロオオカミ 亜種の名 ホッキョクオオカミ、ネブラスカオオカミ、シンリンオオカミ、アラスカオオカミ、メキシコオオカミ、ツンドラオオカミ、ロシアオオカミ、ヨーロッパオオカミ、チベットオオカミ、モンゴルオオカミ、アジアサバクオオカミ、インドオオカミ、カスピカイオオカミ、イタリアオオカミ、イベリアオオカミ、ラビアオオカミ、 アルバータ州の雪原を歩くハイイロオオカミ。森林に住むことからティンバーウルフ(シンリンオオカミ)と呼ばれる。毛色は灰色、白、黒、暗褐色など個体によって様々。北米だけにみられる黒いオオカミは、過去に飼い犬と交雑したオオカミの子孫であり、森の中で姿を隠すのに有利と考えられている。 ・オオカミ型系統 ディンゴ(オーストラリアに分布) ニューギニア・シンギング・ドッグ 柴犬(柴犬、チャウチャウ、秋田犬、アラスカンマミュートが最もオオカミに近い遺伝子を持つ) 秋田犬 コヨーテ(アラスカ、カナダ、アメリカ、メキシコに分布) アフリカゴールデンウルフ エチオピアオオカミ キンイロジャッカル(ジャッカルと名の付く4種のうち最も広く分布している。東南アジア、インド~トルコ~ギリシャ、オーストリア、ブルガリア、アラビア半島) ドール リカオン(ぶちの模様。アフリカに分布) セグロジャッカル(アフリカに分布) ヨコスジジャッカル(アフリカに分布) ・南米系統 南米固有の種がそろう タテガミオオカミ ヤブイヌ コミミイヌ カニクイイヌ スジオイヌ ダーウィンギツネ チコハイイロギツネ パンパスギツネ クルペオギツネ セチュラギツネ ・アカギツネ系統 オオミミギツネ タヌキ フェネックギツネ ブランフォードギツネ ケープギツネ キットギツネ ホッキョクギツネ アカギツネ(砂漠からツンドラまであらゆる野生動物の中で最も広い分布。キツネといえばこのアカギツネを指すといってもいい。 オジロスナギツネ コサックギツネ チベットスナギツネ ベンガルギツネ オグロスナギツネ スウィフトギツネ ・ハイイロギツネ系統 ハイイロギツネ(アメリカ、メキシコ、南米北部)別名キノボリギツネ シマハイイロギツネ(アメリカカリフォルニア沿岸のチャンネル諸島のみに生息) 写真はアマナイメージズ、アフロからで、文は理系ライター集団「チーム・パスカル」メンバーの近藤雄生氏。和名、英語名、学名、体重、頭胴長、肩高、尾長、分布地図が付く。 2018.7.30初版第1刷 2018.9.28第3刷 図書館
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何といっても、オオカミはカッコイイ! 表紙の遠吠えするオオカミ、氷山の上から見下ろすホッキョクオオカミなどなど、ほれぼれ。共存するクマとのツーショットにほっこり。 オオカミ好きにはたまらない一冊です。
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とにかく綺麗!どの種の写真もほんとに綺麗で、愛が無きゃ撮れないぞ、きっと。オオカミはわかるけど野生のイヌ?て不思議だったけど、イヌの仲間なのね。たくさんいるのね。どうか人になんか捕まらずに生きてくれ。人はどれだけ命を殺せば気が済むのか、呪われた生き物だなあ(´;ω;`)
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表紙がかっこいい 電車広告で知ったんですが 買うか迷ってたんだけど ファイルつきにひかれて買いました 中身もオオカミ科の動物が満載で 見てるだけて癒される 萌え萌えする
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2020.12.8 とにかく美しいオオカミの写真がたくさん。 オオカミだけじゃなく、イヌ、ジャッカル、コヨーテ、リカオン、キツネ、タヌキなんかも載ってる。 本当に美しい写真ばかりで、パラパラめくってるだけでもかなり満足できる一冊。 クマと友だちになったオオカミの写真と、 エチオ...
2020.12.8 とにかく美しいオオカミの写真がたくさん。 オオカミだけじゃなく、イヌ、ジャッカル、コヨーテ、リカオン、キツネ、タヌキなんかも載ってる。 本当に美しい写真ばかりで、パラパラめくってるだけでもかなり満足できる一冊。 クマと友だちになったオオカミの写真と、 エチオピアオオカミのお姉ちゃんが年下の兄弟にキスをして、キスされた子がなんとも不満そうな顔をしてる写真がたまらなく好き。 彼らの生態を知れば知るほど、人間のせいで絶滅に瀕している、また、絶滅してしまった種族がいることが悲しくてたまらない。 エチオピアオオカミとリカオンの社会性にはとても驚いた。 特にリカオン。狩りに行くか否かをくしゃみで賛否を取るって笑 狩りに行ったチームは、狩りに行かなかったメスにもしっかり獲物を分け与えるそうで。 ドールという種族は産後2ヶ月ほど狩りに行けない母親の面倒も見るらしい。すごい。 それと、彼らオオカミ族には子育て要員のヘルパーさんがいるってことも初めて知った。 周りの大人たちも一緒になって子どもを育てるって素晴らしい。 人間社会も見習うべきだ……
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猫に引き続き、オオカミも見つけました。 どちらも学校は全部、買い! 2019/12/02 更新
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荘厳な表紙でノックアウトです。美麗な写真集のようでいて読み応えも有る本です。 「犬」は言うまでもなく人類の歴史と共に歩んできたベストパートナー。 翻って「狼」という言葉には物凄いパワーが有ります。強さとどこか思慮深さを感じさせる存在で、犬の仲間と思いつつも神の使いのような気がして...
荘厳な表紙でノックアウトです。美麗な写真集のようでいて読み応えも有る本です。 「犬」は言うまでもなく人類の歴史と共に歩んできたベストパートナー。 翻って「狼」という言葉には物凄いパワーが有ります。強さとどこか思慮深さを感じさせる存在で、犬の仲間と思いつつも神の使いのような気がしてしまいます。 本書に出てくる世界中のオオカミと野生の犬たちは、それぞれの地域に特化して逞しく生きています。多くは絶滅が懸念されるのですが彼らは淡々と自らの命を全うしています。とても美しい写真ばかりで写真を見ているだけでも唸らされます。 日本にはいわゆる犬、狼の野生種は狐と狸だけ。日本狼は遥か昔に絶滅しています。所が世界中で一番狼に近いのは柴犬らしいです。あんなに愛らしいのに狼の末裔とは!
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あまりオオカミに詳しいわけではないが書店で見かけ少し中をみて1度はスルーしたものの帰ってから家ではその本の中にいる美しいオオカミが頭から離れなかった。 そして購入。中を全て見てただただ思った。美しい。
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柴犬は日本犬の最古の状態で、縄文時代の遺跡から先祖の骨が発掘されている。遺伝子的にはオオカミに近い。秋田犬もオオカミに近い。
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イヌ科の動物だちが美しい写真と共に、一種ずつ紹介されていく。 使われている写真がとにかく良く、生態や特徴、食性などなど添えられる文章も簡素ながらわかりやすい。 もちろんメインはハイイロオオカミである。 分類が一目でわかるもの(系統樹とか)が最後にあればもっとわかりやすかった…。
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